触った神に祟られた

君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです

拝啓 今日からラストティーンを生きる貴方へ

 

親愛なる猪狩蒼弥さん、

19歳のお誕生日おめでとうございます。

 

何が出来るわけでもないしがないヲタクですが、心よりお祝い申し上げます。

 

走る気持ちに任せて勢いで沼落ちブログ【猪狩蒼弥沼落ち回顧録 - 触った神に祟られた】を綴った去年の今日から早くも1年。相変わらず愛おしくてたまらない猪狩さんの誕生日に寄せて、今年もひとり喋りをしてもいいかなというのは前々から思っていましたが、私にとっての2回目のお祝いの今日に何を語るか少々悩みまして。

 

募り募った感情を1番上手に昇華出来る題目って何だろうなあと考えた結果、今年はシンプルに猪狩さんの好きなところについて、年の数だけ集めてみようかなぁと。

 

ラストティーンって何だか特別だし。(?)

 

『貴方の顔も声も名前も身体も感性も言葉も才能も哲学も生き方も全部好き!』な私が思案しまくってどうにか絞りに絞った19個です。珍しくギリギリ1万字以内に収めておりますが相も変わらず毒にも薬にもならぬ重たい拙文です。暇つぶし程度に緩く見守ってやってください。

 

それではスタート。

 

 

1.自分を愛しているところ

 

「ひとがひとでなくなるのは自分を愛することをやめるときだ。自分を愛することをやめるとき、ひとは他人を愛することをやめ、世界を見失ってしまう。自分があるとき、他人があり、世界がある。」

 

この言葉、小学生4年生の時の担任の先生が「貴女に読んで欲しい」と私に手渡してくれた詩集の中で付箋が貼られていた詩の一部で、今でも時々読み返して反芻するくらい大切にしてるんですけど、好きなところ19個の1番目を飾るに相応しい猪狩さんの好きなところって何だろうって考えてみた時に、猪狩さんの全部が好きな私が勝手に抱いてる"猪狩蒼弥猪狩蒼弥たる所以"ってコレに当たるんじゃないかなとふと思ったので1番最初に引用してみました。

 

猪狩さんに出逢って1年半の時間を溶かすうちに気付いてしまったけど、猪狩さんって本当に底抜けに真に愛情深い人で、アイドルやってる彼の存在って一挙手一投足あるいは一言一句どこを取っても彼の愛に満ち満ちているなと感じます。

 

猪狩さんはよくその自己肯定感が高さを評価されるし、よくその自己肯定感の高さに羨望の念を向けられる。私もしばしば猪狩蒼弥みたいに生きられたらなって思う。でも、それと同時に、彼の自己肯定感の高さの構成要素は天性の物だけじゃないんだろうなとも思うのです。勿論、素敵な家族の愛情を浴びて伸び伸び自由に育ってきた猪狩さんには、元々自己肯定感の土台みたいなものがきちんと据わっていたことでしょう。でも、彼が生まれながらのつよい人だとはどうしても思えなくて。本当は人並みか人並み以上の弱さを孕んで生まれてきたやさしい人であるような気がしてならなくて。その弱さと向き合って、自分を鼓舞して、直向きに努力して、貪欲に理想を追い求めて、つよそうなやさしい人になったんじゃないかなって。だって、そうじゃないといつかのステナビみたいに誰かの自己肯定感の低さまで丸ごと愛することは出来ない。

 

詩の言葉が語るように、外に本物の愛を振り撒くためには、内に本物の愛を注がなくちゃいけなくて、内に本物の愛を注げる人は、外に本物の愛を振り撒ける。

 

だから、猪狩さんの愛を享受しながら生きている私は、猪狩さんの"自分を愛しているところ"が心底好きだなと思う。彼が意識的に自分のことを愛しているからこそ、彼は他者を愛せて、世界を愛せる。

 

猪狩さんの自己愛は、私が好きな種々の愛の源。

 

 

2.家族を愛しているところ

 

私が好きな猪狩さんの愛のふたつめ。家族愛。

 

彼の自己肯定感は天からの贈り物ではなく彼自身の産物だと思うとお話しましたが、それを念頭に置いても、自我を持つようになるまでの過程で自己肯定感の土台みたいなものが丈夫に育まれていたことは大きかっただろうなと思います。彼のことを何も知らない私だけど、それは恐らくご両親をはじめとする猪狩さんの素敵なご家族が丁寧に注いできた愛情の賜物で。

