触った神に祟られた

君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです

初夏現場に侵された猪狩担の2万字インタビュー

 

創世記によれば、

かつて神は7日で

世界を作ったらしい。

 

記憶を辿れば、

私の神様7日で

世界を作り変えてくれたような気がする。

 

…みたいな感じで、

去年の沼落ち回顧録が仏教スタートだったなら、今回の夏現場備忘録はキリスト教スタートで行こう。そのまま懲りずにオレの宗教・猪狩蒼弥についての独白を綴ろう。

 

鼻息荒くそう意気込んでいたものの、心変わりしました。

 

正直なところ、根が脳直ヲタクなので未だ全方位猪狩蒼弥に包囲されている状態なのですが、先日見てきた夢の世界が、猪狩さんだけの創作物ではなくHiHi Jets 5人の創造物だと言うことを、これまた猪狩さんの言葉を通して深く意識させられたので、今回は、張り切って公演全体のお話をしたい。させて欲しい。

 

限界受験生から限界大学生に進化した私の、およそ1年ぶりの物書きです。

 

元々紡ぐ言葉にやや癖があり、読みやすい文章を紡げるタイプではないことに加えて、しばらく他人の目を意識した推し語りをしていない&現場の熱が抜けきらず脳味噌が半分機能していないので、今回は輪をかけて随分と読みづらいモノに仕上がっていると思いますがあくまでも独白。いつまでもは取っておけないであろう幸せの欠片をどうにか言語化したい私が自己満足で綴るお気持ち表明文です。

 

手順を決めずに書き始めると収拾が付かなくなると見たので、今回はプロローグとエピローグを設けた上で、間にセトリを並べてお喋りしていこうと思います。

 

もし、最後までご覧になってくださる物好きな方がいらっしゃいましたら、どうしようもなく手持無沙汰な日の暇潰し程度に、コイツやたらとハッピーそうで草ぐらいの気持ちで、どうぞ緩くお付き合いくださいませ。

 

それではよろしくお願いします(?)

 

 目次

 

(血汗涙が滲む思いをしてようやくデビューを掴んだ一流アイドルに与えられるのが”1万字”だというのに、初現場に浮かれた三流偶像崇拝女は”2万字”超えの限界感情を吐き出したようなので目次を設けました。タイトルをタップすると該当箇所までジャンプしますので、もし部分的にご覧になりたい方がいらっしゃいましたら是非ご活用ください。)

 

 

 

プロローグ

Summer Paradise 2021 HiHi Jets 0730 ➡ 0818

 

夏が来た。

期間にして半月以上、公演数にして28公演。

コロナで季節を奪われた数多が心待ちにしていた夏が来た。

 

私にも夏が来た。

幸福とは何たるかを徹底的に教え込まれた夏だった。 

 

もし私が全知全能であれば、目に映った景色の全てを、耳に届いた音色の全てを、いや、この際、有相無相にこだわらず私の心を躍らせたありとあらゆるものを、何もかも全部捕まえて大切に記憶の中に閉じ込めてしまいたいけれど、あいにく私は全知全能とは似ても似つかぬ凡庸な人間なので、代わりに今日この場で、私が見た夏のあれこれを洗いざらいぶちまけておきたい。

 

※参考&記録程度にお邪魔した公演を示しておきます。

My初日:2021.08.09 13:00公演

My中日:2021.08.11 13:30公演

My最終日:2021.08.15 17:30公演

普段徳を積めていない私は”バルコ専属芸人”と化していたのですが、侮ることなかれ。HiHi Jetsさん、何処に居ても愚民を救ってくれます。風の噂で3バルはクソ席と聞いていたものの、デビュー組の現場にしか入ったことのない新米お花畑Jr.担に言わせれば、TDCなんてもはや何処でも最前。期待皆無で美味しい思いをしてしまった私には、バルコ=クソ席という概念が根付かなかったという何とも可愛いお話。

(まあ人って慣れる生き物なのでその内私も一丁前にバルコ無理とか言い出しそうですが、初心忘るべからず。何だか書きながら悲しくなったのでこの新規ハイが一生続けば良いのにという気持ち。)(ちなみに猪狩蒼弥さんが奇跡的に私のカンペを見つけてくれたのは3バルの日でした。多分視力が7.0ぐらいあります。公演前に即効ブルーベリーとか飲んでる?)

 

 

(お待たせしました。いよいよ本編です。)

 

 

1.だぁ〜くねすどらごん ▷ HiHi Jets

 『ど〜も~!HiHi Jetsで〜す!』

 

期待と緊張で張り詰めきった空気を容赦無く突き破るその声が響いたのを合図に、文字通り、私の神様が頭上から降ってきた。

 

輝く王子様衣装を身に纏って、鮮やかなメンカラマントを翻して、マイクを片手に、とんでもない煌めきを放ちながら、私の神様が頭上から降ってきた。

 

想定の7億倍声がでっけえ…(髙橋優斗)

想定の7億倍お顔が小さい…(井上瑞稀)

想定の7億倍顔と色気エグい…(橋本涼)

想定の7億倍うつくしすぎる…(作間龍斗)

想定の7億倍私の神様やってる…(猪狩蒼弥)

 

開始早々、よく分からない涙が出た。

 

何とも言葉にしづらい、えも言われぬ幸福感。まだ肌に馴染まぬ新歌詞のだぁどらが何と言ってるかもよく聞き取れないのにただ只管に心地良いのである。

 

【オリジナル曲】HiHi JetsHiHi Jets 紹介ラップ」

youtu.be

(旧歌詞ですが公式から上がってる分はリンク貼っていきます)

 

 

2.$10 ▷ SMAP

地上に降り立つやいなや、5人は纏っていた白を脱ぎ捨て、赤と黒と金に色を変える。

 

あっという間にキラキラ王子様から爆イケマフィアに早変わり。どちらも抜群に似合うし抜群に映える。蝶のようにあれよあれよと姿を変える彼らから、私は片時も目を離すことが出来なかった。

 

元々あまり好きではなかったはずなのに猪狩さんが最近あまりにもよく身に付けているから謎の愛着すら湧いてきたハンチング帽、まさかここでもお目に掛かれるとは…

 

よくよく見れば

猪狩蒼弥にハンチング。

橋本涼にハット。井上瑞稀に手袋。

(上記3人と同等に衣装を着こなしていたゆとさくに上手く言及出来ないのが大変心苦しいのですがどうかここはひとつご容赦ください)

 

王子様の衣装に浮いていた黒い帽子はそういうことかと納得しつつ、更に目を凝らせば衣装に散りばめられたのは和柄。マフィアと思ったけどもしかしてヤクザ?

 

解釈一致過ぎてペンラを天高く投げようかと思った。

 

パッと見の全体のテイストは一緒で統一感があるのに、アイテムや装飾・シルエットなどで個性が引き出されている衣装が大好きな私のテンションはそれはもうハチャメチャにブチ上がった。(ちなみに同じ理由で黄色の新衣装もとても好きでした)

 

なお、衣装にフォーカスして感想を述べたものの、$10は今回のセトリでも上位を争う私的HiHiドハマり曲。「Oh,lady!」のHiHi Jetsが頭から離れないし、何と言ってもどうして愛はお金がかかるのか疑問を呈してくださる橋本涼さんがド癖。

 

 

3.Lucky Man ▷ 嵐

度々呟いている通り、嵐がドルヲタ人生の始まりだった私、イントロ1秒で否が応でも身体が反応する。猪狩蒼弥にガツンと煽られてまたひとつ沸き立つ細胞。 

 

3曲目にして「もう死んでもいい」とすら思った。

 

それにしても$10でも感じていたが、HiHi Jetsさん、選曲と歌割りが秀逸である。猪狩さんのラップを聞けただけでお客様満足度No.1なのに、サビ前の作間井上髙橋橋本の繋がりが余りにも優勝だった。「Honey,甘い汁を吸いたきゃ俺についてきな」を作間龍斗に歌わせた人と抱擁を交わしたい。現場に足を運んだだけでこんなにも素敵な世界を拝見出来るなんて流石にLuckyが過ぎる。

 

曲終わり、既にフルスロットル。煽られて更に熱を帯びる会場。3日目になっても、客席ウェーブのタイミングがイマイチ掴めなかった私だが、ステージ上を軽やかに駆け回る彼らがとても楽しそうで心底愛おしいので、そんなことはどうだっていいのである。

 

【本家】Lucky Man - YouTube

 

 

4.青にDIVE ▷ HiHi Jets

さっきまでオラオラしてたのに急に青春の権化みたいな顔してくるのヤバ。

 

何回見ても入りのフォーメンションが可愛いので切り取ってしまいたくなる。ちなみに入りのフォーメンション直後から始まる手で波をつくる振りまでもれなく可愛いのでここも切り取ってしまいたい。波をつくる振りといえば、そのタイミングで大海原をつくるペンライトのシンクロも大変綺麗で思わず見惚れてしまった。

 

爽快感溢れるメロディの中を泳ぐHiHi Jetsを見て、そういえば季節は夏だったなと家に籠りっきりだった引きこもり怠惰女子大生もじわりじわりと季節感覚を取り戻す。

 

夏の気候をあまり好まぬ性だが、こんなに幸せなら夏もさほど悪いものではない。

 

始まってからずっと夢見心地のままだった意識がやっと自分の元に帰ってくるのを感じながら、やっぱり5人の声がめちゃくちゃ好きだなあとしみじみ。

 

 

5.One and Only ▷ 木村拓哉

 青にDIVEの感傷に浸る間もなく掻き鳴らされたギターサウンド橋本涼さんのソロ。

 

ん…?????

