触った神に祟られた

君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです

可惜夜に寄せて。

 

あたら・よ【可惜夜】

…明けてしまうのが惜しい夜。(大辞泉)

 

”可惜夜”という日本語は、いわゆる大和言葉のひとつです。辞書によっては、「明けてしまうのが惜しいほど素晴らしい夜」なんて書かれていたりもするのですが、何にせよ、むかしむかしの大和の人は、よくもこんな素敵な言葉を思いたものです。もしかすると、今日この日の私が、後ろ髪を引かれつつもきちんと朝を迎えられるように、十代の彼を愛おしく思いつつも優しく手放せるように、この言葉を遺しておいてくれたのかもしれない。昂った今、そんな風にすら勘違いをしてしまいます。

 

さて、

親愛なる猪狩蒼弥さん、

ハタチのお誕生日、

おめでとうございます。

 

18歳のお誕生日に沼落ち回顧録を、19歳のお誕生日に好きなところ19個を、どちらも心ゆくまで長々と書いた私ですが、どうしてでしょう。今日は筆がちっとも進まなくて。こんなに大好きで愛していて尊敬していて、伝えたいことは、語りたいことは尽きないはずなのに、筆がちっとも進まなくて。止まってはくれない時間に追われて覚悟を決めつつも、去年や一昨年に比べるとお祝いに明らかに乗り気でなくって。こんなんじゃ、"二十歳になるデメリットって一個もないじゃないですか?"と言い切った大好きな猪狩さんに呆れられてしまうかもしれないけれど、それでもどうしてもこの夜が明けて欲しくなかったと愚かな私は思うのです。ごめんね親愛なる猪狩さん。でも、本当におめでとう親愛なる猪狩さん。愚かな私だけど、世界中の全ての夜がいつか明けるものであるということは知っていて、貴方と一緒に朝を迎えたいとは思っていて、だから今日のタイトルは、" 可惜夜に寄せて。"になりました。

 

出会った当時、17歳だった猪狩さんと私。

あの頃、現役高校生だった猪狩さんと私。

 

現役高校生という数少ないお揃いは、ふたりが高校を卒業した春にひとつ消えてしまいました。その代わりに、東京を住処にしているという数少ないお揃いが、私が大学に入学した春にひとつ増えました。高校生だった私たちは、もう何処にも居ません。自動車免許を持っているお揃いも、ひとり暮らしをしているお揃いも、時が経つにつれて、いつの間にか増えていました。気付いてないだけで、いつの間にか消えてしまったお揃いも沢山あることでしょう。そんな風に、私と彼は出会う前も出会った後も、絶えず変化しながら十代を過ごしてきました。高校生だった私たちは、もう何処にも居ません。見慣れぬ東京の街で見かける度に寂寥感を募らせていた学ランやセーラー服は、気付けば今やもう青春真っ只中を生きる見知らぬ誰かの帰属を示す記号でしかなくて、ノスタルジーはいつも遅れて2番目にやってきます。高校生だった私たちは、もう何処にも居ません。

 

でも、それでいいのです。

 

十代という特別な煌めきが遠のく音を聞きながら、私は日々を生きています。出会うのが遅かった私が間近で見れたのは、期間にしてほんの三年足らずだったけど、それはまるで柔く儚い幻のようだったけど、だからこそ嗚呼まだ行かないでとだらしなく縋ってしまうけど、私にとっての"彼の十代"というのは、まさに「明けてしまうのが惜しい夜」みたいなものでした。

 

夜がいずれ明けゆくことなんて最初から知っていたはずなのです。

 

知っているからこそ、限りある時間に執着してしまうのでしょうか。人は、皆何故か十代という青春時代に魅せられてしまいます。でも、きっと十代なんて長い人生の序章で、可惜夜です。貴方の夜も、私の夜も、間もなく明けます。

 

貴方はずっと私の夜のお月様でした。

 

遠い空にぽっかりと浮かんでいて、拙い私の手では到底届かないところに浮かんでいて、手が届かない分だけいっそう綺麗で、手は届かないのにどこまでも私の隣をずっと着いてきてくれるお月様でした。

 

ねぇ猪狩さん、

貴方の一度きりの十代をアイドルに捧げてくれて有難う。

私の夜を片時も離れず月明かりで照らし続けてくれて有難う。

月明かりが届かぬ暗闇にはやさしい愛をぎゅうぎゅうに詰め込んでくれて有難う。

 

そして何より、そんな風に過ごした十代を、"日本で一番楽しい十代"と評してくれて有難う。 

 

此処は日出ずる国。お月様だった猪狩さんは、お日様になるのかもしれません。可惜夜が明けてしまう明朝からの日々、どうか大好きな猪狩さんが、日の目を見られる幸せな朝でありますように。

 

三回目のお祝いの言葉が、一番下手くそになってしまったけど、貴方の幸せの他に、私が望むことなどありません。どうかその気持ちだけでも、ハタチの貴方に届きますように。

 

最後になりましたが、20歳の猪狩さんは勿論、ここまでお付き合いくださった皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2021.09.19.

 

(書きながら凄く泣いていて、珍しく言葉が綴れなくなったので落ち着いたら書き足します。猪狩さんを語る言葉がこんなに出てこない夜があるとは思わなかったので今日は記念に未完のまま投稿します。ハタチに振り回されたオタクの葛藤の痕跡だと思って笑って許してやってください。どうぞお手柔らかに。)

 

CRUSH ON YOUR SPRING

 

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さ~て!サマパラ録'22でも書くか!(肩ブン回し)

って感じのテンションで久しぶりにブログを開いたら、下書きの一番上に”春パラ”ってタイトルのバカ長怪文書が眠っていてケラケラ笑ってしまった。書き殴って力尽きた感じで放置されていたので文面整えるのが余程面倒だったんでしょうね。好きなモノに対しても怠惰で本当すみません。しょうがないのでそっと供養します。

 

四月末の公演直後に書いているので文章の時間感覚が圧倒的にバグですが、開始早々”新幹線の中”とかほざきやがっていますが、記憶が薄れてしまった八月に書き直すのも如何なものかと思いましたので目に付いた誤字脱字だけ直してそのまま行きます。

 

四月の私よ、どうぞ安らかに。

それから、お付き合いくださる皆様は毎度のことですがどうぞお手柔らかに。

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”「ひと夏」だけじゃ嫌

 四季折々 俺と居なよ?”

 

8.8の円盤だったかな。何だったかな。もうよく憶えていないけど、大好きな貴方の声で紡がれる素敵なその歌詞を始めて耳にしたのは、そういえば春だったような気がするなぁと、そう遠くないはずのかつての春を、新幹線に揺られながらふと懐古しています。

 

嘘をつかない猪狩さん。嘘をつけない猪狩さん。あの春を越えてからというもの、私の四季は本当に貴方と共にあるようになってしまいました。

 

春も夏も秋も冬も、ただ好きだ。

ただただ、貴方のことが好きだ。

 

そんな風につよくつよく思わせてくれる貴方の深く温かい愛を一身に受けて、色んな季節を乗り越えて生きている私が、今、此処に居ます。

 

特に昨夏から今春までの四季。

夏のTDC。秋の新橋や代々木。冬の帝劇。

そして春。宮城。

 

目の前のステージに立つ貴方と初めて過ごせた四季の最後の1ピース。

人は何度でも愛に触れて恋に落ちるのだと、季節が変わるたびに噛み締めました。

 

相変わらず上手には纏められないけど、思い出せなくなるのがどうしても惜しいから、愛おしいの欠片は一つでも多く抱きしめて季節を重ねていきたいから、今日は私が彼と宮城で過ごした春のお話をさせてください。

 

 

【定期】ALL自己満足独白ブログです 悪しからず

 

 

CRUSH THE FRONTLINE @宮城

2022.04.23 ‐ 04.24 

(宮城の初日夜公演・二日目昼公演にお邪魔しました。五騎同様、記憶に濃淡があるので触れられる曲・触れられない曲があるかと思いますがひとまずセトリ置いておきます。)

 

1. FRONTLINE ➡ HiHi Jets

暗転した瞬間、身体が奥底からビリビリと痺れた。流れ出す音楽に踊らされ、待ちきれずあちらこちらで揺れ出す五色。FRONTLINEのイントロ。壊れそうな心音。一糸乱れぬペンライト。耳に響く特攻。昇降式のセンターステージからお馴染みのFRONTLINE白衣装を着て降臨したHiHi Jets。その眩さに思わず目を細めた。

 

”FRONTLINEではじめるCRUSH THE FRONTLINE”

 

一曲目からフルスロットルのHiHi Jetsに只ならぬ気迫を感じたが、初地方公演の今日この日に並々ならぬ熱量を抱いていたのは、何も彼らだけではない。オタクだってこの日を待ち望み、待ち焦がれてきた。HiHi Jets、私を連れ出してくれて有難う。

 

2. Eyes of the future ➡ HiHi Jets

夢あるところにEotfあり。希望あるところにEotfあり。(ダサ慣用句?)

HiHi Jetsに出会って2年と少し。HiHi Jetsに会いに行けるようになって1年足らず。何度も何度も聞いてきたアイズオブだが、いつ何処で何度聞いても、この曲は大きな大きな希望だけを歌ってくれるなとしみじみ思う。一切の翳りが無くて好きだ。彼らが目の前でこの曲を歌ってくれるその時間だけは、何も考えずに日向に身を置けるのが好きだ。アイズオブを歌っている時のHiHi Jetsがとても好きだ。ラスサビ前、いつものやさしいお顔で「愛してるぞ。」と呟いてくれた猪狩さんを見て、改めてそう思った。

 

3. だぁ~くねすどらごん ➡ HiHi Jets

宮城初日、かなり気合が入っていると拝察された猪狩さん。だぁどらも入りから気合マシマシで大変愛らしく、彼も人の子なのだなぁと奥歯を噛み締めた。いつも私の方ばかりが高揚してしまうので、こういう人間臭い猪狩さんを拝めると心底嬉しいのである。そういえば中々覚えられなかった新歌詞もだいぶ耳馴染みのあるものになりましたね。やっぱりアイドルの紹介ラップっていいよ。(オタク二日目の感想)

 

4. Make you wonder ➡ HiHi Jets

既に感想薄々で大変申し訳が無いのだけれども、MYWに対しては爆音の”好き”を浴びせることしか出来ないんですよね。これが。

 

いがさくに帰依してるので「未知なる道 突き進もうか」が無いともう生きられない。

 

あと終わりの猪狩さんのフェイク、何回も聞いているうちに段々緊張しなくなってきました。私が心配するまでもなく、猪狩さんは綺麗な声が出せちゃうんだもん。猪狩さんの声、うんと柔らかくて大好き。猪狩さんの歌声を時系列で聞き比べることなんて中々無いし、毎日ペースで猪狩さんの歌声を浴びていると日々の細かな変化に気が付けませんが、知らぬ間に歌もお上手になられているんでしょうね。素敵。

 

5. CHANGE UR WORLD ➡ KAT-TUN

こちら、少クラの過去映像等を遡って拝見していた曲目なので、こうして実際に自分が入った現場で披露してもらえて何だか嬉しかったです。改めて意識して歌詞を聞くとHiHi Jetsが歌ってくれて嬉しい言葉が散りばめられているなぁと大興奮。あとラップパート後半の猪狩蒼弥さんの低めの声がメロでした。猪狩さんの声、全部好き。

 

6. Maybe ➡ V6

作間龍斗さんの大変有難いソロ。

広いステージでひとりで踊ってこんなに絵になるの凄いなと毎度思う。造形美の男が過ぎる。音の刻みが細かいパートで綺麗に音ハメして踊ってくださる作ちゃんは本当に最高だし、その上声の聴き心地が天才。ガチ本当に有難い。ソロの作ちゃんを冷静に拝んでいる時の私、実家の近くにある神社に参拝している時と同じきもちになる。不思議。

 

7. I'm coming ➡  NEWS 手越祐也

\ ヨッ!ジャニーズ1エロい男!/ってなったよ。橋本涼さん。

昨夏のサマパラでも昨秋の五騎でもえrrrっろってなってたけど、春が一番生々しく色っぽかった。橋本涼さんってやさしぃぎゃぅでかぁぃぃけど成人男性なんだよな。途中で好奇心に負けて双眼鏡を覗いたら、口元に不敵な笑みを携えつつ5人の女を抱いて会場ごと逝かせる男が観測できたのでめちゃくちゃ焦って双眼鏡折った。(折ってない)

 

8. 360m ➡ Snow Man 渡辺翔阿部亮平 目黒蓮

友人に「アンタ、瑞稀くんの真価めいた何かに気付いてからHiHi担として一層楽しそうになったよね」という旨のご指摘を頂いたことがあるのですが、本当にそうなんですよね。井上瑞稀さんはHiHi Jetsの秘密兵器。心許ない手首の紐だけで怯える素振りも無く高く昇る瑞稀くん。ぽっかりと宙に浮かんでお空から微笑みを振り撒く瑞稀くん。あまりにアイドルで偶像崇拝者の心に沁み渡る。今回の5人のソロで唯一泣いてしまった。

 

9. SparKing Gang ➡ HiHi Jets 猪狩蒼弥

春だ!!ライブだ!!!猪狩蒼弥の新作自作曲だ!!!!!