 

別にこの世界は家族が全てじゃないけれど、時空間や感情や価値観やその他諸々沢山の事物を、幼い時から長く深く濃く共有せざるを得ないっていう点において、やっぱり家族っていうのは、他の共同体とは一線を画した特別な概念だし、ひとりの人間が形作られるまでのプロセスに家族が与える影響は絶大なものだと感じます。

 

だから、猪狩さんが家族について饒舌に語るのを見る度、家族が好きだとアピールしてくれるのを見る度、猪狩さんは温かな家庭で豊かに育った愛に恵まれた子なのだなと拝察することが出来て勝手に嬉しい。

 

あと、これは私情だけど私は高嶺の花ポジの手の届かない猪狩蒼弥さんが大好きなので漫画かと思うほど理想的な環境で育ったことを匂わされると非常に興奮するし、アイドルのように表舞台に立つ仕事ってどうしても守られない瞬間があるから無条件に守られる場所や帰れる場所としての家族が彼にきちんとあることに何となく安心するし、何より家族の話をしてる時の彼はいつもより幼く見えて彼も人の子なんだなと微笑ましくなってしまう。こんなのも家族を愛している彼が好きだなと思える理由のひとつ。

 

 

3.メンバーを愛しているところ

 

私が好きな猪狩さんの愛のみっつめ。メンバー愛。

 

正直な話、この猪狩さんのメンバー愛、今でこそ私の好きの一部になりましたが、出会ってしばらく最初の方は、私にとってほんの少し怖くてほんの少し嫌いなモノでした。

 

「5人が好き」 

「ずっと5人で居たい」

「5人じゃないと意味が無い」

HiHi Jetsはこの5人だから」

 

自らが“5人組アイドルグループ HiHi Jets猪狩蒼弥”として生きていくことへの異常なまでに強烈な執着心は、未来に確約が無いジャニーズJr.が叫んでいいソレではないように思えて、あまりに無垢で無防備で無慈悲で、極限まで突き抜けた希望は限りなく絶望に近いのだなという感想を出会った当時の私に抱かせていました。

 

一蓮托生だと信じていたシンメの片割れが何の音沙汰もなく姿を消すことがある。固い絆で結ばれていると信じていたグループだってずっと一緒に居られるとは限らない。今日の当たり前が、実は最後の特別だったりするかもしれない。思いがけないタイミングで終止符を打たれることになるかもしれない。永遠や絶対を誓えない儚いアイドル。私が今よりも~っとひよっ子だった時に見た、遠い景色の小さなトラウマたちは今もすぐそこに潜んでいる気がします。

 

でも、今はそんな言い訳を棄ててメンバーを愛する彼を愛せる。

 

というよりかこんな言い訳を棄てられなくても、もう今の私には、メンバーを愛する彼を愛す以外の選択肢は残されていないのです。

 

何というか上手く説明出来ないけど、愛したいと思ってしまった私の負けで、愛してくれている猪狩さんの勝ちなのです。

 

だから、この先何があったとしても、私は、彼を、そして彼が愛した彼らを、憎むことは無いと思う。伝わりにくい言葉になってしまったけど、そのぐらいにはメンバーを愛する彼が好きだし誇りです。

 

 

4.ファンを愛しているところ 

 

私が好きな猪狩さんの愛のよっつめ。ファンへの愛。

 

私がこの凡そ1年半の間に出会った雑誌テキストの中で最も印象深かったと感じているのがステナビvol.51のいがさく対談なんですけど、その中で猪狩さんが、「俺はHiHiへの加入を選んだ作間の決意に対して責任がある、真剣に人生に悩む作間を自分たちのフィールドに引き込むということは、作間自身の人生はもちろん、それを含めていろいろと背負っていかなくちゃいけない」という旨の発言をしていました。ステナビvol.51のいがさく対談は終始ヘビーで濃密な言葉が連なる最高コンテンツでしたが、この発言には特に面食らってしまったことを覚えています。

 

18歳にして仲間の人生を背負う覚悟が出来ている同い年のアイドル。

 

彼は私の理解の範疇を大きく超えていました。そして、その愛情の矢印がまさか自分の方にまで向いているとは思っても居ませんでした。

 

今年のサマパラ。猪狩蒼弥の挨拶にこれでもかと並べられたファンへの愛。

 