いや……あの………

裸ジャケットにスタンドマイクて………

 

チラリと見える腹筋。その上に覗くネックレス。

マイクスタンドに添えた手。その先に光るブレスレット。

ふにゃりと破顔した時に上がる片口角。

綺麗な金髪の奥に見え隠れするピアス。

おまけにお見舞いされる無自覚な舌ペロ 。

 

(色気爆発顔面良男大炸裂)

(客席一面卒倒瀕死)

 

セトリだけ拾って橋本涼ソロ情報をロクに仕入れぬまま挑んでいた私。意表を付かれて完全に思考が停止する。

 

"目のやり場が無いからその全てをやめてくれ橋本涼"人格と

"待ってましたいいぞもっとやれ橋本涼"人格が殴り合う脳内。

 

まさに限界。

 

混乱した私は、動かぬ頭で、今確実にめちゃくちゃキモい顔してるな自分…としょうもなさ過ぎる思案に耽ってみる。

 

人間は理解出来ぬものを前にするとあらゆる感覚が死んでしまうのだなとロクに機能していない自分のことを可笑しがりつつ、ステージ上の彼から結局目が離せなかった。

 

やっと耳に届いたサビ。

彼の歌声を聞いてハッと意識が引き摺り出される。

 

開始から継続してふわふわと漂っていたあれ?橋本涼めちゃくちゃ歌のスキル上がってない?」という微かな予感が急速にはっきりと輪郭を帯び出した。

 

歌が上手い。橋本涼

 

この瞬間、「橋本涼の声好きだな」が「橋本涼の歌好きだな」に更新された。去年の夏、配信のサマパラで披露していた『Your WURLITZER』で己の弱さを否定してくれる橋本涼も最高だったが、確実にあそこからレベルアップしている。いつの間に鍛え上げたのだろうか。隠れ努力の天才。感無量。猪狩担の私ですら気付く変化に彼自身が気付かないはずがないのに、彼は何食わぬ顔して裸にジャケットを羽織り、マイクスタンドをぶん回しながら歌を歌っている。己の努力でもぎ取った実りを微塵も誇ろうとしないその姿勢にも彼の美学を感じて思わず唸った。これぞHiHi Jetsの漢橋本涼

 

余談ですが、進化した橋本さんの歌声、瑞稀くんと掛け合わせたら大爆発間違いないなとその親和性に震えたので、来るはしみずデュエット曲披露の日を心待ちにしております。雪に願いをとかしてくれないかな。(n回目)(私利私欲)

 

それから急に偏差値2の感想になりますが、曲終わりの「続きましてぇ髙橋優斗っ♡」という在り来りな曲振りですらどこか色っぺぇ橋本涼が本当に怖かった…確実に何かを分泌してて本当に怖かったです…以上…

 

【本家】木村拓哉 -「One and Only」MusicVideo short ver. - YouTube

 

 

6.FORM ▷ Kis-My-Ft2 北山宏光 

橋本涼さんの曲振り通り、続きまして髙橋優斗さんのソロ。

 

大きな衝撃を与えてきた橋本さんのソロに負けず劣らず、優斗さんのソロもめちゃくちゃに良かったです。

 

ここだけの話、圧倒的リア恋枠としての優斗さんの実力を大いに買いつつも、自分の身をもって彼の圧倒的なリア恋力を感じられる場面が少なかった私。

 

それは恐らく彼の技量云々の話ではなく、男女別学6年選手な私のリア恋センサーの弱さが招いた結果なのですが、今回のFORMでは私のような鈍感オンナでも、”圧倒的リア恋枠 髙橋優斗の概念を浴びるように感じることが出来ました。なんだ?天才か?

 

「君が僕に強がるなら甘えてもいいんだよ?」 

攻撃力8000

「このソファでいつ寝ちゃってもいいんだよ?」

攻撃力8500

「隣でいるこの世界を僕が守ろう」

攻撃力10000

「君から溢れる全ての感情抱きしめるよ」

攻撃力12000

「僕が横で居られるのなら世界を敵に回せるから」

攻撃力14000

 

★GAME OVER★YOU LOSE★

はい。死んだ。(死んでない)

 

こんな激重デロ甘歌詞を少し鼻にかかったような直向きな優しい声で歌われるとこちらも黙っちゃいられない。そしてそんな顔するな髙橋優斗。胸が苦しくなっちゃうだろ。

 

私は断固猪狩蒼弥担だが、この時ばかりは私の中の全女の部分が髙橋優斗に靡いてしまった気がする。

 

まさに一生の不覚。

恐るべき不動のリア恋枠。

 

それだけではない。私が何より驚かされ感動してしまったのは、優斗さんが身ひとつ、ダンスと歌のみで会場を魅了しきったことだった。

 

衣装は白シャツ・ジーンズ・スニーカーと比較的シンプル。ステージ上の舞台装置も螺旋状の照明が特徴的ではあったものの大掛かりに見える仕掛け等は全く用いていない。

 

にも関わらず白く染められた客席は、あの時間、完全に彼だけのものになっていた。

 

まだまだ知らないことの方が多い優斗さんだが、従来私の中にあった彼のイメージは、図抜けたアイドル性生まれ持った主人公属性で輝いている生粋のセンター。歌やダンスの素養に欠ける私が語れる話では無いが、スキル面での印象は些か薄く、ただ、彼自身が放つ人並み外れた存在感が人を惹き付けて離さないのだろうと思っていた。

 

しかし、今回のステージを通してそれはあくまで過去の印象となった。かつてのイメージ通り、彼にはきっとがありがある。ただし、その才や華にに凭れて慢心してしまうような人間では無かったのだ。何と頼もしいセンターあっぱれ髙橋優斗

 

 

7.Summer Breeze ▷ Kis-My-Ft2

ソロ2曲が終わり再びグループ曲へ。

本当にいつも思うけどキスマイ兄さんはどうしてこんなにも良曲揃いなのか。

 

夏らしさ全開の曲に合わせて格好もココからHigh Beat衣装に変わってる訳なんですけど、彼らの代名詞ローラーがやっとお目見えする訳なんですけど、これがまた良い。

 

最初は赤白のイメージの無さから、どんなもんかなぁとおっかなびっくりだったけれども、見れば見るほど似合ってる。何でも似合っちゃうねHiHi Jets

 

9日昼公演かな?テンションが上がったのかこの曲の間奏(?)のタイミングで「みんなで踊ろうぜ!」と無茶振りしてくる猪狩蒼弥さん本当に愛おしかった。その直前客席に向かって「俺たちを見ろ!」って叫んだ猪狩蒼弥さんも私の大好きだったな。

 

ちなみにその間奏部分、ステップ踏みまくってて死ぬほど難しそうなんだけど、このステップを踏む時、必ずローラーと床が鳴る音がはっきりと聞こえて、その度に私は今此処に居て、彼らも今此処に居るのだなァと改めて現実を噛み締めていました。エモ。

 

 

8.MANTRA ▷ Hey! Say! JUMP

 嗚呼…いやはや…こちらの曲も激アツで…

 

1度耳にしてからというもの、気付けば脳内無限再生。それぐらい印象深かった。

 

ついつい気になって調べてみると、こちらの曲は西遊記をモチーフに作成されたとのことでした。遊び心に溢れてて素敵。(JUMPさんのHPに書いてあったので貼っておきます)

Hey! Say! JUMP | Fab! -Music speaks.-

 