ぴあアリ公演後、血走った目でソロレポを漁り倒し、まだ見ぬ猪狩蒼弥を渇望し、一カ月に渡って生唾を飲み続けた私。ここで満を持して遂にスパギャとご対面です。

 

あゝ最高!!!(7億㏈)

 

Fenceともklaxonともまたタイプが違う最高楽曲。問答無用で会場が縦に乗る。

私が自作ソロ3曲それぞれに初めて触れた時、抱いた第一印象は三曲三様でした。

Fenceは宣戦布告と破壊衝動。klaxonは静寂と諦観。SprKing Gangは飄逸と微笑。

 

これは、時間の経過とともに姿を変えるFenceと猪狩蒼弥(はだしょ円盤・配信島フェス・少クラ・五騎等)を見ながら日々感じていたことでもあるのですが、ここ最近の猪狩蒼弥さんって彼ならではの軽妙洒脱さに拍車が掛かっていませんか?

 

はじめ、これは彼の宣戦布告と破壊衝動だ、これは彼の武装だと捉えていたFence。しかし、回を重ねて見る度に、もしかするとかつてはそれに近かったのかもしれないけれど、最近はもはやそういうのでも無いのではと感じるようになりました。多分それは猪狩さんに余裕めいた何かが生まれたからじゃないかなと思うんですよね。全身全霊で叫ぶ猪狩蒼弥も無論美しいものだけど、空白には空白の美学があるのです。

 

すみません。話が少し逸れましたね。

 

何を言いたかったのかというと、私が猪狩さんを追いかけている時間ってまだまだ微々たるものではあるのですが、そんな短い時間の中でも、猪狩さんの中で我が物として操れる”余裕”が日に日に増えているように見えて、猪狩担をするのが一層楽しいんです。武装しなくても戦えるようになった猪狩蒼弥さん。壊さずとも塗り替えられるし乗っ取れると知ってしまった猪狩蒼弥さん。世界の全てに牙を剝くよりも世界を手に取る方がうんと軽やかに遠くに行けると気付いてしまった猪狩蒼弥さん。自分勝手な捉え方ながら、私にとってのスパギャは、そんな概念の塊みたいなものでした。

 

これからも未来永劫、猪狩蒼弥の番が良いです。

 

10. WISH ➡ 嵐

さてさて。髙橋優斗さんのソロ。相も変わらず真ん中の男の真骨頂で助かる。

次の時代を担うキラキラアイドルが歌う嵐曲、嫌いな人が居ないものランキング上位に絶対に食い込むであろう良質なコンテンツで私は客席で深く頷き続けましたよ。

あっ!!それから優斗さん!!!五騎に引き続きソロの途中からメンバーを参加させる最高のアイドル芸をしてくれて有難う…落ちサビ最高でした…本当に有難う………(滝涙)

 

11. $10 ➡ SMAP

何度でも蘇る俺の夏―。

去年のサマパラ感想でも絶賛したしTwitterでも散々称賛を浴びせてきた曲なので、もう私のような小童の下手な言葉は不要。サビ振りで勢いよく天を突き刺す猪狩蒼弥さんの端正な指先がすべての答えですよね。分かります。

 

12. Let It Be ➡  SMAP

ジャニーズにおいてもクラシック好きを公言する猪狩蒼弥さん。そんな貴方にSMAPさんとかの楽曲やらせると、右に出るものはそうそう居ないかもしれないなとしみじみ。(←コレはメドレーのガラスの十代や仮面舞踏会でもひしひしと感じた)

 

猪狩担にならきっとこの感覚が伝わると信じているんだけど、こういう曲をパフォーマンスする時の猪狩さんの音の取り方というか乗り方というかメリハリの付け方みたいなのが本当に大好きで困ってしまう。流線美と品格と情熱。

 

ちなみにこの曲の一番良い猪狩蒼弥

「好きな映画や好きな㌆楽とかに

 影響されすぎて今を見失うなよ」

 

常日頃から”俺たちを利用して人生を謳歌しろ。俺たちを利用して幸せに生き抜け。”(超意訳)と繰り返し唱えてくださる猪狩さんが歌ってくれたこの歌詞、限界アイドルオタクにはひりひりするぐらい沁みちゃうよ。今を見失わないよう善処します。

 

13. TEST DRIVE feat.JASON DERURO ➡ JIN AKANISHI

14. THAT WHAT SHE SAID feat.Uffie ➡ JIN AKANISHI

15. Aphrodisiac feat.Static Revenger ➡ JIN AKANISHI

赤西仁さんの楽曲三連発。どれもお初にお目にかかったけど、EDMっぽさが耳残りして癖になる。特に二曲目の最初の方の英単語を足し算する(?)パートがめちゃくちゃ頭に残って終演後に即検索しました。あと、この曲の間は、5人の手元から足元から果ては目元までめちゃくちゃ光ってました。多分二日目(?)に光るステッキをステージ脇に投げる(?)ところを見れて、自分でも何が良かったのかよく分からないけどキュンとしました。サマパラのMANTRAとかジャニアイとかでも感じたけど、何かに遮られて自担を見失ってしまってもおかしくない状況でも迷うことなく自担を追いかけられるオタクの本能みたいなの痺れちゃうね。細胞レベルでメロってる。

 

16. INSTINCT ➡ HiHi Jets

はい。本能。

ジャニアイで一度聞いたっきりになっていたINSTINCTと再会。

冬の帝劇は、一度足を運んだ後に望まぬ幕引きを迎えてしまったので曖昧な記憶を必死に抱き締めてやり過ごしていましたが、猪狩さんの「時が来たぞ(以下略)」パートがいつも何度でも聞きたい好きパートであると確信しました。太鼓があってもなくても楽しめるこちらの曲、大切にしていきたいと思います。

 

17. 情熱ジャンボリー ➡ HiHi Jets

爆イケ曲でぇ好き女であると同時にHiHi 元気っ子 Jets のファンでもあるので、毎回情熱ジャンボリーとZENSHINが聞けたらいいなと思いながら現場入りするんですけど、今回も五騎に引き続き両方GET出来たので私としては大変満足でございます。情ジャンの猪狩蒼弥さんどう考えてもかわいすぎて涙がダバダバ出る。あとはやっぱりオタクも一緒に踊るタイプの楽曲ってペンラ芸が綺麗で今現場に居るなって実感を持てるので好き。

 

18. Pika Pika ➡ HiHi Jets

そうそう。思い出したように書き付けますが開演前に全クリの予告が流れてるの可愛かったです。あまりに潔いオールバックに圧倒され、四番ビジュアルが解禁された直後は「えっと……」となっていましたが、心の瞳で君を見つめた結果、あっという間によしよしbotと化しました。変な話、何かもう猪狩さんなら辮髪とかにされても最終的に全然愛せる気がするのでちょっと怖い。最後の皇帝 猪狩。

 

情熱ジャンボリーに引き続いて、こちらのPika Pikaも振りがめちゃキュートですよね。振りがめちゃキュートなのに歌詞が泣ける。またダバダバ泣いた。(涙腺緩々)

 

「泥だらけになっても良いんだ 大好きなのは君の笑顔」

# この歌詞をHiHi Jetsに託した人と繋がりたい

「汚れ役くらいお手の物さ 心配しないでね」

# この歌詞をHiHi Jetsに託した人と繋がりたい

「根拠なんて何処にもないけど無条件に 仲間だから」

# この歌詞をいがさくに託した人と繋がりたい

 

 

〈MCタイム〉

こんばんは。こちら四月ではなく八月の私です。

MCタイムと挨拶、新幹線の中で殴り書きメモを整理がてら、ピックアップするものをまとめ直して書き記した記憶があるのですが、恐らくそこで打ち込みを諦めて力尽きており、ご覧の通り真っ白け。

更にその肝心のメモ帳をどこにしまい込んだのか思い出せず行方不明なので一旦飛ばします。夏休みの間に乱雑なドルオタ収納をまとめて整理しようと意気込んでおりますのでそこでメモ帳が出てきたらそっとこちらに移しておきます。Twitterで色んな方がレポ流してくださっていたので恐らく大丈夫だとは思いますが、もし挨拶とMCを求めてこちらにおいでになった方がいらっしゃいましたら本当に申し訳ありません。

ご容赦くださいませ。

4/23(土) 17:30

 

4/24(日) 12:30

 

 

 

19. STEP BY STEP ➡ HiHi Jets

こういう曲調の楽曲、猪狩さんの声の優しさが際立つ。

猪狩さんの温度のある声の響きが好きな私は、定期的に猪狩さんが突如バラード曲を披露して爆死ぬという妄想をしています。いつか叶わないかな。

RCC中国放送YouTubeチャンネルにアップされていたHiHi Jet Future Projectの動画の猪狩さんのナレーションの声とかでも思ったけど、あとは忘れもしないオートリバースなんかでも散々噛み締めたけど、猪狩さんのふとした声の丸い感じというか籠った感じというか、アレ堪らん。HiHi Jetsさん五人それぞれの丸っきり違う声が重なった時にやさしく響くのも一生守り抜いていきたい。段々ぬるい眠気も相俟ってグダグダ脳直文章が加速してきて恥ずかしくなってきました。すみません。

 

20. Fight Back ➡ HiHi Jets

この曲も結構パフォーマンス重視というか見せる系だったなという淡過ぎる記憶。

Fight Back、大好きなはずなのに今公演で一番記憶無い。メドレー前だったからかな。メドレーショックで記憶飛んだんかな。本当にごめん。愚かな私めをどうか許して。

 

21. ジャニーズメドレ

すっごい良かった🎶とかそういう次元じゃなくて、曲が変わる度にひとりでずっと「◎$♪×△¥●&?#$!」みたいな反応してた。終始感情の洪水。襲い来るあらゆる感情のどれに照準を合わせればいいのか分からなくて困り果てた末にずっと泣いてた。

 

ジャニーズJr.のココがスゴい:

ジャニーズの先輩の楽曲カバーし放題

 

感情の洪水タイムであると同時に、このスゴさを深く心に刻み付けた時間でもありましたね。だってデビューしたアイドル相手に「どうかオリ曲じゃないあの曲を…どうかオリ曲じゃないこの曲を…」と願えど、その願望を叶えていただけるのは大抵極々稀な訳じゃないですか。それをたった1公演に詰め込んでしまえる環境、改めてスゴい。

 

嬉しい職権乱用。Jr.の特権。

 

あと、こういう五人が入れ代わり立ち代わり場を沸かせるメドレーならではの良さだったなと感じたこと、忘れぬうちに書き付けたいことがあるとすれば、スポットライトが当たっていないステージ上の猪狩さんを拝見できたという収穫についてですかね。

 

メドレーが円滑に進むよう、五人の形を崩して回しているとはいえ、凄い数の曲が凄いスピード感で披露される訳だから、その上披露する立ち位置も目ぐるしく変わる訳だから、当然毎回きっちり舞台から捌けて舞台に上がっているとも限らないんですよね。そうするとスポットが当たっていない時のスタンバイ中の猪狩さんなんかを遮るものが無い状態で見られたりするんです。あれが本当に良かった。

 

身に付けるものを変えたり、身だしなみを整えたり、立ち位置に移動したり、機材を調整したり、手が空けばそっとファンサに勤しんだりと薄暗がりの中でも毎分毎秒抜かりなくアイドルしてる猪狩蒼弥さん。あれが脳裏に焼き付いて離れない。

 

REAL DX ➡ タッキー&翼

”ジャニーズ”を色濃く感じて武者震いしたくなる楽曲、歩んできたオタク人生によって様々だとは思うんですけど、CDCGやリアデラとかに関しては、過去通ったグループが多少違っても左右されない圧倒的な存在感というか強烈な印象がある武者震い楽曲だと個人的に思っていて、だから、CDCGを五騎で披露してくれた時は本当にめちゃくちゃに嬉しかったし、このメドレーの一曲目としてリアデラを捻じ込んできたHiHiさんは私にとって解釈一致のジャニーズJr.過ぎて心が爆発した。

 

koi-wazurai ➡ King&Prince

HiHi屈指のアイドル性の二大巨頭だと思っているゆとのkoi-wazurai、先天性ど真ん中アイドルの優斗さんと叩き上げプロアイドルの瑞稀くんの両者の良さが前面に出ていてこんなの全員好きだろ!!!!!って何故かキレかけるぐらいかわいかった。

 

Shake It Up ➡  Kis-My-Ft2

はしさくいがり…涙

下手の舞台装置に立つ猪狩さんを一生懸命目で追いました。この曲、いつ聞いても無条件にワクワクするし、HiHiも全員出演の学園ドラマしてくれないかなと学園ドラマ厨の私が誠に勝手ながら野望を抱きます。そして謹んで何処ポジ発言申し上げますが、キスマイ兄さん楽曲の外さなさにバカデカ信頼しかなくて毎度感心する。

 

Vanilla ➡ A.B.C-Z

さくみず!!!