「ステージに立つのは皆さんのため」

「僕たちを愛してくれる皆さんに、

 皆さん自身を愛して欲しい」

「皆さんを幸せにしながら、

 常に出る杭であり続けたい」

「どんなにつまんない人生になったとしても

 俺たちが楽しませる」

「俺は皆さんの人生を彩り続けます」

 

言葉を重ねて愛を届けてくれる彼は、その柔らかそうな背中で、一体何人の人生を背負おうと腹を括ってくれているのだろう。サマパラ期間中、挨拶のレポが流れてくる度に泣かされては、そんなことを考えていました。

 

私が過去に通って来たアイドルは、みんな違ってみんな最強で比べる必要なんて全く無い唯一無二の存在で、全員纏めて私の幸せのカタチをしているんですけど、それでも猪狩さんは突き抜けてやさしくて突き抜けて愛に溢れていて、私は今、彼の愛によって生かされていることをドルヲタ人生の中で一番色濃く自覚しています。有難う猪狩さん。

 

 

5.言葉を愛しているところ 

 

私が好きな猪狩さんの愛のいつつめ。言葉への愛。

 

個人的な考えですが、私は、推しという概念を持って生きていく上で、言葉って普段認識している以上に絶大な力を持ったものになると思っています。

 

例えば、推しの顔を思い出す時、脳内に浮かぶ彼らの顔は、恐らくというか当然完璧ではありません。何故なら、その彼らの顔は、認識した造形の記憶だからです。でも、彼らの言葉を思い出す時、彼らの口から零れた言葉を取り逃さず記憶してしまえば、それは完璧な形で再現出来るものに成り代わります。あくまで形式的な話ですが。

 

勿論、彼らがその言葉を零した時の細かな心情までもを私が理解することは不可能に近いと感じます。何故なら、私と彼が全く同じ言葉を共有していても、私と彼が全く同じ心を共有することは出来ないからです。言葉と感情は密接に関わり合ってはいるものの、あくまで別物だからです。感情やそれに起因する事象に記号と音声を付けて、更に付随価値を添加した生産物が、あるいは、感情として発生した捉えどころの無い曖昧な大きな塊を、無理やりちぎって名札を付けて統制しようとした結果が言葉です。

 

私がそうであるように、彼にも口に出す言葉があれば口に出さない言葉があるし、文字に起こす言葉があれば文字に起こさない言葉がある。

 

拾い集めた言葉で全ては語れない。

 

それを重々承知した上でも、彼の言葉には力があると思います。だって、私は彼が言葉の価値を信じ、言葉を愛していると知っているから。

 

言葉を愛する人の言葉って重いし強いんです。

 

 

6.骨格が造形美の極致みたいなところ

 

さてさて、少々重い5つの愛の話を終えましてここからは緩く。

 

手始めに猪狩さんの美骨格が好きだよってお話。特に横顔。

 

綺麗な額の眉骨と鼻上の窪みから真っ直ぐ通った高い鼻筋。尖った鼻先から視線を下ろせば可憐な上唇と下唇。Eラインの暴力。端麗な頤を過ぎて顎先から伸びる線をなぞれば美しい下顎角を描き、瞳を隠すように伏した目を縁取るのは空も飛べるはずの睫毛。ふんわりした髪の毛と形の良い後頭部の丸み。靱やかな首筋と控えめに透ける喉仏。曲線美と直線美のギルティシンフォニー。

 

これが私的猪狩蒼弥の横顔の要約です。

 

何を語ってるんだって感じですけど、猪狩蒼弥の横顔ってマジで緩急凄くて絶景なんです。骨格とパーツ配置の奇跡に脱帽でQOLが上がるので人類早く気付いて。

 

 

7.声や喋り方に温度があるところ

 

次は猪狩さんの声や喋り方も好きだよというお話。

 

いつか貴方がコンプレックスだと話していた少し高い声も、気を抜くと時々舌足らずになる喋り方も、全部好きです。あばたもえくぼってヤツですかね。あるいは惚れた欲目ってヤツでしょうか。私が思うに、猪狩蒼弥の喋り方や声っていつも温度があるんです。何気ない瞬間や取り繕っていない瞬間は特に。私はそこがとっても好き。

 