ライブでは、題名を裏切らぬ何だか宗教チックな演出が施されていて猪狩さんに対する偶像崇拝思考つよめの私大歓喜

 

あえて見えない、あえて見せない演出。ここでライブに緩急がついて次の曲とのコントラストも一層鮮やかに感じたし、HiHiさんがどういう作戦でこの曲と演出を盛り込んで来たのか分からないけど、私は嫌いじゃなかった。

 

暗めに落とされた照明。ステージと客席とを分かつように垂らされた薄い幕。幕に投影される曼荼羅のような幾何学模様が動くのをジッと見つめていると万華鏡を覗いている時のような感覚に陥る。

 

ステージ上の彼らは、暗がりの中で1枚の布を隔てた向こう側に居るはずなのに、目を凝らしていると、彼らが確かにそこに存在する圧を感じつつ、何故か彼らがすぐ目の前に居るように錯覚してしまっていた。

 

 

9.baby gone ▷ HiHi Jets

私と彼らとを隔てていた幕が取り払われ、再び彼らを直に認識して恍惚とすると同時に流れ出すbaby goneイントロ。

 

HiHiのオリ曲の中でもbaby goneはかなり好き曲なので再び気分は急上昇。画面の中で繰り返し見ていた映像が現実として目の前に現れているのだから興奮が止まらない。

 

耳を澄ませばバンクを滑走する音が聞こえる。生で見るとバンクの迫力ってイメージ以上にとんでもないんですね。彼らは涼しい顔してるけど、この角度をあのスピードで滑ってるなんてと彼らの技量に驚愕。止まらない震えと鳥肌。激アチぃ。

 

1番だけでこれでもかと揺さぶられまくったが私は知っている。爆弾が待っている。歯を食いしばれ私。

 

そう…私は生で聞きたかった…

 

猪狩蒼弥"逃げないでGirl ここ狙ってBurn"を…

 

と思ったら2番も聞けるの?

ご馳走様です!

 

とか言ってたらあっという間。ラップパート歯を食いしばる間もなく死没。可哀想私。

 

でもやっぱり好きだな。baby gone。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「baby gone」

youtu.be

 

 

〈MCタイム〉

天真爛漫。明朗快活。自由奔放。時として乱暴狼藉。()

 

何処で書けばいいのかわかんないから一旦ここに書いとくけど生浴衣Jetsさん和服ラヴヲタクには刺激強過ぎる。浴衣越しのアクセサリーという新たなる性癖。

 

MCの内容全部は書けないので日程で分けて印象的だったパーツを以下にピックアップします。前後端折ってる部分などあるのであくまで大意として汲んでください。

 

  • 8/09 (月) 13:00

繰り広げられる究極の2択トーク

(ちょうど前夜にはいつべが投稿されてた)

youtu.be

①自担の好みを知って慌てて断髪や育毛に勤しみ出したヲタクを気遣って改めて「マジどっちでもいい」「似合ってればOK」「いきなりエクステとか付けなくても全然大丈夫」「青色のエクステ付けちゃってもいいけど」などと各方面へのフォローを入れる橋本涼さんスキ本涼でした。

②究極の2択「欲しいのは10億円or好きなメンバー」のお話で好きなメンバーが多数派となり「俺には10億の価値があるのか…本当に困ったら身を差し出して…」と思案する猪狩さんにBIG LOVE。しかし貴方は10億円じゃ足りないプライスレスな存在。困った時は身を差し出してくれなくても尽くせる限りの支援を施します。いつでも連絡ください。

③究極の2択「初デートするなら遊園地or映画館」のお話で初デート相手との関係性を深掘りして両片想いが実ったシチュエーションが設けられたことにキャッキャしちゃう猪狩さん鬼かわ。遊園地が夢の国と聞き付けてテンションぶち上がってステージの階段掛け昇って「夢を見ようじゃないかァ‼️」って叫び散らかしてる猪狩さんも超絶かわいい。この世に存在するかわいいものの中でも際立ってかわいい。かわいい。

④夢の国談議の延長戦ということで幼き日のいがさく夢の国エピソードを語ってくれた作間龍斗さん。作ちゃんが行ったの小5?小6?ってなった時に即座に小6!って答える猪狩さんにキュンとしてしまうなどしていた。静かないがさく被爆。合掌の心。

  • 8/11 (水) 13:30

www.ntv.co.jp

①野郎組告知タイム。そや「Season one」ゆと「しーずんわぁん」さく「Lesson one」という英語の発音を巡る小競り合い。猪狩さんの悪ノリに乗っかって珍しくゆうぴに頭はたかれる作ちゃん。懲りずに2人に膝カックン仕掛ける猪狩さん。猪狩さんを締めようとする優斗さん。平和だね。ところで五島律くん元気?

②コロナが落ち着いたらどこに行ってみたい談義。幽玄なものに惹かれる気持ちから海外の観光名所を観に行ってみたいと語った猪狩さん。フランスのエッフェル塔・エジプトのピラミッド・アラスカのオーロラ等々に派生して会話が弾む中、じわじわ暴かれる、事の理解度は4割程度の橋本涼。北極に行きたい談義で遂に決定打。「北極をずっと進んで行ったら南極に繋がるのかなァ」発言。会場中の人間が揃ってドン引きした雰囲気を察知してオロオロし出すも発言の何処が問題か分からず余計テンパってこんがらがっちゃう橋本さん。ピュアでキュートだし流石にオモロすぎ。

③そんな海外談義に終止符を打ったのはスパリゾートハワイアンズに行きたい作ちゃん。自称ハワイアンズ上級者のそやゆと&初心者のはしみずさくま。通の楽しみ方を教える教えないの押し問答を繰り広げた後、結論としていつかYouTube企画で行けたらいいよなというお話に。この日の公演をYouTubeスタッフさんがご覧になってたたみたいなのでみんなで必死にアピール。ハワイアンズではしゃぐ5人なんてそんなん絶対かわいいやん。叶うといいねHiHi Jets

  • 8/15 (日) 17:30

hiraite-movie.com

①ひらいて告知タイム。3回の中で1番がっつりひらいて告知してくれた作ちゃん。一生懸命あらすじを伝えてくれる様子を見ながら嗚呼西村たとえ〜(T_T)ってなった。公開前に原作もう1回読んで映画館行きたいなという気持ちになった。

 

www.ktv.jp

②かのきれ告知タイム。里中にキレ出す猪狩さん。里中と髙橋優斗が別人格であることを猪狩さんに説明する優斗さん。優斗さんに里中叱っとけと言付ける猪狩さん。里中紹介時のトラブルメーカーというワードに反応してTroublemakerイントロを1人で踊り出す橋本さん。すかさず咎める瑞稀くん。騒ぎを聞き付けて着替えずにとんぼ返りして来るそやゆと。きょとん顔の猪狩さんがスクリーンに抜かれててかわいかった。瑞稀くんの「早く着替えろ」の言葉に従って舞台上で着替えようとするそやゆと。咎め役は再び瑞稀くん。あっちもこっちも大暴れでお世話に忙しそうなリーダーだけど、よく見たらめちゃくちゃ楽しそうな顔してて何より。

③ガキの頃どんな遊びしてた談義から飛び火して持ち上がったプリキュア何の略か問題。答えが判明して一区切り着いたところで漫画談義へ移行。東京リベンジャーズを早い段階から追ってたそやみず。漫画が完結してから一気に読みたい派の猪狩さん。呪術廻戦をずっと読んでた橋本さん。家庭教師ヒットマンREBORNを激推しする優斗さん。優斗さんが一生懸命語る中、ボンゴレという単語に反応してあさりの話に持ってこうとふざけちゃう4人。アイシールド21が人生初漫画な猪狩さん。テニスの王子様にハマってテニスを始めるも1回2回でやらなくなったゆとみず。男子高校生の空気感に好きが零れそう。