さっきからオタク全員好きなやつで困ってしまった。とんだ愚か者なので、さくみずの美声に酔いしれつつ、応援屋の時にA.B.C-ZさんとコラボしてVanilla歌ってた猪狩さんを勝手に思い出して勝手に死にました。I can't see...の猪狩さんを忘れない党。

 

Lady ダイヤモンド ➡ Sexy Zone

有難う。良いそやゆとです。(遺言)

特に宮城初日公演、かわいがり♡が過ぎたので走馬灯入り決定。

イントロ後、「まえがみを♡すこしきりすぎて♡こけしさん♡」と言い残し、あの優斗さんも苦笑して止まってしまう勢いのシャカリキレディダイを披露する猪狩蒼弥さん(19)のソロステージ←この世のかわいいものピラミッドの頂点。

ちなみに二日目夜は「ぶっちゃけさあ 牛タンはギリ ホルモンじゃね?」でした。確かにホルモン認定でも良い気がする。これからも好きなご飯いっぱい食べなね。

 

チャンカパーナ ➡ NEWS

スタンドマイク芸もやっぱり全オタクが好きなんだよなあ みつを

レディダイの時も興奮して怒り狂ってたけど、このメドレーで王子様衣装出してくる辺り、オタクを生かして帰すつもりがなくて好き。HiHi 鬼畜 Jets の皆さん。

 

ズッコケ男道 ➡ 関ジャニ∞

レディダイではきっとセクゾ通って来たんだろうなというオタクが、チャンカパーナではきっとNEWS通って来たんだろうなというオタクが散見されたけど、その直後に西を通ったオタクが炙り出されるゲーム始まってた。この現象も全グルメドレーならではでちょっと楽しんでいました。基本的に有名曲が多い&オタクは火事場の適応力が高い為か、一緒に踊れるタイプの振りがある曲でも全体的に割と乗り遅れてない気がしたのですが、その中でも一際昂ぶりを抑えられていないかわいいオタクがやっぱりいるんですよね。自軍と自軍が交わるのって本当に嬉しいよね。超わかる。(熱い抱擁)

 

我 I Need You ➡ Hey!Say!JUMP

何かみんな爆走してて可愛かった記憶あるんだけど夢?合ってる?

 

初心LOVE ➡ なにわ男子

神様お手上げ。(どうにもならない)

普段見られない角度でのアイドル力をひしひしと感じられてキュンキュンしたので、HiHi Jetsにこういうアイドル曲やらせる機会、是非増やしてほしい。王道アイドルを演じることに若干の照れくささを覚えていそうながらも何だかんだ身を削って全うしてくれる猪狩さんと、王道アイドルをやる猪狩さんに圧倒的に耐性が無いであろう猪狩担の相打ち、定期開催を希望します。何度でも悶え死にたい。

追伸 蒼弥…一歩ずつ叶えていこうな…(逃げろ)

 

君の彼氏になりたい。➡  Snow Man

無理はこっちの台詞がオタクの総意かな?などと思い、ワロてました。

 

フィギュア ➡ SixTONES

ゆとさくみずタイム。

切り抜かれた歌詞が良かったなと思った。あなたまだ十分子どもでいいんだよ。

 

Keep the faith ➡ KAT-TUN

炎とはしそや見た瞬間、何の勝負してたのか知らんけど己の勝ちを確信した。

はしそやの時の猪狩さんの背伸び感(?)(伝われ)、実は結構好きなんですよね。

 

東京ドライブ ➡ TOKIO

キュートなはしゆとみず

ゆとみも無論かわいかったけど、キプフェ直後にすぐ切り替え効いちゃう橋本さんのアイドルとしての基礎能力がただただ恐ろしくて歯ガタガタ震わせていました。

 

ガラスの十代光GENJI

前後数曲の感想がどことなく薄いのは絶対にコレのせい。A級戦犯

上手と下手、対称な位置に立った19歳のいがさくが華麗に舞う「ガラスの十代」、麻薬。幻覚。桃源郷カタルシス。死ぬ前の夢。この世の全て。

愛する彼らを恣意的に幽閉してはならないと痛いほど思っているはずなのに、同い年の彼らと一緒に年を重ねていきたいと考えているはずなのに、ふとした瞬間、”いがさくの十代、一生続け”と願ってしまう私なので、本当に壊れそうなものばかり集めてしまうんだよなと涙した。輝きが飾りでは無いこと、十代後半のほんの一部分しか覗けなかった私にもよくよく染み付いているからこそ、ふたりの十代を宝物として大切にしまった後に、一緒に未来を眺望できるオタクでありたいなと強く噛み締めました。

 

Darling ➡ V6

情緒乱気流。躁鬱。

ガラスの十代の後の五人のDarling、どんな顔で見るのが正解だったのか知りたい。

 

恋涙KinKi Kids

はしそやみず(というよりもはしみず+蒼弥さんって感じかな)

親愛なるはしみず厨の皆様のご冥福をお祈りしながら、ローラーで舞う妖精さんみたいな猪狩さんを見ていました。メインのはしみずの繊細な重なり合いや響き合いを邪魔することなく、引き立て役に徹するダンサー猪狩さんを見て、求められるものに対応して、押したり引いたりできる能力、めちゃくちゃ強いよなと再認識しました。

 

PARA!PARA!チャ~ハン ➡ ジャニーズWEST

満を持して自軍×自軍を迎えたのにまさかのパラチャでずっこけたけどゆとさく大変楽しそうで何より。今後もしパラパラ曲を攻める予定があれば、そやみ女の子・はしゆとさく男の子でエエやんけお願いします。何卒。

 

仮面舞踏会 ➡ 少年隊

はしそやみず再来。

Let It Beでも書いてたけど、クラシック寄りのジャニーズ楽曲と猪狩蒼弥の親和性の高さたるや。音に乗る時の刻み方が人より小刻みで細かく見えるのが大好き。いっつも申し上げているけど猪狩蒼弥さんの一挙手一投足が狂おしいほどに愛おしくて死んでしまう。そして極めつけは黒スーツ。俺の完敗です。勘弁してくれ。本当に。後生だ。

 

Dear WOMANSMAP

この曲をずっと待っていました。

だってこんなに歌われて嬉しい言葉が敷き詰められた曲って他にありますか?

2020年の関ジュのあけおめ円盤かな?でDear WOMAN落ちサビの大橋さんを見たのをきっかけに、HiHi JetsにもどうしてもDear WOMANを披露して欲しいと願ってやまないオタクと化していたので、ぴあアリのセトリが出た後、いつも下らぬ猪狩談義付き合ってくれる寛大な友人から祝電が届きました。()

黒スーツの五人があまりにも色彩豊かでカラフルでまたも号泣してしまった。落ちサビを髙橋さんが歌いあげてラスサビで五人の声が集まるのも完璧で本当に良かった。Dear WOMAN、歌われて嬉しい言葉が敷き詰められているけど、その言葉の全てを愛する五人に贈り返したい。君こそ我が誇りですよ。HiHi Jetsさん。

 

A・RA・SHI ➡ 嵐

HiHi Jetsが嵐の曲を披露する度に限界感情で死にそうになるオタク、無事死亡。

当然ながら嵐はHiHiじゃないし、HiHiは嵐じゃないし、嵐は嵐として嵐らしく生きていて欲しくて、HiHiはHiHiとしてHiHiらしく生きていて欲しくて、二つの幸せの塊に対しては、これからもこれまでも唯一無二の絶対的な価値を見出していたくて、独立した使い回しではない愛を注ぎたくてして、でも、それでも、どうしても、嵐越しに見ても霞んだりしないHiHi Jetsについつい自分勝手な願いを重ねて、どデカい未来を夢見てしまったりするんですよね。あ~、普段から思うように言葉が追い付かなくてもどかしく思うことばかりだけど、この感覚は他の感覚以上に上手く言葉にならなくて悔しい。

夢だけ持ったっていいでしょ?って問いかけてくれる猪狩さん、綺麗でした。

 

22. JET ➡ HiHi Jets

待望の新曲 JET。

 

YouTubeで公開された直後は

「ふ~ん。まぁあ~しはFRONTLINE派かなぁ。」とかスカしてた癖に。

 

聞けば聞くほど沼。

現場でペンラ振れば振るほど沼。

 

もうやめられない。とまらない。会場の一体感というか盛り上がりが凄い。会場に居る端から端までの全員が”ここだけは無礼講で行きましょうや”と言わんばかりのペンライトの振り上げ方をしてて最高にイカしてる。

 

ついでに衣装も可愛い。

 

そして毎度のことですが、猪狩さんの自作詞に猪狩さんの思想や哲学や信念がみちみちに詰まっていて痺れる。猪狩さんに出会って毎日本気で思っているけど、私の母語が、私の母国語が、猪狩蒼弥さんとお揃いで本当に良かった。

 

 

23. HiHi JetsHiHi Jets

原点にして頂点ってこの曲の為の言葉なんですかね。

 

現場でこの曲を聞く度に、彼らの目の前で彼らの名を叫ばせてはくれないこの難しいご時世に、そんなことしても意味ないと分かっているのに悪態をつきたくなる。

 

返事で鼓膜を揺らすことは出来ないのに、毎回毎回こちらの声にならぬ叫びを汲み取って、愛で返してくれる五人が幸せで居てくれたら、それ以上に望むことは何も無い。

 

自分の幸せを大切にしてほしいとあらゆる場で伝えてくれる猪狩さんだから、オタクがこんなことを言ったら怒られるかもしれないけれど、HiHi Jets五人が幸せで居てくれることは、今の私が享受できる最も大きな幸せのひとつだなぁと。

 

〈挨拶〉

またまたこんばんは。こちら四月ではなく八月の私です。

先述の通りでございます。重ねて謝罪。しばしお待ちを。

余談ですが、スマホのメモに入れてたりしてないよなぁそこまでしてたら間違いなくブログに移してるよなぁとダメもとであいぽん漁ったら、猪狩さんの挨拶だけはしっかり2公演分記録されてて呆れ笑いした。多分猪狩さんの挨拶だけは、打ち直すの面倒臭いより肌身離さず持ち歩きたいが勝ったんでしょうね。まったく。この挨拶厨め。

(今夏も後半戦挨拶レポを毎日毎晩漁っては生きる糧にしています。有難う猪狩さん。)

4/23(土) 17:00

 

4/24(日) 12:30

 

 

25. 駆ける ➡ HiHi Jets

挨拶の後の駆ける、私が昨夏散々泣かされて溺れ死ぬかと思ったやつ。

胸が苦しい。胸が張り裂けそう。学べない。

駆ける、泣ける。(雑な韻踏もうとした?)