語彙が豊かで頭の回転が速いから、口が尋常じゃなく達者というパブリックイメージが先行しているけど、彼の声や喋り方はいつでもただ無暗に勇壮な訳じゃなくて、時たま甘ったるくて、その温度感に、あたたかさにいつも救われてしまう私が居ます。

 

だから、お節介だけどもし良かったら、その声の高さや喋る時の舌足らずさにも、貴方のアイデンティティの一翼を担わせてあげて欲しいなと思うのです。

 

 

8 立ち居振る舞いが綺麗なところ

 

まだまだありますよ。貴方の好きなところ。

本当は19個じゃ足りません。

 

数が少ないからって”立ち居振る舞い”とかいう便利な言葉を使っちゃったけど、要するに、常時何処からか滲んじゃう品の良さが好きです。

 

猪狩さんが人とズレている自身を“出る杭”や“爆弾”に喩えるように、彼は優等生とは似ても似つかない反逆者や開拓者に近いスタンスを取ることが往々にしてあります。例えば、ラップをする時。特に自作曲。それが彼にとって必要と見なされれば、相応しいメッセージを提示する為であれば、激しい語調で捲し立て鋭利な言葉を突き付けることも厭いません。しかし、その姿ですら決して野蛮では無いのです。

 

少々武装したとて容易には埋もれない色濃い叡智の気配。

あれがどうしたって狂おしいぐらいに好きです。

 

 

9 己の哲学を有して生きているところ

 

また何とも抽象的ですが彼の哲学も私の好きなもののひとつです。

 

皆さんは人生のテーマとして富と美学を掲げている10代に会ったことありますか?

私は猪狩蒼弥がはじめてでした。

 

どこかで書いた気がしますが、猪狩さんは、私に初めて出来た同い年の自担です。

 

「同い年なのに~」は私に劣等感を抱かせるよりも先に、私の信仰心を深めてくれます。私が道に迷いやすい人間だからこそ、自分なりの方位磁石を握り締めていられる猪狩さんが魅力的に映るのです。世間から言わせれば、20歳手前の小童が謳う哲学なんて小賢しさの象徴のようなものなのかもしれません。しかし、先述の人生のテーマに限らず、彼の生きた轍には、彼の哲学が刻まれています。それを見ると小賢しいなんていう狡い言葉では片づけられなくなるのです。私は彼の哲学が、己の哲学を簡単に歪めてしまわない彼の生き方が、凄く好きだと胸を張って言えるのです。

 

 

10 理性的で思慮深いところ

 

彼の哲学だけでは飽き足らず、彼の性格や思考も好きです。

 

ロジカルな思考と透徹した論理を好む現実主義っぽいところがすごく好きです。

 

彼の人柄から推し量るに、本当はもっと無尽蔵な夢を見ることも語ることも出来るはずなのに、最善策が何かを考えるために自分を統制出来る猪狩さんが好きです。

 

主観と客観の使い分けが上手で、行き過ぎた謙遜が卑下になってしまうことも、軽い驕りが時に命取りになることもちゃんと知っているから、状況に応じて自分を適切に評価して、受け取ったモノを丁寧に分析して、得たものを組み分けて線引きして未来に繋げられる猪狩さんって本当に人として見習うべき点が多過ぎるなとついつい心酔してしまう。自我のあるアイドルへの愛が溢れて、何気ない言動もきっと考え無しに行ってはいないのだろうなと過剰なまでに猪狩さんに信頼を寄せてしまうのが最近の悩みです。

 

 

11 感じ易くて聡いところ

 

筋道立てて考えることを重んじる一方で、鋭い感性や豊かな感受性を秘めたる貴方。

 

理性と感性って相反しているようにも見えるけど、その相反してそうな独立の要素を飼い馴らして共存させてしまうのが猪狩さんなんですよね。好きが止まらない。

 

普段やや謹厳そうにも見える彼が、実は他人の卒業式で泣けると豪語するぐらい篤実な人間なの本当に好き。なるほど人に優しいわけです。ちなみに、1番最初の自己肯定感の話じゃないけど、彼の豊かな感性は生まれつきの気質で、洗練された思考は後天的な性格じゃないかななどと身勝手に妄想しています。彼の感性が映した世界を、彼の理性が整えていく、その一連の流れを一度でいいから覗いてみたいという私の夢が叶う日は到底来そうにないけれど、代わりに私はこれからも彼の弱さも強さも肯定して、彼の生んだ言葉や曲を大切に味わいたいと思います。