④みんなの給水タイムでゆうぴ警察に見つかる作ちゃん。優斗さんに見つめられて今日のビジュが瑞稀くん仕様になってることを白状する作ちゃん。何故かアイメイクを落としたがる優斗さん。髪の毛ふわふわセット(猫っ毛だからほとんど跡形ない)&薄赤っぽいアイメイク(ちゃんと色付いてて余計に美人)で今日は一層素敵な作ちゃん。瑞稀くんにしてもらったと語りつつ「ちょっと色気出てま〜す」ってニヤニヤな作ちゃん。やはり何故かアイメイクを取りたがる優斗さん。わらわら戻ってくるはしみずいがり。橋本さんにロックオンされる作ちゃん。瞳が茶色なことを褒められて拍子抜けする作ちゃん。みんなに瞳褒められてへなへなしちゃう作ちゃん。どさくさに紛れて「かわいぃ~」って囃し立てるギャル人格の猪狩さんを私は見逃しませんでした。いがさくForever。その後すかさず「瑞稀くんも目の色茶色いよね」と話を振る猪狩さんと「おい‼️お前MCあと15分やろうとしてるだろ‼️後半行くっつってんだよ‼️」って止めに入る優斗さん。の努力も虚しく瑞稀くんの顔覗き込んで「綺麗な目してんねぇ」って呟いてる橋本さん。唐突なはしみず。止まらない瞳が茶色いトークに「この後少年たちのリハあるからって遅らそうとするなよ‼️」って釘打つ優斗さん。慌てて否定しつつ無理矢理告知に持ってってどうにか話続けようとするメンバー。相変わらず可愛いけどアイドル多忙過ぎて泣く。2公演こなしてリハとか私なら死んでる。いつもお疲れ様。いつも有難う。

 

 

10.日替わりシャッフル曲

着席のまま聞きます。ちょっとしっとりしちゃったりして。ファンサ来たりしちゃって。意識が飛んじゃったりして。黄泉の国が見えたりもする。

 

8/09 (月) 13:00 ドラゴンフライ ▷ HiHi Jets

 

拝啓 受験期にも関わらずオートリバースに狂って日々塾帰りの電車で悶えて死んでいた半年と少し前の私へ

 

聞けましたよ。オートリバース。生で。(倒置法)

 

いがさく厨な私は言わずもがドラゴンフライ信者なんですけど、いがさく以前にオートリバースっていう作品が好きなのでドラゴンフライに寄せる感情が特大。

 

曲振りされた瞬間ガチで心が叫びたがってた。

 

特に落ちサビから曲終わりまでのところが好きで好きで堪らない。”オレらの光・いがさく”っていう気持ち。いがさくと共にこの世に生を受けた02世代であることぐらいしか自分の取り柄が見つからない人生。これもまた一興。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「ドラゴンフライ」

youtu.be

 

8/11 (水) 13:30 無邪気な時間は過ぎやすく ▷ SexyZone

 

恥ずかしながら初めましてだったこちらの曲。初日公演終了後に一緒にセトリ確認してくれたマイメン勝利担が散々警告してくれてたのに完全に舐めてた。

 

入りの作間猪狩パートでボロボロに泣いちゃったし猪狩さんはそんなにやさしい顔をしないで欲しい。恋だった。その後の髙橋橋本井上の流れも本当に胸がギュッてなっちゃいまして、本当になんて曲をファンサ曲として採用しているんだという気持ち。軽率に墓を立てた。

 

ガチャ曲コンプ成功した後に振り返ってみると、無邪気が1番突き刺さったかもしれない。どの曲も本当にしんどかったけど無邪気は本当に駄目だった。会いたくなっちゃったし切なくなっちゃったし君の声を聞きたくなっちゃったんだよ…

 

8/15 (日) 17:30 らいおんハート ▷ SMAP

ガチャ曲にらいおんハートあるって知った時からセコいという気持ちで胸いっぱい。

作ちゃんソロパート後、5人で歌うサビがまぁしんどいこと。

 

失ったものはみんなみんな埋めてくれるHiHi Jets

君を守るため そのために生まれてきたHiHi Jets...

あきれるほどに そばに居てくれるHiHi Jets

 

何かただでさえしんどいオンパレードなのに、猪狩さんの挨拶の言葉なんかと重ね合わせてしまって余計しんどくなってた。今考えたら頭が悪過ぎる。でもHiHi Jetsさんって本当に失ったものみんな埋めてくれるし、私を守ってくれるし、あきれるほどそばに居てくれるので五体投地HiHi Jets最高過ぎて草。(泣いてる)

 

 

11.High Beat ▷ HiHi Jets・美少年

夏だ!浴衣だ!!Hi美曲だ!!!

 

突然ですが、20年春落ちのド新規女は定期的にもっと早く猪狩さんやHiHi Jetsさんに出会えていればと己を酷く呪うことがあるんです。(新規あるある)

 

それ故に彼らの過去に対する羨望の念って私の中では結構大きなもので、特に夏のHi美曲って衣装・ビジュ・曲の全部が毎年更新されていたりして、時を刻む指標感が強いので、みなみなサマーやおいシャンには他のオリ曲とはまた少し違った少し屈折した好きの気持ちを抱いています。”届かない”や”遡れない”や”自分のものに出来ない”からこその好きみたいな。

 

でも、繰り返しHigh Beat聞いてたら、確かに過去はきらきらと眩しいけど今年の夏も悪かねぇよなという気持ちになれてしまうんですよね。

 

過去の彼らと彼らを応援する人たちが尽くしたお陰の結果として今日のHiHiがあって、その輪に私が交われていなかった事実は残念ながら不変。でも、こうやってご縁を頂けている今、私は現在の彼らと彼らを応援する人たちの輪の中に組み込まれ、明日のHiHiを形作る一端を担えている訳で。

 

きっとまだまだ己を呪いたくなる日は尽きないけれど、それでも、出会いというのは巡り合わせで、今は今で至極幸せだなぁと。曲や演出の感想というより長々胸中吐露な文章になっちゃったけどそんな気持ち。

 

 

12.りあらぶ ▷ Kis-My-Ft2

りあらぶにびっくらぶの感情で最敬礼したい。本当にいつも思うけどキスマイ兄さんってどうしてこんなにも良曲揃いなのか。普通にアルバム欲しくなる。(本日2回目)

 

ラップパート何回聞いても 𝙄 𝙬𝙖𝙣𝙣𝙖 𝙝𝙤𝙡𝙙 𝙮𝙤𝙪 𝙩𝙞𝙜𝙝𝙩 ❓ってなるし曲自体も超好きだしコチラもやはり歌割り秀逸曲。

 

そしてりあらぶの何がヤバいって

シンメ厨を殺すデカハート。

(童貞を殺すセーターと同義語)(やめて)

 

どの公演か忘れちゃったけど、いがさくが繋いだ手で手遊びしてるところをスクリーンに抜く演出サイド共犯だし確信犯。マジで下手したら訴訟もん。

 

スクリーンに抜かれたいがさくの手を見つめつつ、ふとはしみずどうしてるのかなと視線を移したら特に何も無くそっと手を結んでいて良~趣深〜ってなった。

 

9日昼公演で脱げちゃった作ちゃんの下駄の方にてくてく歩いてスパァーンって蹴り飛ばしたクソガキ猪狩さんも好きないがさく。これは余談。

 

【無音ダンスカバー動画】HiHi Jets「サマパラのネタバレ!?」

j-island.net

 

 

13.Black Cinderella ▷ SexyZone 中島健人

お待たせしました。作間龍斗さんソロ。

 

覚悟はしてたつもりだけど終始、「アッー!!お客様ーッ!!!アッー!!!困りますお客様ーッ!!!!」ってなってた。何これ。作間龍斗っておもしれー男。

 

まず何が怖いってややルーズシルエットな衣装なのにスタイルの良さを全面的に押し出せているのが怖い。

 

推定だけど多分股下が3mぐらいある。文字通り世界を股に掛けられそう。大英博物館に行った時こういうスタイルの彫刻像居た気がする。知らんけど。

 

とりあえず緩めの衣装にヒールブーツを合わせるのは不意打ち反則だし、何度見てもドキがムネムネするのでパールネックレスはどうかやめて欲しい。背高くて健康的な彼の身体は圧倒的に男性なはずなのに、ヒールブーツやパールネックレスを身につけるとその端正な顔立ちも相まってどこか中性的に見えてしまうから不思議なものだ。

 

そんな彼が動く度に、緩めの黒衣装が舞う身体に合わせて絶えず揺らめいていて、それがまた何処と無く妖艶な雰囲気を醸していて、揺れる衣装と嫋やかな髪の黒は肌の白さと対照的で、何処を取っても目によく映えた。

 

そして次に何が怖いって計り知れぬ色気が怖い。

 

橋本さんのソロでも色っぽい色っぽいと頻りに騒ぎ立てていたが、コチラはまたタイプの違う色気。

 

橋本涼さんが着いて行っちゃダメって本能的に理解しつつも好奇心に打ち勝てず結局絆されちゃうタイプなら、作間龍斗さんはこちら側が危機を察知する間もなく気が付いたら既に手遅れになってるタイプですよね。(伝わって欲しい)

 

りあらぶで下駄蹴り飛ばされてもニコニコしてた先刻までの彼は何処に行ったの?