 

26. ドラゴンフライ ➡ HiHi Jets(アンコール)

公演中、終始必死に声を押し殺していたはずの会場が大きくどよめいた。

 

ドラゴンフライのイントロに。

それからスタトロで上まで来てくれたHiHi Jetsに。

 

動揺し過ぎて正直なところ記憶が切れ切れだれど、特に初日は自分もスタンドの騒めきの中に居たので揉みくちゃだったけど、最後のいつもの蕩けてしまいそうなやさしいお顔で忙しなく全力でファンサし続ける猪狩蒼弥を見て、緑だらけになったスタンドで必死に目を凝らしながら猪狩担全員に報いようとする猪狩蒼弥を見て、嗚呼彼なりの愛はこんなにも愛おしいものなのだ。私は日々こんなにも素敵な愛を浴びて生き抜いているのだと泣いてしまった。ブログでもTwitterでも普段の独り言でも繰り返し繰り返し行ってしまうけど、猪狩蒼弥さん、アイドルで居てくれて本当に有難う。尊い

 

27. ZENSHIN ➡ HiHi Jets(アンコール)

二日間通してスタトロに乗って動く猪狩蒼弥を凝視することに集中していたのでZENSHINですら記憶が全然無い。ZENSHIN落ちオタク、一生の不覚。

 

冷静に考えたらいがさく厨のテーマソングと言っても過言ではないドラゴンフライの記憶ほとんどないのも意味が分からない。あの時間、猪狩さんを追っていたつもりが気絶していたとかある?(ない)

 

時系列で辿れば一番近い過去の好き曲×2、本当についさっき見てたはずの好き曲×2の記憶がほとんど残ってないの悲しいとか通り越して自分でもドン引いてる。脳のメモリー機能鍛えたい。現場で何があっても記憶ファイル破損しない脳味噌欲しい。

 

 

総括:

 

アンコ記憶喪失してるせいで最高に不完全燃焼な終わりを迎えた本ブログです。

書き漏らしたことを拾いたいのでもう少しだけ他愛ないお喋りを。

 

冒頭でもちらっと書いていた通り、昼公演で戦線離脱した私は新幹線の中でブログを書きつつ東京に戻りました。そうして帰宅して、抜けそうにもない深い余韻に浸りつつ猪狩さんのオーラス挨拶レポを拝読するなどし、そこでやっと今ツアーの”CRUSH THE FRONTLINE”のタイトルが腑に落ちたんですよね。

 

軽く呟いたりもしたのですが、情報解禁後、私が”CRUSH THE FRONTLINE”のツアー名と対峙した時、素敵なツアー名だと感じる一方で、五騎で謳い上げた”俺たちこそFRONTLINE”とはある種矛盾する部分があるなと物思いに耽っておりました。

 

だって、”最前線は我々だ”と高らかに宣言したはずの彼らが、次は”最前線をぶち壊す”と言い出したのです。

 

でも、”CRUSH THE FRONTLINE”を考えるにあたって、”最前線”そのものについてあれこれ考えてみると、大前提として、その意味付けが意識的か無意識的かに関わらず、何かしらの形で空間の前後を認識し、分かりやすく定義付けているからこそ、”前”、あるいは”最前線”が定義できるのです。

 

多くの人にとって、教室であれば黒板がある方が前で、電車であれば進んでいく方向が前で、洋服であれば胸が来る方が前で。「前に倣え」と号令を掛けられて従う時なんかも、我々はいつもそのような”前”に縛られています。

 

そういう風に考えて捉えた時、彼らはもうそんな定義付けられた”前”を求めている訳では無いのかなって。そんな風に、昂った頭で考えました。コレはあくまで全部ひとりごとで、こじつけだ 妄想だ 拡大解釈だと笑われても致し方無いのですが、私は猪狩蒼弥と前後不覚になりたい。定義で雁字搦めになった世界を猪狩蒼弥に手を取られて抜け出して、結果論としての最前線を見てみたい。要するにそういうことです。

 

ちなみにコレは完全な余談というか激重キモ持論でブログを終えないための小噺ですが、”CRUSH ON YOU”という英語には恋に落ちるという意味があります。

 

春のピンクは恋の色でした。ということでこのようなタイトルになりました。

 

さてさて、ある程度気も済みましたし、キリがないので今日はここら辺で。

 

最後になりましたが、猪狩蒼弥さんをはじめとするHiHi Jetsの5人、それから季節外れな春のお話にお付き合いくださいました素敵な皆様にも(by八月の私)幸多からんことを。

 

乱文乱筆失礼しました。

2022.04.24(って書いていますが今日は2022.08.16)

 

どうしたって貴方に飽きぬどうしようもない秋の話を

 

少年たちで最後にその姿を拝んだ日はギリギリ18歳だった猪狩さんと私も、凡そ2ヶ月の時を経てお互い18歳を使い切って19歳の封を開けてしまい、晩夏から指折り数えていたその季節はあっという間にやって来ました。

 

 

2021年11月20日。国立競技場第一体育館。

HiHi Jets 初の単独アリーナ公演。

 

 

20日の夜公演を一発勝負で味わった私が語れることは極めて些少でありながら、思い出せなくなる前に、少しでも多くを覚えてる内に、どうしてもこの秋の話を。

 

そんなきもちが収まらず、はてブを開きました。

 

とはいえ、開いたは良いけど、正直なところ未だ消化不良を起こしているので何から語るべきかもよく分からず。

 

かと言って夏と同様に書き出すには、記憶が朧気で感情ばかり先走ってしまって。

 

もう仕方がないので今回は形式に拘らず、感情だけでもさっさと供養してしまおうかなと思っております。きっと何時にも増して、一体何を言っているのか分からない圧倒的に読めたもんではない怪文書が出来上がると思いますが、私は元気でやってるのであまり気にしないでください☆彡

 

(毎度但し書いている通りの自己満独白と言えど投稿した以上は読んでくださる方が居るのかもしれないということでなけなしの良心でセトリだけ貼っときます。前置きに呆れずまだ読んでくださってる物好きな皆様、宜しければ緩く暖かくお付き合いください。)

 

 

 

★五騎当千 11/20(土) 17:30公演 セトリ

1.HiHi JetsHiHi Jets

2.Attack it! ▹ 嵐

3.Eyes of the future ▹ HiHi Jets

4.Clap-A-Holics ▹ Kis-My-Ft2 玉森裕太

5.FIRE!! ▹ Kis-My-Ft2 北山宏光 藤ヶ谷太輔

【以下5曲 ソロコーナー】

6.Fence ▹ HiHi Jets 猪狩蒼弥

7.DON'T WANNA DIE ▹ Kis-My-Ft2 北山宏光

8.Fake ▹ SexyZone 菊池風磨

9.虹 ▹ 嵐 二宮和也

10.終電を超えて~Christmas Night ▹ A.B.C-Z

11.Lucky Man ▹ 嵐

12.ウィークエンダーHey! Say! JUMP

13.T.W.L. ▹ 関ジャニ∞

14.Make You Wonder ▹ HiHi Jets

《MCタイム》

15.だぁ〜くねすどらごん ▹ HiHi Jets

16.BeastHiHi Jets

17.baby gone ▹ HiHi Jets

18.Fight back ▹ HiHi Jets

【以下4曲 V6メドレー】

19.Can do! Can go! ▹ V6

20.愛なんだ ▹ V6

21.MUSIC FOR THE PEOPLE ▹ V6

22.WAになっておどろう ▹ V6

【以下3曲 フレジュコーナー】

23.WANNA BEEEE!!! ▹ Kis-My-Ft2

24.Happiness ▹ 嵐 

25.シンデレラガール ▹ King&Prince

26.$10 ▹ SMAP

27.Be COOL ▹ 少年隊

28.情熱ジャンボリー ▹ HiHi Jets

29.Complete ▹ HiHi Jets

30.FRONT LINE ▹ HiHi Jets

《挨拶》

31.HiHi JetsHiHi Jets

【以下アンコール】

32.ZENSHIN ▹ HiHi Jets

 

 

(ぬるっと感想本編始めちゃいます)

 

 

センターに立つゆうぴ。両翼を固めるはしみずといがさく。

そんな五人を彷彿とさせる白青赤緑紫の五色の布が、眩い照明で燦然と照らされたメインステージ。

 

暗転後、早鐘を打つ心臓を宥める間も無く鳴り響いたのは、お馴染みの爆音。イントロ。そしてお馴染みの爆音ご挨拶。

 

五騎当千は、

HiHi Jets HiHi Jets ではじまった。

 

『ど〜も〜❗️ HiHi Jets で〜す❗️』

 

3つ拍子が打たれれば、天井から吊られていた五色の布がはらりと落ちて、破裂音と共に新衣装を纏いローラーを履いた5人が華麗に姿を現す。

 

嗚呼、夏より明らかに遠い。

 

でもそれで良い。夏より明らかに遠いけど、5人の引力はちっとも変わらなくて、双眼鏡を覗かなくても誰が何処に居るかすぐに分かるし、ローラーで縦横無尽に駆け回る彼らには大きくて広い会場がよく似合う。

 

目新しい煌びやかな衣装の細部見たさに徐にスクリーンに目線を移した私は絶句した。

 

オタク キトク 、スグシネル。(電報?)

 

最近の新衣装、良過ぎてて言葉にならない。布の量が多い衣装好きだし、統一感あるのにメンバー毎に細部で個性が出ている衣装が好きだし、猪狩蒼弥橋本涼の頭に帽子が乗せられている衣装が好き。有難う衣装さん。

 

本当に1曲目から1秒も余さず最高だったけど1曲目から特攻で落下物飛んだの最高にアリーナ公演って感じられてガチで骨の髄まで痺れました。

 

 

はい次。間髪を入れずに差し込まれるAttack it!

 

私は島フェスのAttack itが一生忘れられなかった嵐出のジャニオタなので、セトリに食い込んだのが嬉し過ぎて帰りの電車でママに泣きながら感想LINEした。

 

「外野の言葉はシカトする」って歌う猪狩蒼弥の口元に浮かんだ余裕そうな笑みを私の眼が捉えた時、人類の勝利が確定する音が聞こえたような気がする。

 

そして作ちゃんが挨拶でも言及してたけど、花道を走るローラーマジで速い。びっくりするぐらい速い。自担を追うオタクが猫じゃらしを追う猫みたいになっちゃう景色かわいい。猫は本来自担の方なのに(?)

 

 

そんなこんなですっかり温まった観客を前に待ってましたと言わんばかりに流れ出すEyes of the future is 最高。

 

希望を歌ってくれるこの曲のイントロで、自らのその素敵なお名前を名乗るや否や「5人全員、誰ひとり置いていかねぇからな」って叫んでくれた猪狩蒼弥が私の神様で当然のように泣いた。

 

気の所為や勘違いかもしれないけど、最近こういう言葉をかけてくれる時の猪狩蒼弥の主語が"俺"から"俺ら""五人"に移り変わっていることが多いような気がして、何だか胸の奥がぎゅっとなった。

 

去年の配信のEotf。今年のサマパラのEotf。夏を終えた彼らが意志を語った生配信の後に公開したMVのEotf。

 

そして代々木のEotf。

 

どんどん表情を変えていく全てのEotfが愛おしくて、きっとこの曲はこれからも大切なものとして、彼らと共に育っていくんだろうなとしみじみ感じ入ってしまうし、それと同時に彼らの未来に大きな期待を募らせてしまう。

 

 

な〜んて浸ろうとしても許してくれないんですよ。

 

すかさずぶち込まれたのはClap-A-HolicsFIRE!!

 

鬼畜か。

 

ただただ鬼畜なのにサラッと始めちゃうんだもん。音楽番組だったら「2曲続けてどうぞ!」って言われる感じの流れでした(?)

 

どちらも配信で披露されていた曲だったので、16:9の手の平の上の画面で動いていた彼らが、すぐそこで生きている事実ににかなり興奮していた覚えはあるし、私はクラホリでぶち上がる猪狩蒼弥さんが本当に好きなのでセンステで踊る彼を見てずっと震えてた感覚も残ってる。

 

でもまともな記憶が無い。何故か。答えは簡単で。

 

次に投下されたのが猪狩蒼弥Fenceだったから。

 

あの刹那、猪狩蒼弥が世界の創造主で、

今もずっと、猪狩蒼弥が私の神様で。

 

大袈裟で馬鹿みたいだって分かっててもあの緑の海に溺れるとそういうことを言いたくなってしまう。

 

私は猪狩蒼弥に全てを掌握された。

 

同い年なのが嘘みたいに相変わらずよく似合うスーツも、澄んだ瞳を奥に隠してしまうサングラスも、チェーンの垂れる厳つい拡声器も、その両の足で踏み締めたステージも、意志と共に放たれる鋭い言葉も、蠢く緑の光の海も、何もかも全部纏めて貴方の物なのだと、この空間に存在する有象無象が少なくともこの瞬間だけは紛れも無く貴方の物になっているのだと強く大きく叫びたかった。

 

円盤で初めてFenceを見た日から私はずっとずっと緑の海の1滴になりたくて。

 

でも、これはFenceに限らずだけど、幾ら私が縋るように取り憑かれたように繰り返し映像を再生しても、時間を遡ることは出来なくて。どんなに願えど足掻けど記憶と記録の壁は越えられなくて。私が彼に出会ったのは20年の春で。19年の夏には行けなくて。

 

そんな私が、この代々木で遂に緑の海の1滴になれたのである。記録の中で、この世の全てが敵みたいな覇気を纏って武装していた彼は、代々木のセンステで、年に不相応な悟りを漂わせて世界を誰より楽しんでいた。

 

私はあの景色をきっと一生忘れないだろうし、死ぬ前の走馬灯には、この日の記憶が食い込んでくるのかもしれない。

 

(私に五騎Fenceの話をさせると本当に止まらなくなるので今日はこの辺で。どうしても書き足りなかった分は気が向いた時にふせったーかなんかで消化します。)

 

 