 

 

12 健啖家なところ

 

急にシンプル。いっぱい食べる君が好き。

 

大袈裟かもしれないけど、"食べる"と"生きる"には通ずるところがあると思っているのでよく食べる猪狩さんを見ていると嗚呼猪狩さんちゃんと生きてるんだなって心が落ち着きます。よってはいつべがお食事系企画だとサムネだけでとても嬉しくなるのです。

 

左手でお箸を持つ猪狩さんも、熱いものは食べられない猫舌な猪狩さんも、おいしい時に目を見開く猪狩さんも、幸せそうにもぐもぐしてる猪狩さんも可愛くて堪りません。

 

昔からラム肉があまり得意では無い私ですが、お揃いって嬉しいものだから猪狩さんの好きなものは好きになってみたいなと思いながら羊を眺めています。いつか美味しく頂きたい。

 

健啖家の代償なのか、体重のガードは相変わらずはちゃめちゃに固いけど貴方が幸せならOKです。気にせず好きなだけ召し上がってください。

 

 

13 お洒落なものを好むところ

 

お洒落な彼を見ているとこちらの背筋もすくりと正される気持ちになります。

 

お洋服は勿論、アクセサリーも好きな物も言葉遣いも生き方も、何処となくお洒落な猪狩さん。自分の思うお洒落を追求する姿勢、あるいは自分の思うダサいを忌避する姿勢から生まれる一貫性が好きです。彼のお洒落って手当たり次第に次々着飾りたてて自分を埋もれさせてしまうやり方では無くて、好きなものや似合うものを使って飾りたいように自分を飾っていくやり方なのが、彼らしいなと感じます。

 

猪狩さんが、アクセサリーなんかに意味を持たせて使えるものは全部使ってお洒落越しに自分の生き様や哲学を表現しようとするのも好きです。日々を必死に生きてるとどうしてもお洒落を後回しにしちゃうことがあるけど、猪狩さん見てると折角生きるならお洒落に生きたいなと意欲的になれます。お洒落になれるかは別問題ですが。

 

 

14 世界観持ちで拘りがつよいところ

 

ここまで13項目書いてみただけでも既に猪狩蒼弥にズブズブだなと苦笑いしてしまいますが、私が彼にこんなにも溺れられるのは彼のせいでもあります。共犯です。

 

繰り返しになる部分もあるけど、猪狩さん、決して我が強いだけの人間では無くて、実は繊細で謙虚で気が利くし、立ち回りが上手だから難しい世渡りも何だかんだ卒無くこなせるし、良い意味で無難に生きることも得意だなという印象を受けます。でも、一筋縄ではいかぬ彼は、良い人に擬態して流動的に生きているだけでは無いんです。

 

自己と同じように他者を尊重できるから譲歩の範囲が広いだけで、護るところは絶対に護り抜ける人で、奥底の世界観と拘りは決して揺らがない。澄まし顔の彼がこっそり持ち込んでる独自の世界観と強い拘りが知らず知らずのうちに放つ引力は絶大で、その引力に飲まれる瞬間の感覚が好きです。

 

 

15 妙に貫禄や風格があるところ

 

人生何周目なのかなって思うぐらい達観した雰囲気を纏ってるところも好き。

 

捉えどころのない妙な貫禄や風格も、やはりきっと彼が真摯に生きた証といいますか、考え抜いて哲学に従って生きてきた彼にしか醸し出せない特別感が最高です。

 

やっぱり芯と自我のある人間って凛として潔くて、推しとしてだけではなく、人としても信頼できるからこそ、安心して好きを叫べます。あと私が、基本的に好きになると全肯定盲目お花畑崇拝者になる最悪ヲタクなので、ここまで人として大成してくれていると心置きなくその役目に没頭出来ちゃいます。

 

 

16 意外と子どもっぽくもあるところ

 

猪狩さんの子供っぽさ。稚拙さと無垢さがセットです。

どっちも結局好き。

 

まず稚拙さ。ひとりで居ると中々の覗かせてくれないけど、本当は彼もちゃんと10代で、最年少らしく甘えん坊で、辟易するぐらいのクソガキ。最年長の優斗さんはじめ、各メンバーにその稚拙さを炸裂させていると、割を食っている相手には申し訳ないと思いつつ、彼が力を抜いて甘えられる相手が身近にいて良かったとホッとします。

 