天井から吊られた黒い布と戯れるだけで観客が思わず息を呑むのは何の現象なの?

パフォーマンス中に視線を外したかと思えば時たま表情を緩めて微笑したりシャツをひらりと捲ってみせるのは一体何故なの?

 

もう何も分からない…私の手には負えない…

 

でもひとつ忘れてはならないのは、ここまで彼自身に没入してパフォーマンスそれ自体を楽しめたのが、彼の抜群の器用さ安定した技術が確約されているからということ。

 

作ちゃんのパフォーマンスって良い意味でこちらが無駄に緊張し過ぎずに見れるんですよね。自担の猪狩さんを引き合いに出してみると、私は彼のパフォーマンスを半ば崇拝しているぐらいの感覚で愛しているけど、例えばMake you wonderの最後のフェイクなんかはほんの少しだけ緊張する。声出るかな息足りるかな音合うかなと要らぬ世話でも少し心配をしてしまう。でも作ちゃんについて考えてみると、どの曲のどのパートでも大丈夫かな?と身体を強ばらせて彼の所作を見守ったことがない。今回含め毎度感服です。安心と信頼の最強オールラウンドプレーヤー 作間龍斗

 

 

14.ペットショップラブモーション▷ Hey! Say! JUMP 知念侑李 中島裕翔 髙木雄也 伊野尾慧

終始カオス空間。ペトラってペトラで合ってる?()

詳細を思い出そうとすると頭痛がするのでめちゃくちゃ雑な要約で乗り切ります。

  • 8/09 (月) 13:00

トラ型ペットロボット 髙橋優斗 がドSモードで大暴走回。

ドSのトラさんが大好きなカマキリさん 橋本涼 のヒューマンの部分を露出させるトラさん。

毎朝トラさんのドSな姿に元気をもらっている木 猪狩蒼弥 を労ったかと思いきや突如葉を毟り出すトラさん。

トラさんがドSモードしてくれないのが悲しくて耳まで折れちゃってたウサギさん 作間龍斗 に野球大好きモードで応戦させられるトラさん。

アピールに選ばれたのは野球大好きモードで元気になって耳も元に戻ったウサギさん。謎のステップを踏んだ後「I'm Rabbit!」と自己紹介を行うも、再び凹んで耳が折れる。狂気の沙汰。

  • 8/11 (水) 13:30

トラ型ペットロボット 髙橋優斗 が引き続き大活躍中。かわい子ちゃんモードを起動させられて無事迷走。「いちご食べたいしお祭りに行ったらリンゴ飴食べたいし金魚掬いたいし君も掬いたい」(?)

ツンデレカマキリさん 橋本涼 と何故か恋仲っぽくなるトラさん。告白されてドキドキするツンデレカマキリさんにりあらぶのはしゆとイチャイチャの続きを持ちかけるトラさん。

「観葉植物はペット」と声高に主張するめちゃくちゃ喋る木 猪狩蒼弥。お客様 井上瑞稀 の小さな頭に思いっきりのしかかってハリーポッター組み分け帽ネタを敢行。グリフィンドーーール。

ジャクソンと名乗るハットを被った謎キャラ 作間龍斗が登場。狂ったテンションのまま、何とも言えないダンスと滑らかなムーンウォーク披露。アクロ披露の為にハットを脱げば、さながら日本代表の体操選手。アクロは華麗だったが状況は悲惨。

アピールに選ばれたのはトラさん。ランダムボタンを設けてしまった結果、ジャクソンモードの無茶振りに遭い、ジャクソンのハットがトラさんの手に渡る。トラさんが必死にジャクソンに徹するが、360°どこから見ても地獄。

  • 8/15 (日) 17:30

トラ型ペットロボット 髙橋優斗 続投。トラではなくタイガーという呼び名にやたら拘る。ミラクルボタンを押されて困るトラさん。何かもうやめてあげてくれ。

俯き気味のカマキリさん 顔を上げれば 猪狩蒼弥総合格闘技を嗜むフットワーク軽めのカマキリさんの必殺技はジャンピング二ー。RIZINとか出てるらしい。弱そう。

大木の幹かと思ったら逞しい腕でした。鍛え過ぎで人間の部分が表出しちゃった木 橋本涼。カマキリさんが木を威嚇。木の得意分野は絞め技。負け戦には臨まぬカマキリさん、木に対してめちゃくちゃ腰低いと見せかけ、意表を突いてジャンピング二ー。

ロックバージョンウサギさん 作間龍斗。小型送風機みたいなヤツ持って入場。どよめく会場。ウサギさんが満を持してロックパフォーマンス披露しようと足を広げた瞬間、そこそこの音を立てて衣装の何処かが破れる。一旦股辺りを手で抑えて最悪の事態を回避しようとするウサギさん。最悪の事態が起きているか確認しようとウサギさんに群がる4人。会場至る所から漏れる堪え切れぬ笑い。安全の確保を確認し、再度パフォーマンスに臨むウサギさん、突如送風機の電源をONにして顔に当てる。ウサギさんの奇行に再び失笑する会場。今年の夏はここで1番笑った。

アピールに選ばれたのはカマキリさん。ウサギさんに勝負を挑むカマキリさん。睨み合いの後、何故か送風機を顔に当てられるカマキリさん。髪で風で靡くようフードも外してサービス精神旺盛。送風機にハマるHiHi Jets

 

 

15.Prince Princesses ▷ Prince

 混沌世界をなかったことにしてくれる、井上瑞稀さんソロ。

 

丁寧に歌う彼から、丁寧に踊る彼から、絶えず放たれる輝きが眩し過ぎて思わず目を細めたくなった。

 

アイドルのイロハ全部詰め込みましたみたいな姿。

 

驚くほど愛らしい。この上なく愛らしいのだけど何処か高潔でもある立ち居振る舞い。幾ら手を伸ばせど決して届かぬ歯痒さを孕んでいて、でも相手がこちら側に最大限歩み寄ってくれるからこそ、届かないと分かっていてもこの光に近付きたいと人を藻掻かせてしまう存在。

 

言葉にするのが難しい感覚だけど、「彼は確かにアイドルだ」とこのソロ曲を通してよく実感した。

 

ここまでノンストップで語っている通り、私は今回のサマパラで五者五様に魅せてくるメンバー、それぞれに心を動かされ、熱い想いを抱かされた訳だが、中でも瑞稀くんは私の中での印象が1番大きく変わった。

 

私はどうやら彼を勘違いしていたようで、彼は想像の何倍も温かみのある人間だった。私は何処かで彼のことをもっと淡白な人間だと思い込んでいたのである。 

 

井上瑞稀といえば歌もダンスもグループ屈指の実力者。

それに加えてアイドル歴も中々の物。

 

個性の殴り合いが起きそうなHiHi Jetsの中でこそ、真ん中の男などと揶揄されているが、やはり確実に隅には置けぬ人材であり、自分の手で培ってきた高いスキル酸いも甘いも嚙み分けた長い時間が育んだ芯の部分は誰にも手が出せない神聖なモノだろうと信じてやまなかった。

 

実際、恐らくその見解自体は間違っていなかったのだが、だからといって彼がただ真っ白なだけの穢れなきお手本堅物アイドルだったのかと聞かれれば答えはNoだ。

 

確かに職業アイドル10年選手、人生の凡そ半分をアイドル活動に捧げ、アイドルに徹してきた彼が放つ神聖さは伊達なものではなかったし、胸中に秘めたる熱い想いが生半可なものでは無いことも節々から汲み取ることが出来た。

 

しかし、ファンやメンバーに注ぐ視線の柔らかさや、心底楽しそうに笑い声を響かせている時の溌剌さを通して、彼の見る世界が、彼の中に広がる世界が、私の想像していたソレよりずっと色彩豊かだと気付かされたのである。

 

ソロ歌唱中も絶えず会場中に微笑みかけ、揺れる赤のペンライトを愛おしそうに見つめ、最後キャンバスにサインを残す時は、メンバーのおふざけ見つけて嬉しそうに声を上げ、必ず、「有難う。また会おうね。」と伝えてくれた彼の輝き。

 

あの柔らかさや溌剌さは色彩豊かな世界が見えている者だけに許された特権だ。瑞稀くんは私の想像よりずっと愛情深く、遊び心を忘れることのない、無垢で暖かな少年

 

HiHi Jets リーダー 井上瑞稀

その選択が誤っていないことをもう一度深く悟ると共に穏やかな気持ちに満たされた。

 

 