そんなこんなでFenceを乗り越え、

朦朧とした意識で見ていたDON'T WANNA DIE

 

作間龍斗ソロ。

 

サマパラとはまた違った魅力が存分に発揮されていた気がする。路線的には、ブラシンよりもVの時に近いのかな。

 

でもごめん。本当に情けないけどFence前後の記憶がマジで散り散り。

 

ただ、私度々申し上げてるんですけど作間龍斗の歌声がめちゃくちゃ好きで、あの綺麗な声だけは鼓膜に届いていた。

 

何でしょうね。あの音を上げる時に真っ直ぐに上がらない音を引く感じというか、綺麗に透き通って染み込んでくるような声もそうだし、あとは母音とか破裂音の発音の仕方も好き。(キモ猪狩担)

 

こう考えると、「人が死ぬ時に最後に残る感覚は聴覚」という言説あながち間違ってないのかもしれないですね。

 

そしてFence前後の曲でありながらショック療法の要領でここに関しては記憶が戻って来てる橋本涼Fake

 

布と戯れる男の悲劇再び―。

 

HiHi担って該当担以外も含めて橋本涼の前ではオンナになると思ってるんですけど、視線を移すと案の定見渡す限りの屍の海。そして私も屍と化す。

 

顔面良色気男と大きめの布の組み合わせは危険とあれほど言ったのに、布と戯れるだけでは飽き足らずベット動かし始めちゃうんだもん。(ベットでは無いですステージです)

 

そして夏で散々感動したつもりだったけど、橋本さんやっぱ歌に磨きがかかりまくってて素敵なお声が更に際立ってますよね。持てる武器をがっつり使いこなせる男は最強。

 

そんな橋本涼が会場を抱き潰したメンステと反対側。

 

すっと動いたスポットに引き付けられてバクステの方に佇む瑞稀くんに集まる視線。

 

やさしいピアノの音色と衣装や髪型やその出で立ちが、私の脳裏からいつかの夏の記憶を引きずり出した。だ。

 

2020年の配信のサマパラで見た虹だ。

 

やっぱり井上瑞稀ってHiHiの中でいちばんアイドルらしいアイドルで、でもアイドルらしいアイドルって凡庸の代名詞じゃなくて特別の代名詞で。そんなふうに思っていたら涙が出てきて、今日何回泣かされるのかなと半分笑いながらガッツリ泣いてしまった。感傷に浸っているところに胸の柔いところを撫でてくるような井上瑞稀の声は狡い。

 

ラスサビをアカペラで歌ってたところも歌で魅せることにプライドを持っている瑞稀くんらしくて綺麗でした。

 

涙と共に掛かった虹を塗り替えてメリークリスマス!!!

 

メンカラ白がやはり誰より似合う髙橋優斗大先生の終電を超えて~Christmas Night スタートです。

 

同じ色の服着た大量のバックJr.が付いてても私の視線をかっさらっていくのは優斗さん。やっぱ彼は生粋の主人公ですよね。(もちろん後ろのフレジュの皆さんも可憐でキラキラなのは大前提ですが髙橋優斗さん本人がイルミネーションぐらい発光してて…)

 

冬の髙橋優斗髙橋優斗の女が三度の飯より好きそうだなと失礼なことを考えつつ、呑気にニタニタしてたら急に4人が出てくるのでびっくり。

 

私、メンバーが登場してくるソロ演出が大好きなので爆湧きしてた。かわいいね猪狩蒼弥。終電を超えよう猪狩蒼弥(結局)

 

その直後。

 

「こっ…この音は…!?!??」

 

☆ ☆ ☆ Lucky Man ☆ ☆ ☆

 

おかえり俺の夏。 もうこれ以上の言葉は無い。ここに言葉は要らない。至福。

欲しいモノなら全部奪い尽くせってやっぱHiHiに似合うよ。奪ってくれよHiHi Jets

 

はい!ところで!!!本日は!!!土曜日の夜公演!!!

♪ 土曜日の夜はハイビート胸騒ぎ~~~

 

待ってました。ウィークエンダー

 

鳥頭なのでここら辺の曲マジで楽しかった以外に覚えてない。あとどの先輩グループの曲が流れても一定数踊れるオタクが居るのオモロい。HAFはオタクの坩堝集団。HAFはオタクのサラダボウル集団。

 

更にダメ押しのT.W.L.で優勝。

 

親和性高過ぎてノリノリで あい⁉️あい⁉️あい⁉️あい⁉️あい⁉️ってしちゃったじゃん何コレ。

 

そして言論の自由って画面の上で炎上?」って歌ってる猪狩蒼弥、あーしはアンタが本当に好きだ。

 

落ちサビの瑞稀さんも解釈一致でいいねボタン連打だし、こういうノリノリわちゃわちゃ曲でちょっかい掛け合っちゃうHiHi 男子高校生 Jetsは、現実世界で起きたまま見れる唯一の夢。ACジャパンはこの活動を支援しています。(いません)

 

 

いや…

ココでMake You Wonderはエグ。

 

まあ言うて何処で来られてもエグいんですけどね。本当にサマパラ以降、すっかりMake You Wonderの背中合わせ蒼龍とラストの蒼弥フェイクが無いと生きられない身体になってしまった。悔し過ぎる。

 

悔し過ぎるけどそんな身体になってしまった今、背中にデカデカと$を背負った猪狩蒼弥が広い会場でローラー履いて披露するMake You Wonderは、万事の病に効く薬でした。あのメンカラ衣装も本当にらヴ。合掌。

 

 

さて、あっという間に《MCタイム》です。

 

レポもだいぶ出てたかと思いますので眠たい私は少しでも早く書き終えるべく少しおサボりします。すみません。今度推敲する機会あればMC内容も書き付けときたいです。何にせよHiHi お喋り Jetsは秋も可愛かったです。

 

 

MC明け。当然盛り上がるだぁ〜くねすどらごん

井上「上の方〜!下の方〜!楽しもうぜ!!!」

猪狩「皆さ〜ん?ぶちかませっ♡」

高橋「ちょっとみんなすごいよ!?!」

橋本「楽しくあそぼうぜぇ〜」

作間「おい!!旗がちっちゃいよ!の割に持ってる滝本くんでっかいよ!!!」

 

猪狩蒼弥のぶちかませは確実に語尾にheart付いてて心臓持ってかれた。かわいい。あとバックのジュニアの皆さんが掲げてくれてた名前ののぼり旗みたいなやつ私も欲しい。

 

Beastお初にお目にかかりますだったから興奮した。

 

興奮したから記憶無い。死にたい。円盤はやく見せて。もどかしい。喉元掻き切りそう。助けて。(病状は深刻)

 

baby gone担みたいなとこあるのにベビゴンですら必殺奥義"逃げないでgirl ここ狙ってburn"以外の記憶が無い。

 

心に棲む銭婆が「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで。」って名台詞で語り掛けてくるけどやっぱり思い出せる状態で覚えておきたかった。首吊りそう。円盤はやく。私を救って。(病状はやはり深刻)

 

Fight back 、こちらも生はお初にお目にかかりますだったけど、Beastよりは記憶ある。

 

字面じゃ伝わらないと思うけど電飾で逆上がりしてた。

 

私は最終的に二重跳びは克服出来たけど逆上がりは最後まで出来なかった小学生だったので、心の女子小学生人格が逆上がり出来る自担に大興奮してて、冷静になった後とても恥ずかしくなった。

 

それにしても配信期間もそうでしたけど、HiHi Jetsさん限られた範囲と条件でセルフプロデュースして観客に強い印象植え付ける能力に長けてて最高ENTERTAINERで好(ハオ)。

 

 

激熱V6メドレーのラインナップは以下。

Can do! Can go! → 愛なんだ → MUSIC FOR THE PEOPLE → WAになっておどろう

 

V6兄さん最後の夜、強く優しい生き様と潔く美しい去り際を僅かながら拝見して物思いに耽ってしまったので色々思うところがあってじ〜んとしてしまいました。

 

贅沢なお願いだけど貴方たちがアイドルで居てくれる限り私はアイドレーターだから、これからも5人で私の神様しておくれよHiHi Jets

 

4曲ともそれぞれ良かったけど特に記憶に焼き付いてるのはCDCGのイントロ。

 

擦り切れるほど見た8.8円盤とか画質が平成初期でお馴染みのMステ円盤の一幕がフラバして脳の神経がビリビリした。

 

8.8もMステもHiHi Jetsとしてステージに立ってることは変わりないけどどちらもHiHi Jetsの為だけに用意されたステージは無かった訳じゃないですか。

 

それが今目の前に居るHiHi JetsHiHi Jetsの為だけに用意された代々木のステージに立ってるんだなあって。

 

ほら、こんなこと言ってたらまたすぐ泣いちゃう。

 

 

きらきらフレジュコーナー✨

 

ラインナップは以下。

WANNA BEEEE!!! → Happiness → シンデレラガール

 

ワナビー猪狩蒼弥振り付けらしいんですけどフレジュに振り入れする猪狩蒼弥殿見た過ぎるでしょ。五騎メイキング期待してます。宜しくお願いします。

 

パフォーマンスは3曲とも素敵でした。私はHiHiを見に来たけどHiHiの後ろに居る彼らも本当に立派なアイドルで、この大好きな空間はアイドルで敷き詰められてるんだなあって。ジャニーズが好きです。私。(?)

 

そして私忘れないよ。大東立樹 ソロコンサート 2021 一騎当千 のこと。顔が綺麗な大東くん見ながらPrecious oneはアンタでしょってツッコミそうになった。

 

 

$10のイントロでどよめく会場。←すき

 

私もどよめいた。本日二回目だけどおかえり俺の夏。

 

その衣装でこの曲はもう俺の夏でしかないのよ。代々木に参戦することでようやっと夏の亡霊を脱せるかと思っていたのに余計沼ってしまって血汗涙止まらん。もういいや。愛はお金が掛かるけど私はあんたを愛すよ猪狩蒼弥

 

少年隊さんのBe COOLで色気が止まらない猪狩蒼弥さん←すき

 

ジュニア2人ずつ侍らせて華麗に踊る5人色気と余裕が凄くてどエレぇぇぇぇ!!!!(訳:どエロい)

 

遠くから拝んでるだけで目眩動悸耳鳴りが止まらなくて卒倒するかと思ったのでこの時の猪狩さんめちゃくちゃ見える位置じゃなくて本当に良かった。

 

そして新参者の私は存じ上げなかったのですが、こちらの曲も昔々のHiHiちゃんとご縁があったそうで。それ聞いて粋なことするなあって感嘆の溜息零しちゃった。 時の経過や育ちの軌跡が見える形で懐かしい曲を披露してくれるって当時を知ってるオタクにとってめちゃくちゃ嬉しいことじゃないですか。来たる者のみならず連れ添った者まで、本当に誰も置いていきませんねHiHi Jets

 

YouTubeで親の顔より見た情熱ジャンボリー

 

やっとやっとやっと生で聞けてまたも血汗涙を流した。流石に可愛すぎだろ情熱ジャンボリー。そしてペンラの動きがめちゃくちゃ綺麗なのよ情熱ジャンボリー。

 

思い出したから変なタイミングで書き付けとくけどここまで勢いだけで語って触れられてなかったけど、五騎のバクステに設置されたバンクが凄いんですわ。本当に。

 

終演後、バンクに残った滑走痕を見つめてたの思い出して急に泣きそうになってるから夜に懐古するのやめたい。眠いし。

 

あんな良いステージ見せてもらったのに圧倒的雑感でガチでごめんね。

 

そして今セトリの中で唯一と言っても過言ではないバラード系統の全員曲。Complete

 

これに関しても私はリアルタイムでは3人時代を知らないから多くは語れない。

 

でも5色に光るスタンドマイクが、5分割された大画面が、この曲をこの初アリーナ公演の大舞台で5人で歌い直す意味を示唆してるようで勝手にグッときた。

 

人間はどうしても弱い生き物だけど、過去・現在・未来の全ての時間と目を逸らさずちゃんと向き合えることはきっと強さだからその強さを信じていたいと思うなど。

 

初披露。新曲。

FRONT LINE

 

HiHi Jetsが世界に宣戦布告する瞬間を目撃してしまった。

 

日本語が足りないけどこの並びのセトリのこの位置でこの曲を披露したの本当に考え抜かれ過ぎてて怖い。

 

イントロからぶち上げで会場中のペンラが荒れ狂ってたし、あちらこちらで上がる火柱の暑さにクラクラした。あと衣装天才。メリケンサックって何。殴ってくれ。衣装のみならず、新世界とか最前線とか最先端とか歌唱部分もゴリゴリ武装で好きだしラップは流石に猪狩節効き過ぎてたから早く全歌詞欲しい。