次に無垢さ。他者に無償の愛を向けられるところとか、何かを一心に信じて願えるところとか、そういうのを見ていると穢れが無いなとしみじみしてしまうのです。ブランディングが超上手い故に猪狩さんは私みたいな凡庸な人間とは別世界に住む、全知全能の傑物だと思い込んでしまうけど、色んな呼称がついても結局は突き抜けて無垢で聡明な只の人間なんだなっていうのを、彼の無垢さで何度も思い知らされます。

 

 

17 生粋のエンターテイナーなところ

 

ずきうや曲の題名も『ENTERTAINER』だったけど、猪狩蒼弥って本当に生粋のエンターテイナーで好きが溢れて止まりません。

 

ラップ・ローラー・作詞作曲・振付に加えてアツアツの新着コンテンツだとピアノもそうだし、表現者としての幅を広げてくれる武器が多岐に渡っていて、彼のポテンシャルの高さに感激するばかりです。自分が与える側に立っている自覚や意識が本当に高いなといつも思います。

 

私は、アイドルにすぐ傍に居るみたいな顔して限り無く遠くに居て欲しいヲタクなので、人対人で向き合ってくれるその根底に偶像と崇拝者/生産者と消費者みたいな超えられない関係があると非常に安心するんですよね。だから、届けているこの気持ちに嘘は無いけれど、あくまでも魅せる側と魅せられる側で、ビジネスなんだというスタンスを貫いてくれる猪狩さんには安心して凭れ掛かることが出来ます。

 

 

18 才能や教養が豊かなところ

 

昔から多才な男という生き物に滅法弱い私。

 

ついさっき武器が多岐に渡ると記したように、猪狩さんは多才です。しかも、それに加えて教養も幅広く、博識なんです。泣く子も黙る、生まれ持った才能と培った教養の二刀流。こんなの好き以外の感情が機能する訳無いんですよ。

 

言葉を愛しているところが好きってとこでも熱弁していましたが、私は兎にも角にも猪狩さんの言葉に寄せる信仰心が篤いので、文系、特に日本語に能力全振りしているところは、豊かな教養の中でも超絶最高ポイントです。いつか1万字と言わず10万字インタビューを敢行して欲しいと思ってるし、何なら広辞苑ならぬ猪狩苑出版して欲しいし、六法全書に代わる俺が法全書みたいなのも喜んで買います。

 

 

19 私の神様で居てくれるところ

 

全部含めて結局何処が好きかって聞かれるとこれに尽きちゃいますね。

 

私にとっての猪狩蒼弥さんの存在価値って、彼が私の神様で居てくれて、彼が私を生かしてくれるという部分が1番大きいと思っています。万年偶像崇拝者で、大学生になってまでアイドルに縋りたくて堪らない脆い自分が嫌になる日もあるけど、キラキラしたアイドルを享楽的に貪ってしまう自分に幻滅する日もあるけど、猪狩さんが俺らを利用していい幸せになっていいって繰り返し繰り返し伝えてくれるとお互いwinwinならそれでいいじゃんって割り切れちゃうし、何か私の中の小さな多少の蟠りは猪狩さんがくれる大きな幸せで上書きしちゃえばいいやっていうマインドで生きてるとエブリデイハッピーなきもちになれます。

 

猪狩蒼弥の存在に合掌。

 

(終)

 

もう何か眠たくて自分が何を話しているのかすらよく分からないけど猪狩蒼弥猪狩蒼弥で居てくれて本当によかったです。改めまして親愛なる猪狩さん、19歳のお誕生日本当におめでとうございます。いつも沢山の幸せと愛をくれて有難う。どうか貴方も沢山の愛に囲まれて幸せで居てください。

 

19個に絞ったら何だか重たくなったけど、本当は「にゃんにゃんしてるところ」とか「突然美少女やばぶに変身するところ」とか「隠れリア恋センスあるところ」とかそういうのも書きたかったけど、19個と決めてしまいましたから今日はここら辺で。

 

最後になりましたが、19歳の猪狩さんは勿論、こんなところまでお付き合いくださった皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2021.09.19.

 

 

(ちょっぴり特別な本日ですら時間に余裕を持てずに終わりましたので、いつも通り、公開後に推敲していくずぼらスタイルでお送りします。誤字脱字や内容の重複等々探せばキリがないかと思いますがどうぞお手柔らかに。)