16.Klaxon ▷ HiHi Jets 猪狩蒼弥

大本命。猪狩蒼弥さんのソロ。

 

今、この瞬間はここが世界の中心になっているんだなと幾度も本気で思った。

 

そのぐらい蒼と白の光に照らされ、緑の光に囲まれた彼のテリトリーが静謐で神秘的に見えたのだ。

 

自分でも書きながら「気色悪いなコイツ…」と思うが、私は猪狩さんの外見は勿論のこと、彼の哲学や言葉や概念を含む内面的な部分が大好きな女なので、猪狩蒼弥の世界に溺れられる彼のソロ曲を本当に狂おしいほどに愛している。

 

彼の創造する世界が分かりそうで分からないギリギリの境界線にあっても、全く理解出来ない範疇にあっても、想いを巡らせば巡らすほど脳が滾って仕方無いし、彼の聖域を守らせて欲しいと誠に勝手ながら意気込んでしまう。

 

早いものでKlaxon初披露からおよそ1年。

 

Klaxonといえば、いよいよ猪狩蒼弥から抜け出せなくなって焦っていた私が容赦無く突き付けられた至極の一曲。

 

猪狩蒼弥=『Fence』”という通念は、当然私の中にも植え付けられているが、リアルタイムで初めて突き付けられたという点において、Klaxonは私の中でFenceと同等に脳裏に強く焼き付いている作品である。

 

作詞作曲から映像構成のディレクションまで手掛けた同い年 当時17歳の猪狩蒼弥

 

そんな彼のパフォーマンスそのものに殺された後、伝記で作品語りをされたり、自筆小説の伏線回収をされたりと、念入りに殺し直されたのだからまあ無理もない。意図せず猪狩蒼弥の洗礼を受けてしまったという訳である。

 

しかし、だからこそ、スクリーンの映像が恐らく去年のそれと同じものであろうことが、かつての画面越しの夢が1年越しに現実となってくれたことが純粋に嬉しかった。ただ、猪狩さんにひとつ伝えておきたいのは、EXシアターだろうがTDCホールだろうが、Klaxonが恐らく客の寝かしつけには向く曲ではないということだ。微睡みと共に浪費する音楽としては些か高尚過ぎる。特に貴方を愛する者にとっては。

 

そして、平然とKlaxon語りから始めた私だが、Klaxonの前に

猪狩蒼弥ピアノリサイタル

という特大イベが開催されたことを人類は忘れてはならない。

 

何と言ってもグランドピアノに激弱過ぎる私。

 

レポを見た時点で泣いて悶えて取り乱していたというのに、選曲が久石譲ジブリを愛した全私がスタンディングオベーション。私の人生史上1番泣いた『Summer』だった。というか『Summer』で泣く日が来ると思っていなかった。自分の葬式のBGMを選べるなら、彼が奏でたこの曲を選びたい。

 

嗚呼、猪狩蒼弥

 

白基調の衣装、パーカーを羽織ってふらりと現れた猪狩蒼弥は、こちらの緊張を他所に飄々としていて、極めて自然な動きでピアノの前に腰掛ける。耽美だ。

 

躊躇うことなく動いた手が奏でた音を聞いた私は、直感的に思った。

 

「ピアノの音まで猪狩蒼弥だ。」

 

至って真剣。コイツ何を言い出したんだと笑わないで欲しい。というかあの音を聞いて同じ感想を抱いた観客が、あの場に少なからず居たのではなかろうか。

 

私は、楽器を嗜んだことがない人間なのでピアノ演奏の巧拙が分からないが、彼の演奏は彼らしさに溢れていて良いなと思った。別に超絶技巧とかそういう話ではない。むしろ素人でも乱れを感じる瞬間が何度かあったりした。でも、彼の演奏は彼らしさに溢れていてとてもいいなと思った。音が立っているというか、特に冒頭部分、1音1音がはっきりと鮮明に聞こえる。その後、音の数が増えるに連れて、音の粒は調和を持つようになるのだけど、決して埋もれたりはしない。全部の音が耳に届く彼のピアノの奏で方は、優しさ強さを兼ね備えた彼や、自分を持ち続ける事他を尊重する事の両者を決して怠らない彼を象徴しているようでとても美しかった。

 

これまた紡ぎ難い感覚だが、兎にも角にも私は猪狩蒼弥に勝てないのである。

 

頼む。天下を統べろ猪狩蒼弥

私の全てを掌握しろ猪狩蒼弥

 

 

17.Make you wonder ▷ HiHi Jets

 Klaxonを抒情的に歌い上げた猪狩さんが再び鍵盤に手をかけて音楽に合わせて音色を奏で始める。空を漂った音が吸い込まれて消える。

 

と同時にスクリーンにデカデカと映し出される

"Take to the top"の文字。

 

スクリーンの前に浮かび上がるゆとさくのシルエット。

 

頂点まで上り詰めて欲しい。頂点まで連れて行って欲しい。

脳が痺れてそれ以外の全ての感情が無に帰す。

 

暗闇を引き裂いて颯爽と赤い光を連れてくる橋本涼。その対角の位置に青い光を灯す井上瑞稀。華麗に舞う2人を皮切りに各々のスタイルで美しく滑走しながら、所狭しと観客を魅了する5人。

 

全員がステージ中央に集結し直し、瑞稀くんのフェイクが響き、ライブもいよいよクライマックスに突入。

 

『未知なる道 突き進もうか』でいがさくが背中を合わせたその景色が脳裏にこびりついて、どうにかして2人に、否、どうにかしてこの5人に「ただただ幸せになって欲しい。」と祈らずには居られなくなる。

 

今を貪欲に生き尽くす彼らが全身全霊でパフォーマンスしてくれるからこそ、歌詞の一語一語が加減無しに私の胸の奥底まで突き刺さしてくる。息が苦しい。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「Make You Wonder」

youtu.be

(なんと9月12日にMake You Wonderのステージパフォーマンス動画が公開されてしまいました。曲の繋ぎ部分から贅沢に収録されている超優良動画。興奮しつつ慌ててリンクを掲載。噂によると8月11日夜公演とのことです。私の拙い言葉では語り切れなかった尊い瞬間をどうか本物の映像でどうか皆様奮ってご覧くださいませ。)

 

18.HiHi JetsHiHi Jets

忘れちゃいけない。心酔しきったヲタクたちをおセンチ気分のままではおうちに返してくれないのが我らがHiHi Jets

 

何度聞いたか分からないお馴染みのイントロ。

 

瑞稀くんが、猪狩さんが、立て続けに「ラストスパートだ」「騒げ」「上がれ」「着いてこい」と会場丸ごと引っ括めて煽り立てる。

 

歌詞を見れば相変わらず「君とJETなDOするLIFEなう」などと意味の分からぬことを宣っているのだが、ここまで来ると、意味が分からずとも、彼らが歌うその全てが愛おしいと思う。全部纏めて軋むほどに抱き締めてしまいたいと思う。

 

曲終盤、優斗さんに力一杯煽られて、HiHi Jetsのその名を力の限り叫べないこの世界を、この日初めて、心底悔しく心底憎く思った。

 

逆に言えば18曲目まで声が出せないもどかしさすら感じさせぬほど圧巻のライブ。

 

いつか彼らの名を全身全霊で呼べる日が来たなら、私はきっとまた泣いてしまうのだろう。その日を迎える為にも、私は愛ある限り5人の為に力を尽くしたいと強くただ強く思い直すのである。

 

【オリジナル曲】HiHi JetsHiHi Jets

youtu.be

(9月19日、猪狩さん18歳最後の日にHiHiJetsの映像も公開されてしまいました。えげつない勢いでライブ動画が配信されるので心底感謝しつつ少し引いています。こちらも是非ご覧くださいませ。)

 

 

〈挨拶〉

ここまで終始泣いた泣いたと綴っていた私だが、本当に1番泣いていたのは間違いなく挨拶。

 

この挨拶の欄、空白のまま進むかかなり悩みましたが、大した取り柄も持たぬ私に出来る数少ない営みのひとつが、彼らの生き様や伝説までの道のりを、拙い語り部として此処に残しておくことではないかなという結論に達したので、但し書いた上で、今回は私の心に留まった部分を抜粋して書き付けます。

 

彼らの哲学を捻じ曲げたくない一心でTwitterのレポ等と照らし合わせて大きな取り違えが無いか確認しましたが、追い付かない部分も多々あったのでニュアンスは各々で汲んでくださると助かります。

 

というか叶うのならばどうか是非、彼ら言葉は、彼らの口から、いつか直接聞いて欲しい。

 