 

ラップ詞痺れまくった感覚は残ってるけど「五に拘るのは大前提 」で脳味噌殴られた瞬間、目の前に火花が散って思考がショートしたので肝心の歌詞を全然思い出せない。嗚呼猪狩蒼弥だって思った四字熟語何だっけ。獅子搏兎だっけ。何か違うな。とりあえず派手に美しく3秒で堕とされました。

 

ヤバい。円盤欲しい。ガチで欲しい。何度でも見たい。手震えてる。

FRONT LINEは麻薬。

 

麻薬を頭から浴びせられた後の挨拶。

死ぬほど泣いた。嗚咽を零さないよう必死で噛み締めた歯が砕けるかと思った。

 

円盤で全公演の挨拶をノーカットで収録して欲しい。彼らの生きた言葉を残して欲しい。夏もずっと声高に主張してたけど彼らには、”言葉で他者の心の琴線に触れる力”みたいなのが備わってるから彼らの生きた言葉を残して欲しい。

 

とりあえず記録として各メンバー挨拶の個人的にグッときた部分の大意を活字として打ち込んでおくけど正直これじゃ意味が無い。

 

拙い語り部の私からじゃなくて、彼らの声と間合いとトーンと言葉と、その全てから受け取って欲しい。そのぐらい本当に素敵なメッセージなんです。

 

橋本「HiHiJetsのライブは楽しかったでしょうか。このクラスの大きさの会場を、俺たちHiHi Jetsがライブをやらせていただくとジャニーさんに言ったら、ジャニーさんなんて言うんだろうなって思って。”Youたち頑張りなさい”って言うか、”Youたちまだ代々木なの?”って言うか、ジャニーさんのことですから何て言うかは予想付かないんですけど、でも少なくとも、今ジャニーさん、俺の予想だと多分どっかで隠れて見てると思うんですよ。いつも隠れてますから。そんなジャニーさんに愛を貰い、色々な方の愛を頂いて、こうして僕たちはこの代々木のステージに立っています。」

 

作間「こうやって右を向けばメンバーが居て、こうやって周りを見渡せば皆さんファンの皆さんが居て、でね、いつも黒い服着てますけどスタッフさんの皆さんもちゃんと見えてます。本当に色んな人にお世話になってるんだなって日々感じています。僕自身もこうして沢山の人に応援していただける身としてちゃんと出来るようにこれからも、今もですね、ずっと、頑張っていきたいと思っています。これからも是非着いてきてください。」

 

猪狩「改めて皆さんのおかげで、俺たち此処に立てているんだということ、もう感謝の気持ちしかないです。やっぱり。でも本来は、俺たちが皆さんの生活を豊かにするべき存在で、俺たちがステージに立つっていうことが、皆さんにとって、映画を見たりとか、サッカーをしたりとか、メイクしたりとか、それと同じように皆さんの生活があって、皆さんが守らなきゃいけないものがあって、守ってくれてる人が居て、そういう生活があった上に、俺たち、なんでしょう、エンターテイナーというか、ステージに立つ、立たせて頂いている、俺たちの娯楽っていうのを皆さんに届けられていたらいいなって、今日改めて思いました。」

 

井上「僕たちのことを考えて、団扇を作ってくれたりであったりとか、髪をちょっと変えてみたりだとか、ネイルをしに行ったりだとか、そういう僕たちへの思い、ちゃんと僕らに届いてます。これから、僕たちはもっともっと色んなところ、大きなところ、そして皆さんの近くに行けるように、頑張っていきたいと思っております。会場が広くなるにつれて、”あぁHiHi Jets遠いな”、そんな距離感、僕らは感じさせません。これからも、どんなに離れてても、皆さんの近くに居ることを心掛けながら、皆さんが幸せだったなと思えるようなコンサートを作っていけたらなと思っています。」

 

高橋「ずっと本当に僕はひとりで生きられない人間というか、皆さんに”嗚呼こいつバカだなアホだな助けてやらないとな”って思ってもらいながら、生きてる人間なんじゃないかなって。まあ自分なりにはしっかりしようと思ってやってるんですけど、でもやっぱ赤羽と赤羽橋間違っちゃうんですけど。でもなんかそんな僕なんですけど、こういう、ここに来てくれてるHAFの皆さんだけじゃなくって、本当に日本中のHAFの皆さんに支えられているから僕は生きてられるな思っています。」

 

挨拶終わり。2度目のHiHi Jets

 

ガチずっと泣いてた。彼らの名前を必死に呼ぶ声が、代々木中に反響して共鳴するのを聞こえるはずが無いのに聞いた気がする。

 

「俺たちが伝説になるって夢を持つ限り俺たちは一生挑戦者です。だから俺たちは誰よりも早く。誰よりも自由に。誰よりも派手に。このステージから伝説作っていくぞ。」っていう猪狩蒼弥の言葉を聞いて、もう何より見たいはずの猪狩蒼弥でさえ見えなくなるぐらい視界がぐちゃぐちゃになっていた。

 

落ちサビを歌う瑞稀くんを茶化す優斗さんと、それを止める猪狩さん。

 

ただの茶番の一幕のはずなのに、「頑張ってるんだから邪魔すんなよ」みたいなことを叫んでる猪狩蒼弥を見ていたら、どうかこれから先の未来で5人の頑張りが虐げられませんようにって祈らずにはいられなくて。

 

アンコールはZENSHIN

 

ZENSHIN堕ちオタクが遂に満を持して生ZENSHINフルver.に謁見する神回。

 

気付けばさっきまでの涙は止まっていて。

笑顔でおうちに返してれるHiHi Jetsを深く愛した。

 

「だって男の子だも〜〜〜ん」でスクリーンにデカデカと抜かれた猪狩蒼弥さん、全然男の子じゃなくて草。女児もしくは女子ドルかと思いました。

 

最後ステージから見えなくなるその瞬間まで口々に「愛してる」を叫ぶHiHi Jets本当に愛してるよ。有難う。

 

(終)(?)

 

何か今日興奮のせいなのか何なのか、本当に文章の組み立てが上手くいかなくてどうしようもないので、ここからは書き足りなかった考え事の一部をちょっとだけ吐き出そうのコーナーです。

 

引き続き毒にも薬にもなりません。

 

さて、早速話が逸れるようですが、皆様は"守破離"という日本語をご存知でしょうか。

 

武道や芸道の道を極める人々の在るべき姿として度々語られるアレです。

 

私は普段からHiHi Jetsのことを"守破離"が上手なグループだなと思っていて、もっと言えば"守破離"の後に『立』を添加出来る"守破離立"が上手なグループだなと思っています。(付け加えた『立』 は"確立する"の『立』や"立ち返る"の意味を込めた『立』です。)

 

守る。破る。離れる。そして 確立する 傍らで 立ち返る。

 

今回の五騎当千は、そんな私の大好きな"守破離立"が上手なHiHi Jetsを全部まとめて詰め込んだみたいなライブだったなあというのが実は1番大きな感想。

 

そう評した上で、どうすれば何より尊かった幸せなあの時間の欠片を繋ぎ止められるのか分かりませんが、久々の有観客公演だったサマパラが、圧倒的に"今"と"未来"志向の空間だったとするなら、初のアリーナ公演だった五騎当千は、"過去"から"未来"までを何もかも引っ括めて丸ごと抱き締めてくれる空間だったなと思います。

 

HiHiが全身全霊で生きていることを証明しながら、 HiHiがこれまで歩んできた過去を辿り、HiHiが道すがらで失った時間を取り戻し、HiHiが目指す未来を示すための2日間。

 

道すがらで失った時間を取り戻す という観点においては、特にコロナに塗り潰された時間を取り返すみたいな意味合いが強かった側面があるんじゃないかなぁと、一時TLを賑わせていた代々木が本来は去年開催される予定のだったみたいな話題を思い出しながらぼんやり考えていました。

 

無観客配信で披露されていた曲が多くセトリ入りしていた点とか、配信サマパラを彷彿とさせる瑞稀くんの金メッシュとか、もしかしたらそういうことなのかなって。あくまで根拠の無い私の体感だから言ってしまえば妄想ですが。

 

もう少し要らぬ話を続けると、猪狩さんと同世代の私は、所謂"高校生活最後の"という枕詞が付いた諸々が跡形も無く奪われてしまった世代で、もうすっかり日常に溶けてしまった未曾有のコロナ禍だけど、日常に溶ける前は嫌というほど泣かされたし、奪われた瞬間のことを思い返すと、やっぱり記憶と共に心がじんわり痛みます。為政や医療の現場を中心に、国や世界が丸ごと揺らいだことが1番大きかったと分かりつつも、目に見える全体の大きな揺らぎの下で、傷付いた個の痛みを忘れたくはなくて。

 

私にとってのその個の痛みのひとつはアイドルなんです。

 

自粛が叫ばれ続けたコロナ禍において、アイドルの公演の中止や配信への切り替えなんて世間から見れば取るに足りない当たり前の成り行きだったのかもしれないけど、今現在私を生かしてくれている娯楽の是非が問われたことを、そして是非が問われ在り方が揺らいだ中でも娯楽を止めなかった彼らのことを、簡単に過去に埋没させて蔑ろにしてしまいたくは無いなと強く感じています。

 

あとはあれです。

 

ライブ内容と関係あるかも分からない時代柄についてまだお気持ち表明するの?って感じかもしれないけど、自粛落ちオタクである私は、あの異質な期間がただの抑圧された息苦しい過去として封印されたら、たとえそれが事実だったとしても、そのタイミングで猪狩さんに出会って救われた私まで暗闇に放られるようで悲しいなと思っていて。

 

だから今回のセトリで、「失った過去だって未来で取り返すから大丈夫。全部纏めて抱き締めて愛せる。」みたいな姿勢を示されたようで、都合の良い曲解に過ぎないけど私の心の穴は凄く満たされた。失ったものを数えるよりもじゃないけど、何かそんな生き様がEotfのラップみたいだなって勝手ながらに思ったり。

 

こちらは時代柄とは関係無い話になるし、先述の通り、私はその時代ををリアルタイムでオタクとして過ごしていなかったけど、Completeの5人歌唱も、ある種そういう道すがらで失った時間を取り戻す意味合いがあったのかなって。

 

そうやってひとつひとつ清算して、自分たちが自分たちを肯定できる現在を作れるよう一心不乱に足掻いて藻掻いて、最善のリスタート地点として設けられたのがFRONT LINEだったのかななんて。やっぱり考えすぎでしょうか。

 

いずれにせよ、今回の五騎当千を通して大好きな五人に世界で一番幸せになって欲しい、あわよくば世界丸ごと幸せにして欲しいっていう思いが一層深くなりました。

 

是非伝説になるその日まで五人で世界を魅了し世界を愛し抜いてください。

 

素敵な秋を有難う。

 

最後になりましたが、HiHi Jets、そしてこんな殴り書きの感情供養に最後までお付き合いくださいました心優しき皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2021.11.23 (のつもりが日付超えちゃったから11.24)

 

 

(毎度お馴染みのロジック壊滅パッション全振り脳死作品に仕上がったので次のお休みの日辺りにぼちぼち推敲します。誤字脱字から伝わらん日本語までよりどりみどりかと思いますがどうかお手柔らかに。)

拝啓 今日からラストティーンを生きる貴方へ

 

親愛なる猪狩蒼弥さん、

19歳のお誕生日おめでとうございます。

 

何が出来るわけでもないしがないヲタクですが、心よりお祝い申し上げます。

 

走る気持ちに任せて勢いで沼落ちブログ【猪狩蒼弥沼落ち回顧録 - 触った神に祟られた】を綴った去年の今日から早くも1年。相変わらず愛おしくてたまらない猪狩さんの誕生日に寄せて、今年もひとり喋りをしてもいいかなというのは前々から思っていましたが、私にとっての2回目のお祝いの今日に何を語るか少々悩みまして。

 

募り募った感情を1番上手に昇華出来る題目って何だろうなあと考えた結果、今年はシンプルに猪狩さんの好きなところについて、年の数だけ集めてみようかなぁと。

 

ラストティーンって何だか特別だし。(?)