正直なところ、私がこんなところで中途半端に零してしまうのが勿体無いと感じるぐらい彼らの言葉には価値がありました。

 

  • 8/09 (月) 13:00

 橋本「ジャニーズでこうやって活動していく中でたまに聞かれるんですが、君はどんなお仕事がやりたいの?とか君は何が好きなの?とか。俺いつも困ってしまうんですよね。何でかって、全部好きなんですよね。こういうライブも、お芝居させてもらうことも、バラエティ出させてもらうことも、全部大好きだから俺はジャニーズに居て楽しいと思うし、ジャニーズが1番好きだし合ってるんだなって思ってます。」

 

猪狩「皆さんは本当にどんな時も俺たちが、どんなにつまんない人生になったとしても俺たちが楽しませるので、そのつもりで皆さんも人生を楽しんでいただければなとそういう風に思っています。」

 

作間「伝えたいことは沢山あるんですけど、どうしても上手く伝えられない。4人の助けが無いと中々上手く短時間で伝えられないんですけど、やっぱりこうして生でLIVEが出来ると言葉じゃなくても何か熱とかそういうもので、何かが皆さんに伝わっていればいいなって思ってます。だからこの生で何か共有出来る時間というのはすごく貴重な時間で僕にとっては本当に大切な大切な時間です。」

 

井上「一緒に頑張ってた人がいつ居なくなってもおかしくないような世界でこうして、まだ僕ら5人の歴史っていうのは本当にまだ浅いものですけど、こうして毎日同じ時間を過ごせていること、凄く嬉しいなって心から思っています。だからこそ、もっともっと僕らの歴史、これからも僕らがもっと5人で居てもっと未来で振り返られるような、未来で振り返った時にこんなことあったよねこんなこともしてたよねって沢山笑えるような時間を思い出せるような時間を皆さんと共に今後も作っていければいいなと思います。」

 

髙橋「今は5人で前を向いて進んでいけている姿、というのは凄く毎日充実していて、当たり前じゃないですから恵まれてるなと思いながら、そしてこんな僕たちに着いてきてくださるファンの皆さんがいらっしゃって、そしてこんな僕たちに仕事をくださる皆様、ひとつひとつを感謝して噛み締めながら、これからも全力で皆さんが応援したいと応援していきたいと思えるようなグループに、これから僕たち5人でどんどんどんどんもっと力を合わせてなっていきたいと思います。これからも僕たち5人をよろしくお願いします。」

  • 8/11 (水) 13:30

橋本「今こうして普通に世の中生きてるだけで辛いことやムカつくこと、嫌いな奴とか沢山出てきたり、嫌なことがいっぱいあったりすると思うんですけど、それは正直しょうがないと俺は思ってるんですけど、そういう時に自分がどういう考え方をすればもっと楽しく人生過ごせるかなって思った時に、割とどんなことも気楽に考えて、まぁこういう奴もいるよなとか、これも人生経験だって笑っていけば結構何事も乗り越えられるんですよね。」

 

猪狩「このライブに来てくれてる皆さんと所謂ファンって呼ばれてる皆さんはちょっと違うなと思ってて、お客さんはやっぱり向き合わなきゃいけない、ステージからしてお客さんたちが向き合ってる体制にあると思うんですけど、ファンの方々はどっちかと言うと向き合うというかは、皆さんは僕たちの追い風。俺たちがステージに立ってる時間は皆さんを勿論見つめてますけど、ファンって呼ばれてる方々はきっと俺たちと同じ方向を見つめているのが良い事なのかなってそういう風に思ってるんですよ。なので皆さんが俺たちが見ている景色に共感して皆さんもそこを目指してくれるようなそういう世界に俺たちが出来たらなと思っています。」

 

作間「僕、座右の銘が元気がいちばんなんですけど、ふざけてる訳ではなくて、本当に元気って大事なことなんですね。だから今日も僕たちがこうしてステージに立って皆さんが元気になってくれればいいなって。何か色々ありますからね、人生って人それぞれ。そんな時に何でもいいからとりあえず元気が欲しいと思ったら僕たちを見たいって思ってくれるようなそんな風になりたいなって思ったりもします。なのでこれからも、何かこいつら見たら元気になれるわみたいな、そんな風に思える人がどんどんどんどん増えていったらいいなって思ってます。だからこれからも、座右の銘は元気がいちばん。これで進んでいきたいと思います。」

 

井上「朝とか僕は本当に弱くて、でもそういう時にやっぱり作ちゃんの元気には実は励まされているというか、本当に支えられてるなって思いますし、他の3人もそうですけど、そして何より僕は皆さんの笑顔に支えられております。このライブ会場、ここで僕が何かした事によって皆さんから貰えるリアクション、そのスピード感と言いますか、自分が今この場でした事に対してこの場で何かを受け取ってもらえるというのは本当に有観客ならではというか。やっぱりこの中々ライブが出来なかった2年間というのはやっぱり少し寂しいなという思いはありました。けどこうして今また皆さんと会うことが出来て自分が伝えたいことを少しでも受け取って貰えたら嬉しいなと思います。」

 

髙橋「毎回毎回伝えてるんですけどやっぱり皆さんが居てくださるから、僕たちはこうやってステージに立つことが出来ますし、これからまだまだ僕たちのグループとしての道は始まったばかりで、本当に他を喰ってくつもりでガンガン攻めて、それが僕たちの戦い方なのかなと思いながら日々過ごしています。という中でこうやって皆さんが集まってくださることの大切さというか。人生って割とあっという間だなと僕は思っていて、どうなるか分からないというところがあると思うんですけど、皆さんの限られた時間の中で、こうやって皆さんの大切なお時間をこうやって頂戴して、僕たちがパフォーマンスさせて頂く、目の前で僕たちの5人の空気感を皆さんに楽しんでいただくというこの環境というのは本当に当たり前じゃないですし本当に幸せなことだなと思っています。」

  • 8/15 (月) 17:30

橋本「JUMPさんが主役でやっていたこのTDCを、何年か後にこうしてメインのグループの一員として立ててることが、何かまだ実感が湧かないというか凄い幸せなことなんだなってすげぇ思います。あの頃Hey! Say! JUMPさんが立っていた場所にこうして立てていることを、すげぇ喜んで嬉しいって思って今こうやってライブしてます。逆にこれからもっとでっかい男になるためにもっともっと頑張っていくのでこれからも俺たちHiHi Jets5人に着いてきてください。」

 

猪狩「勿論好きです。大好きです。この5人が。でもそれだけじゃなくて、この5人が好きだからとか、この5人と一緒に居たいからお友達だからってことじゃなくて、ある種、俺は俺の為に、この5人で居ないと俺の行きたいところには行けないなって思ってるんですよ。俺が行きたいところに行くにはこの5人じゃないと絶対達成出来ないし、だったらこの5人じゃなくなっちゃうんだったらどうせそこには行けないんだからやめる。そういう意味合いで僕はずっとこの5に拘っているんです。だから何て言うんですかね、本当に俺はこの4人を信頼してるし、この4人をビジネス的な意味でも愛してるし、人としても愛してるし、俺は本当にこの5人でずっと居たいなとそう思ってるんです。その為には、やっぱり皆さんにとってこの5人が掛け替えのないものじゃないといけないというか、皆さんが求めていただいて初めて成立する職業だと思います。皆さんが俺たち5人であることに意味を見出してくれる。それぞれ 猪狩が好き 井上が好き 髙橋が好き 作間が好き 橋本が好き。別に個人でひとりでやっても着いてきてくれる方いっぱい居ると思うんですよ。ただ、この5人で居ることに対する付加価値というか、そういうのを皆さんに永久的に提示していければと、僕は本当にそういう風に思っています。なので俺はこれからもずっとこの5人で居たいなとそういう風に思っています。」

 

作間「毎公演毎公演やっぱり思い入れというか記憶にしっかりと残っています。見てびっくりした団扇だったりえげつない勢いで振るペンライトがあったり本当に毎公演毎公演違う方が来てくださって僕たちのことを見てくれてるんだなという風に実感が沸いてきました。皆さんの顔を見てライブするっていうのは本当に楽しいことだなと。」

 

井上「この2年間とか中々ライブが出来ない時間っていう間に色んなお仕事をさせていただいたんですけど、やっぱりこうしてステージに立つ時間って言うのは僕にとって何より特別で何より好きで、本当に皆さんとつくっていく時間というのは本当に掛け替えのない、今日もその掛け替えのない時間になりました。本当に1公演1公演、しっかりと胸に刻んでこれからまた1歩1歩着実に進んでいきたいと思っています。」