 

『貴方の顔も声も名前も身体も感性も言葉も才能も哲学も生き方も全部好き!』な私が思案しまくってどうにか絞りに絞った19個です。珍しくギリギリ1万字以内に収めておりますが相も変わらず毒にも薬にもならぬ重たい拙文です。暇つぶし程度に緩く見守ってやってください。

 

それではスタート。

 

 

1.自分を愛しているところ

 

「ひとがひとでなくなるのは自分を愛することをやめるときだ。自分を愛することをやめるとき、ひとは他人を愛することをやめ、世界を見失ってしまう。自分があるとき、他人があり、世界がある。」

 

この言葉、小学生4年生の時の担任の先生が「貴女に読んで欲しい」と私に手渡してくれた詩集の中で付箋が貼られていた詩の一部で、今でも時々読み返して反芻するくらい大切にしてるんですけど、好きなところ19個の1番目を飾るに相応しい猪狩さんの好きなところって何だろうって考えてみた時に、猪狩さんの全部が好きな私が勝手に抱いてる"猪狩蒼弥猪狩蒼弥たる所以"ってコレに当たるんじゃないかなとふと思ったので1番最初に引用してみました。

 

猪狩さんに出逢って1年半の時間を溶かすうちに気付いてしまったけど、猪狩さんって本当に底抜けに真に愛情深い人で、アイドルやってる彼の存在って一挙手一投足あるいは一言一句どこを取っても彼の愛に満ち満ちているなと感じます。

 

猪狩さんはよくその自己肯定感が高さを評価されるし、よくその自己肯定感の高さに羨望の念を向けられる。私もしばしば猪狩蒼弥みたいに生きられたらなって思う。でも、それと同時に、彼の自己肯定感の高さの構成要素は天性の物だけじゃないんだろうなとも思うのです。勿論、素敵な家族の愛情を浴びて伸び伸び自由に育ってきた猪狩さんには、元々自己肯定感の土台みたいなものがきちんと据わっていたことでしょう。でも、彼が生まれながらのつよい人だとはどうしても思えなくて。本当は人並みか人並み以上の弱さを孕んで生まれてきたやさしい人であるような気がしてならなくて。その弱さと向き合って、自分を鼓舞して、直向きに努力して、貪欲に理想を追い求めて、つよそうなやさしい人になったんじゃないかなって。だって、そうじゃないといつかのステナビみたいに誰かの自己肯定感の低さまで丸ごと愛することは出来ない。

 

詩の言葉が語るように、外に本物の愛を振り撒くためには、内に本物の愛を注がなくちゃいけなくて、内に本物の愛を注げる人は、外に本物の愛を振り撒ける。

 

だから、猪狩さんの愛を享受しながら生きている私は、猪狩さんの"自分を愛しているところ"が心底好きだなと思う。彼が意識的に自分のことを愛しているからこそ、彼は他者を愛せて、世界を愛せる。

 

猪狩さんの自己愛は、私が好きな種々の愛の源。

 

 

2.家族を愛しているところ

 

私が好きな猪狩さんの愛のふたつめ。家族愛。

 

彼の自己肯定感は天からの贈り物ではなく彼自身の産物だと思うとお話しましたが、それを念頭に置いても、自我を持つようになるまでの過程で自己肯定感の土台みたいなものが丈夫に育まれていたことは大きかっただろうなと思います。彼のことを何も知らない私だけど、それは恐らくご両親をはじめとする猪狩さんの素敵なご家族が丁寧に注いできた愛情の賜物で。

 

別にこの世界は家族が全てじゃないけれど、時空間や感情や価値観やその他諸々沢山の事物を、幼い時から長く深く濃く共有せざるを得ないっていう点において、やっぱり家族っていうのは、他の共同体とは一線を画した特別な概念だし、ひとりの人間が形作られるまでのプロセスに家族が与える影響は絶大なものだと感じます。

 

だから、猪狩さんが家族について饒舌に語るのを見る度、家族が好きだとアピールしてくれるのを見る度、猪狩さんは温かな家庭で豊かに育った愛に恵まれた子なのだなと拝察することが出来て勝手に嬉しい。

 

あと、これは私情だけど私は高嶺の花ポジの手の届かない猪狩蒼弥さんが大好きなので漫画かと思うほど理想的な環境で育ったことを匂わされると非常に興奮するし、アイドルのように表舞台に立つ仕事ってどうしても守られない瞬間があるから無条件に守られる場所や帰れる場所としての家族が彼にきちんとあることに何となく安心するし、何より家族の話をしてる時の彼はいつもより幼く見えて彼も人の子なんだなと微笑ましくなってしまう。こんなのも家族を愛している彼が好きだなと思える理由のひとつ。

 

 

3.メンバーを愛しているところ

 

私が好きな猪狩さんの愛のみっつめ。メンバー愛。

 

正直な話、この猪狩さんのメンバー愛、今でこそ私の好きの一部になりましたが、出会ってしばらく最初の方は、私にとってほんの少し怖くてほんの少し嫌いなモノでした。

 

「5人が好き」 

「ずっと5人で居たい」

「5人じゃないと意味が無い」

HiHi Jetsはこの5人だから」

 

自らが“5人組アイドルグループ HiHi Jets猪狩蒼弥”として生きていくことへの異常なまでに強烈な執着心は、未来に確約が無いジャニーズJr.が叫んでいいソレではないように思えて、あまりに無垢で無防備で無慈悲で、極限まで突き抜けた希望は限りなく絶望に近いのだなという感想を出会った当時の私に抱かせていました。

 

一蓮托生だと信じていたシンメの片割れが何の音沙汰もなく姿を消すことがある。固い絆で結ばれていると信じていたグループだってずっと一緒に居られるとは限らない。今日の当たり前が、実は最後の特別だったりするかもしれない。思いがけないタイミングで終止符を打たれることになるかもしれない。永遠や絶対を誓えない儚いアイドル。私が今よりも~っとひよっ子だった時に見た、遠い景色の小さなトラウマたちは今もすぐそこに潜んでいる気がします。

 

でも、今はそんな言い訳を棄ててメンバーを愛する彼を愛せる。

 

というよりかこんな言い訳を棄てられなくても、もう今の私には、メンバーを愛する彼を愛す以外の選択肢は残されていないのです。

 

何というか上手く説明出来ないけど、愛したいと思ってしまった私の負けで、愛してくれている猪狩さんの勝ちなのです。

 

だから、この先何があったとしても、私は、彼を、そして彼が愛した彼らを、憎むことは無いと思う。伝わりにくい言葉になってしまったけど、そのぐらいにはメンバーを愛する彼が好きだし誇りです。

 

 

4.ファンを愛しているところ 

 

私が好きな猪狩さんの愛のよっつめ。ファンへの愛。

 

私がこの凡そ1年半の間に出会った雑誌テキストの中で最も印象深かったと感じているのがステナビvol.51のいがさく対談なんですけど、その中で猪狩さんが、「俺はHiHiへの加入を選んだ作間の決意に対して責任がある、真剣に人生に悩む作間を自分たちのフィールドに引き込むということは、作間自身の人生はもちろん、それを含めていろいろと背負っていかなくちゃいけない」という旨の発言をしていました。ステナビvol.51のいがさく対談は終始ヘビーで濃密な言葉が連なる最高コンテンツでしたが、この発言には特に面食らってしまったことを覚えています。

 

18歳にして仲間の人生を背負う覚悟が出来ている同い年のアイドル。

 

彼は私の理解の範疇を大きく超えていました。そして、その愛情の矢印がまさか自分の方にまで向いているとは思っても居ませんでした。

 

今年のサマパラ。猪狩蒼弥の挨拶にこれでもかと並べられたファンへの愛。

 

「ステージに立つのは皆さんのため」

「僕たちを愛してくれる皆さんに、

 皆さん自身を愛して欲しい」

「皆さんを幸せにしながら、

 常に出る杭であり続けたい」

「どんなにつまんない人生になったとしても

 俺たちが楽しませる」

「俺は皆さんの人生を彩り続けます」

 

言葉を重ねて愛を届けてくれる彼は、その柔らかそうな背中で、一体何人の人生を背負おうと腹を括ってくれているのだろう。サマパラ期間中、挨拶のレポが流れてくる度に泣かされては、そんなことを考えていました。

 

私が過去に通って来たアイドルは、みんな違ってみんな最強で比べる必要なんて全く無い唯一無二の存在で、全員纏めて私の幸せのカタチをしているんですけど、それでも猪狩さんは突き抜けてやさしくて突き抜けて愛に溢れていて、私は今、彼の愛によって生かされていることをドルヲタ人生の中で一番色濃く自覚しています。有難う猪狩さん。

 

 

5.言葉を愛しているところ 

 

私が好きな猪狩さんの愛のいつつめ。言葉への愛。

 

個人的な考えですが、私は、推しという概念を持って生きていく上で、言葉って普段認識している以上に絶大な力を持ったものになると思っています。

 

例えば、推しの顔を思い出す時、脳内に浮かぶ彼らの顔は、恐らくというか当然完璧ではありません。何故なら、その彼らの顔は、認識した造形の記憶だからです。でも、彼らの言葉を思い出す時、彼らの口から零れた言葉を取り逃さず記憶してしまえば、それは完璧な形で再現出来るものに成り代わります。あくまで形式的な話ですが。

 

勿論、彼らがその言葉を零した時の細かな心情までもを私が理解することは不可能に近いと感じます。何故なら、私と彼が全く同じ言葉を共有していても、私と彼が全く同じ心を共有することは出来ないからです。言葉と感情は密接に関わり合ってはいるものの、あくまで別物だからです。感情やそれに起因する事象に記号と音声を付けて、更に付随価値を添加した生産物が、あるいは、感情として発生した捉えどころの無い曖昧な大きな塊を、無理やりちぎって名札を付けて統制しようとした結果が言葉です。

 

私がそうであるように、彼にも口に出す言葉があれば口に出さない言葉があるし、文字に起こす言葉があれば文字に起こさない言葉がある。

 

拾い集めた言葉で全ては語れない。

 

それを重々承知した上でも、彼の言葉には力があると思います。だって、私は彼が言葉の価値を信じ、言葉を愛していると知っているから。

 

言葉を愛する人の言葉って重いし強いんです。

 

 

6.骨格が造形美の極致みたいなところ

 

さてさて、少々重い5つの愛の話を終えましてここからは緩く。

 

手始めに猪狩さんの美骨格が好きだよってお話。特に横顔。

 

綺麗な額の眉骨と鼻上の窪みから真っ直ぐ通った高い鼻筋。尖った鼻先から視線を下ろせば可憐な上唇と下唇。Eラインの暴力。端麗な頤を過ぎて顎先から伸びる線をなぞれば美しい下顎角を描き、瞳を隠すように伏した目を縁取るのは空も飛べるはずの睫毛。ふんわりした髪の毛と形の良い後頭部の丸み。靱やかな首筋と控えめに透ける喉仏。曲線美と直線美のギルティシンフォニー。

 

これが私的猪狩蒼弥の横顔の要約です。

 

何を語ってるんだって感じですけど、猪狩蒼弥の横顔ってマジで緩急凄くて絶景なんです。骨格とパーツ配置の奇跡に脱帽でQOLが上がるので人類早く気付いて。

 

 

7.声や喋り方に温度があるところ

 

次は猪狩さんの声や喋り方も好きだよというお話。

 

いつか貴方がコンプレックスだと話していた少し高い声も、気を抜くと時々舌足らずになる喋り方も、全部好きです。あばたもえくぼってヤツですかね。あるいは惚れた欲目ってヤツでしょうか。私が思うに、猪狩蒼弥の喋り方や声っていつも温度があるんです。何気ない瞬間や取り繕っていない瞬間は特に。私はそこがとっても好き。

 

語彙が豊かで頭の回転が速いから、口が尋常じゃなく達者というパブリックイメージが先行しているけど、彼の声や喋り方はいつでもただ無暗に勇壮な訳じゃなくて、時たま甘ったるくて、その温度感に、あたたかさにいつも救われてしまう私が居ます。

 

だから、お節介だけどもし良かったら、その声の高さや喋る時の舌足らずさにも、貴方のアイデンティティの一翼を担わせてあげて欲しいなと思うのです。

 

 

8 立ち居振る舞いが綺麗なところ

 

まだまだありますよ。貴方の好きなところ。

本当は19個じゃ足りません。

 

数が少ないからって”立ち居振る舞い”とかいう便利な言葉を使っちゃったけど、要するに、常時何処からか滲んじゃう品の良さが好きです。

 

猪狩さんが人とズレている自身を“出る杭”や“爆弾”に喩えるように、彼は優等生とは似ても似つかない反逆者や開拓者に近いスタンスを取ることが往々にしてあります。例えば、ラップをする時。特に自作曲。それが彼にとって必要と見なされれば、相応しいメッセージを提示する為であれば、激しい語調で捲し立て鋭利な言葉を突き付けることも厭いません。しかし、その姿ですら決して野蛮では無いのです。

 

少々武装したとて容易には埋もれない色濃い叡智の気配。

あれがどうしたって狂おしいぐらいに好きです。

 

 

9 己の哲学を有して生きているところ

 

また何とも抽象的ですが彼の哲学も私の好きなもののひとつです。

 

皆さんは人生のテーマとして富と美学を掲げている10代に会ったことありますか?