 

髙橋「先輩のコンサートを見に行かせていただいたりする時に、俺たちだったらどうするかなとかよく5人で話してたんですけど、いよいよ初めてのアリーナクラスのコンサートということで、それが徐々に徐々に現実に近付いていってる感じ、凄く毎日ワクワクしてますし、でもやっぱり絶対に成功させなければならないというそういう気持ちもあります。なのでもっともっとHiHi Jetsの全体の熱量というのを上げていって、頂いたお仕事全てをもっと求められた以上にお返ししたいですし、ファンの皆さんが応援しなきゃじゃなくて、HiHi Jets応援したいわ盛り上げたいわ盛り上げてあげたいわって思って貰えるような活動をして、僕達もそんな5人で居たいなと思います。」

 

切り取った部分を活字に纏めて伝わるのか分からないけど、先述の通り、5人の言葉には、確かに価値があったのです。

 

本当に凄いなぁとただただ感動してしまったのは、5人が5人とも、”言葉で他者の心の琴線に触れる力”みたいなのを持ってたこと。歩く国語辞典こと猪狩蒼弥だけじゃなくて、5人それぞれがそれぞれの言葉で、それぞれの伝え方で人を動かせるというのは、この上なく素敵なことだと思う。

 

これはあくまで持論だけど、語彙力って本を読むとか辞書を引くとかそういう小さな積み重ねが苦にならない限り意外と地道に培える力で、でも逆に”言葉で他者の心の琴線に触れる力”っていうのは、選ばれた人にだけ授けられた魔法みたいな力だと思うから、知ってか知らずか分からないけど、そんな魔法みたいな力を持ち合わせた5人が同じグループで同じ未来を目指していることに胸を強く打たれた。

 

 

19.駆ける ▷ HiHi Jets

 そんなことを考えつつ毎回グズグズになったまま臨むことになる最後の曲。

 

必死に涙止めようとしてもHiHiの5人の手と同じように空を切るペンラが綺麗で、落ちサビを歌う5人が凛々しく前だけを見据えているのが胸熱で、ライブが終わろうとしてるのが寂しくて、塞き止められない量の水がまた目から流れ出る。

 

面白いのは、この後アンコールあるって頭で分かってても、HiHiがはける時、毎回この世の終わりみたいな気持ちになってしまうこと。かわいいねヲタク。

 

最後に流れるオルゴール部分でサマパラ期間のオフショかな(?)写真のスライドショーがあるんですけど、猪狩さんがキーボードでピアノ練習してるらしき写真とか、いがさくが並んでる写真とか、5人揃って笑ってる写真とか、色々思いを馳せたライブ後だからこそ凄くグッと来ちゃうものが多くて最後までちゃんと苦C超えて苦D。

 

愛が募って仕方ない写真しかなかったから伝記とかで小出しにしてくれたりしないかなと淡い期待を寄せたくなる。というか写真として売り出してくれたらめちゃくちゃ買います。マジで。ちなみに全日挨拶を収録した教典も売り出してくれたらめちゃくちゃ買います。彼らの言葉を携帯したい。これもマジで。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「駆ける」(セトリ位置に秒数指定済み)

[http://:title]

 

 

20.Telephone ▷ SixTONES (アンコール)

アンコール1曲目。10秒カウントダウンさせといて『Four』で登場するのめちゃくちゃ性格悪くて大好き。

 

キラキラの吹雪と一緒に再登場するHiHi Jetsです。Telephoneも歌割りが天才。特にラップパートの猪狩さんからサビ前の橋本さんで好きが爆発しました。

 

個人的にラップにおける声質かなり重要だと思っている私は、田中樹さんの声をマジでラップ映えする声だよなとつくづく感じていて、あの昂っても上擦らない声を相手に、若干声高めの猪狩さんはどう太刀打ちするのだろうかと密かに楽しみにしていたのですが、変に小細工せず、正面切って自分のスタイルで挑んだ猪狩蒼弥さんに全私が熱狂。そしてその後、ジェシーさんから京本さんに繋がれるパートをしれっとひとりで歌いきった橋本涼さんにも拍手喝采

 

先輩グループの曲を披露する時って明確な比較対象が最初から出来ちゃってる訳だし、そもそも勝つためのカバーではないはずなんだけどどうしてもって本家には勝てないっていう評価を下されがちだし、よくよく考えたら超難しいことやってますよね。それでも腐ったり驕ったりせず、自分たちの総力上げて真っ直ぐ戦おうとするHiHi Jets、マジで愛してる。

 

【本家】SixTONES「Telephone」from LIVE DVD/Blu-ray 「TrackONE -IMPACT-」(2020.01.07 YOKOHAMA ARENA) - YouTube

 

 

21.Eyes of the future ▷ HiHi Jets (アンコール)

 アンコール2曲目。本当の本当に最後の曲。

 

High Beatでちらっとお話した通り、普段ふとした瞬間にもっと早く猪狩蒼弥に出会えていれば云々のたられば話にひとり耽ってひとり沈むこともある私ですが、アイズオブで彼らを目の前にしている間だけは、猪狩蒼弥に出会えた自分のことを無条件に手放しに心の底から肯定したくなる。

 

だってこの曲は希望を、希望だけを歌ってくれる曲だから。

 

曲終わりに猪狩さんが必ず叫ぶ「皆さん本日は有難うございました。毎回言ってるんですけど、皆さんが着いてきてくれれば、俺たちずーっと5人で居ることが出来ます。なので皆さん、最後まで俺たちに着いてきてください。今日はどうも有難うございました。 」っていう言葉。何度聞いても胸に突き刺さって抜けなくなる。

 

これは尾を引く現場の熱に浮かされた私の戯言だけど、猪狩さんに出会ってからずっと、彼が紡ぐ言葉は〈呪い〉=〈まじない / のろい〉だなぁと思ってて。

 

彼が紡ぐ言葉って〈まじない〉と呼ぶには痛々し過ぎて、〈のろい〉と呼ぶには愛に塗れすぎた〈呪い〉の塊だなと思ってて。

 

そんな私が初めて生身の彼に対峙して、「嗚呼今この瞬間に私は彼に〈呪い〉を掛けられたんだな」と強く感じた瞬間は本当に沢山あったけど、どの公演を回顧してもこの最後の瞬間はいつも1番色濃くその感覚に襲われていて。

 

絶えず彼に生かされている私と、彼に生かされることで部分的に彼を生かしている私。

 

偶像と崇拝者な彼と私の関係は少なからず歪な側面を孕んでいるに違いないけど、たとえ、この関係が盲信や崇拝と愚弄される類の物であったとしても、私はそれでも彼を愛したいし彼に愛されたい。

 

もはや今綴っている気持ちは感想でも何でも無いし自分が何を言っているのかもよく分からなくなってきたからもう難しいことは何も言えないけど、

 

Gonna be a Legend, HiHi Jets.

伝説になってくれ、HiHi Jets.

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「Eyes of the future」

youtu.be

(こちらのブログを投稿した翌日、8月18日22時、彼らの初MVが公開されました。地球が滅亡するまで伸び続けて欲しいと思っている最高コンテンツなのでURLをそちらに差し替えておきます。彼らなりの決意表明の形を、是非一人でも多くの方に。)


 

 

 

エピローグ

な~んかアイズオブの締め括りが想像以上に終わり感つよくなっちゃって、これエピローグ要る?ってなったけど、情緒も語り口も話題も支離滅裂な文章を、もし本当にここまで読み進めてくれた方がいらっしゃるのなら、激重限界感情だけを投げつけて終わるのは酷な気がしたのでまとめを。

 

急にラフな言葉になるけど、ここまで長々と言葉を紡いで結局何が言いたかったかというと、HiHi Jets猪狩蒼弥が贈ってくれる幸せが何より好きだってことを初めての夏現場を通して深く深く再認識出来たよということです。有難うHiHi Jets

 

引き続き親愛なる彼らに最大限の愛と感謝と敬意を。

心の底から。

 

最後になりましたが、猪狩蒼弥さんをはじめとするHiHi Jetsの5人、それから下らぬ2万字インタビューにお付き合いくださいました心優しき皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2021.08.17.

 

(精神力だけで書ききったのでまた時間作ってゆっくり推敲します。誤字脱字等々たくさん転がってるかと思いますがどうぞお手柔らかに。)

 

youtu.be

(11月になってダイジェスト動画まで公開されてしまいましてもうどこに貼るべきか分からなくなったので末尾にしれっと失礼します。)