私は猪狩蒼弥がはじめてでした。

 

どこかで書いた気がしますが、猪狩さんは、私に初めて出来た同い年の自担です。

 

「同い年なのに~」は私に劣等感を抱かせるよりも先に、私の信仰心を深めてくれます。私が道に迷いやすい人間だからこそ、自分なりの方位磁石を握り締めていられる猪狩さんが魅力的に映るのです。世間から言わせれば、20歳手前の小童が謳う哲学なんて小賢しさの象徴のようなものなのかもしれません。しかし、先述の人生のテーマに限らず、彼の生きた轍には、彼の哲学が刻まれています。それを見ると小賢しいなんていう狡い言葉では片づけられなくなるのです。私は彼の哲学が、己の哲学を簡単に歪めてしまわない彼の生き方が、凄く好きだと胸を張って言えるのです。

 

 

10 理性的で思慮深いところ

 

彼の哲学だけでは飽き足らず、彼の性格や思考も好きです。

 

ロジカルな思考と透徹した論理を好む現実主義っぽいところがすごく好きです。

 

彼の人柄から推し量るに、本当はもっと無尽蔵な夢を見ることも語ることも出来るはずなのに、最善策が何かを考えるために自分を統制出来る猪狩さんが好きです。

 

主観と客観の使い分けが上手で、行き過ぎた謙遜が卑下になってしまうことも、軽い驕りが時に命取りになることもちゃんと知っているから、状況に応じて自分を適切に評価して、受け取ったモノを丁寧に分析して、得たものを組み分けて線引きして未来に繋げられる猪狩さんって本当に人として見習うべき点が多過ぎるなとついつい心酔してしまう。自我のあるアイドルへの愛が溢れて、何気ない言動もきっと考え無しに行ってはいないのだろうなと過剰なまでに猪狩さんに信頼を寄せてしまうのが最近の悩みです。

 

 

11 感じ易くて聡いところ

 

筋道立てて考えることを重んじる一方で、鋭い感性や豊かな感受性を秘めたる貴方。

 

理性と感性って相反しているようにも見えるけど、その相反してそうな独立の要素を飼い馴らして共存させてしまうのが猪狩さんなんですよね。好きが止まらない。

 

普段やや謹厳そうにも見える彼が、実は他人の卒業式で泣けると豪語するぐらい篤実な人間なの本当に好き。なるほど人に優しいわけです。ちなみに、1番最初の自己肯定感の話じゃないけど、彼の豊かな感性は生まれつきの気質で、洗練された思考は後天的な性格じゃないかななどと身勝手に妄想しています。彼の感性が映した世界を、彼の理性が整えていく、その一連の流れを一度でいいから覗いてみたいという私の夢が叶う日は到底来そうにないけれど、代わりに私はこれからも彼の弱さも強さも肯定して、彼の生んだ言葉や曲を大切に味わいたいと思います。

 

 

12 健啖家なところ

 

急にシンプル。いっぱい食べる君が好き。

 

大袈裟かもしれないけど、"食べる"と"生きる"には通ずるところがあると思っているのでよく食べる猪狩さんを見ていると嗚呼猪狩さんちゃんと生きてるんだなって心が落ち着きます。よってはいつべがお食事系企画だとサムネだけでとても嬉しくなるのです。

 

左手でお箸を持つ猪狩さんも、熱いものは食べられない猫舌な猪狩さんも、おいしい時に目を見開く猪狩さんも、幸せそうにもぐもぐしてる猪狩さんも可愛くて堪りません。

 

昔からラム肉があまり得意では無い私ですが、お揃いって嬉しいものだから猪狩さんの好きなものは好きになってみたいなと思いながら羊を眺めています。いつか美味しく頂きたい。

 

健啖家の代償なのか、体重のガードは相変わらずはちゃめちゃに固いけど貴方が幸せならOKです。気にせず好きなだけ召し上がってください。

 

 

13 お洒落なものを好むところ

 

お洒落な彼を見ているとこちらの背筋もすくりと正される気持ちになります。

 

お洋服は勿論、アクセサリーも好きな物も言葉遣いも生き方も、何処となくお洒落な猪狩さん。自分の思うお洒落を追求する姿勢、あるいは自分の思うダサいを忌避する姿勢から生まれる一貫性が好きです。彼のお洒落って手当たり次第に次々着飾りたてて自分を埋もれさせてしまうやり方では無くて、好きなものや似合うものを使って飾りたいように自分を飾っていくやり方なのが、彼らしいなと感じます。

 

猪狩さんが、アクセサリーなんかに意味を持たせて使えるものは全部使ってお洒落越しに自分の生き様や哲学を表現しようとするのも好きです。日々を必死に生きてるとどうしてもお洒落を後回しにしちゃうことがあるけど、猪狩さん見てると折角生きるならお洒落に生きたいなと意欲的になれます。お洒落になれるかは別問題ですが。

 

 

14 世界観持ちで拘りがつよいところ

 

ここまで13項目書いてみただけでも既に猪狩蒼弥にズブズブだなと苦笑いしてしまいますが、私が彼にこんなにも溺れられるのは彼のせいでもあります。共犯です。

 

繰り返しになる部分もあるけど、猪狩さん、決して我が強いだけの人間では無くて、実は繊細で謙虚で気が利くし、立ち回りが上手だから難しい世渡りも何だかんだ卒無くこなせるし、良い意味で無難に生きることも得意だなという印象を受けます。でも、一筋縄ではいかぬ彼は、良い人に擬態して流動的に生きているだけでは無いんです。

 

自己と同じように他者を尊重できるから譲歩の範囲が広いだけで、護るところは絶対に護り抜ける人で、奥底の世界観と拘りは決して揺らがない。澄まし顔の彼がこっそり持ち込んでる独自の世界観と強い拘りが知らず知らずのうちに放つ引力は絶大で、その引力に飲まれる瞬間の感覚が好きです。

 

 

15 妙に貫禄や風格があるところ

 

人生何周目なのかなって思うぐらい達観した雰囲気を纏ってるところも好き。

 

捉えどころのない妙な貫禄や風格も、やはりきっと彼が真摯に生きた証といいますか、考え抜いて哲学に従って生きてきた彼にしか醸し出せない特別感が最高です。

 

やっぱり芯と自我のある人間って凛として潔くて、推しとしてだけではなく、人としても信頼できるからこそ、安心して好きを叫べます。あと私が、基本的に好きになると全肯定盲目お花畑崇拝者になる最悪ヲタクなので、ここまで人として大成してくれていると心置きなくその役目に没頭出来ちゃいます。

 

 

16 意外と子どもっぽくもあるところ

 

猪狩さんの子供っぽさ。稚拙さと無垢さがセットです。

どっちも結局好き。

 

まず稚拙さ。ひとりで居ると中々の覗かせてくれないけど、本当は彼もちゃんと10代で、最年少らしく甘えん坊で、辟易するぐらいのクソガキ。最年長の優斗さんはじめ、各メンバーにその稚拙さを炸裂させていると、割を食っている相手には申し訳ないと思いつつ、彼が力を抜いて甘えられる相手が身近にいて良かったとホッとします。

 

次に無垢さ。他者に無償の愛を向けられるところとか、何かを一心に信じて願えるところとか、そういうのを見ていると穢れが無いなとしみじみしてしまうのです。ブランディングが超上手い故に猪狩さんは私みたいな凡庸な人間とは別世界に住む、全知全能の傑物だと思い込んでしまうけど、色んな呼称がついても結局は突き抜けて無垢で聡明な只の人間なんだなっていうのを、彼の無垢さで何度も思い知らされます。

 

 

17 生粋のエンターテイナーなところ

 

ずきうや曲の題名も『ENTERTAINER』だったけど、猪狩蒼弥って本当に生粋のエンターテイナーで好きが溢れて止まりません。

 

ラップ・ローラー・作詞作曲・振付に加えてアツアツの新着コンテンツだとピアノもそうだし、表現者としての幅を広げてくれる武器が多岐に渡っていて、彼のポテンシャルの高さに感激するばかりです。自分が与える側に立っている自覚や意識が本当に高いなといつも思います。

 

私は、アイドルにすぐ傍に居るみたいな顔して限り無く遠くに居て欲しいヲタクなので、人対人で向き合ってくれるその根底に偶像と崇拝者/生産者と消費者みたいな超えられない関係があると非常に安心するんですよね。だから、届けているこの気持ちに嘘は無いけれど、あくまでも魅せる側と魅せられる側で、ビジネスなんだというスタンスを貫いてくれる猪狩さんには安心して凭れ掛かることが出来ます。

 

 

18 才能や教養が豊かなところ

 

昔から多才な男という生き物に滅法弱い私。

 

ついさっき武器が多岐に渡ると記したように、猪狩さんは多才です。しかも、それに加えて教養も幅広く、博識なんです。泣く子も黙る、生まれ持った才能と培った教養の二刀流。こんなの好き以外の感情が機能する訳無いんですよ。

 

言葉を愛しているところが好きってとこでも熱弁していましたが、私は兎にも角にも猪狩さんの言葉に寄せる信仰心が篤いので、文系、特に日本語に能力全振りしているところは、豊かな教養の中でも超絶最高ポイントです。いつか1万字と言わず10万字インタビューを敢行して欲しいと思ってるし、何なら広辞苑ならぬ猪狩苑出版して欲しいし、六法全書に代わる俺が法全書みたいなのも喜んで買います。

 

 

19 私の神様で居てくれるところ

 

全部含めて結局何処が好きかって聞かれるとこれに尽きちゃいますね。

 

私にとっての猪狩蒼弥さんの存在価値って、彼が私の神様で居てくれて、彼が私を生かしてくれるという部分が1番大きいと思っています。万年偶像崇拝者で、大学生になってまでアイドルに縋りたくて堪らない脆い自分が嫌になる日もあるけど、キラキラしたアイドルを享楽的に貪ってしまう自分に幻滅する日もあるけど、猪狩さんが俺らを利用していい幸せになっていいって繰り返し繰り返し伝えてくれるとお互いwinwinならそれでいいじゃんって割り切れちゃうし、何か私の中の小さな多少の蟠りは猪狩さんがくれる大きな幸せで上書きしちゃえばいいやっていうマインドで生きてるとエブリデイハッピーなきもちになれます。

 

猪狩蒼弥の存在に合掌。

 

(終)

 

もう何か眠たくて自分が何を話しているのかすらよく分からないけど猪狩蒼弥猪狩蒼弥で居てくれて本当によかったです。改めまして親愛なる猪狩さん、19歳のお誕生日本当におめでとうございます。いつも沢山の幸せと愛をくれて有難う。どうか貴方も沢山の愛に囲まれて幸せで居てください。

 

19個に絞ったら何だか重たくなったけど、本当は「にゃんにゃんしてるところ」とか「突然美少女やばぶに変身するところ」とか「隠れリア恋センスあるところ」とかそういうのも書きたかったけど、19個と決めてしまいましたから今日はここら辺で。

 

最後になりましたが、19歳の猪狩さんは勿論、こんなところまでお付き合いくださった皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2021.09.19.

 

 

(ちょっぴり特別な本日ですら時間に余裕を持てずに終わりましたので、いつも通り、公開後に推敲していくずぼらスタイルでお送りします。誤字脱字や内容の重複等々探せばキリがないかと思いますがどうぞお手柔らかに。)

初夏現場に侵された猪狩担の2万字インタビュー

 

創世記によれば、

かつて神は7日で

世界を作ったらしい。

 

記憶を辿れば、

私の神様7日で

世界を作り変えてくれたような気がする。

 

…みたいな感じで、

去年の沼落ち回顧録が仏教スタートだったなら、今回の夏現場備忘録はキリスト教スタートで行こう。そのまま懲りずにオレの宗教・猪狩蒼弥についての独白を綴ろう。

 

鼻息荒くそう意気込んでいたものの、心変わりしました。

 

正直なところ、根が脳直ヲタクなので未だ全方位猪狩蒼弥に包囲されている状態なのですが、先日見てきた夢の世界が、猪狩さんだけの創作物ではなくHiHi Jets 5人の創造物だと言うことを、これまた猪狩さんの言葉を通して深く意識させられたので、今回は、張り切って公演全体のお話をしたい。させて欲しい。

 

限界受験生から限界大学生に進化した私の、およそ1年ぶりの物書きです。

 

元々紡ぐ言葉にやや癖があり、読みやすい文章を紡げるタイプではないことに加えて、しばらく他人の目を意識した推し語りをしていない&現場の熱が抜けきらず脳味噌が半分機能していないので、今回は輪をかけて随分と読みづらいモノに仕上がっていると思いますがあくまでも独白。いつまでもは取っておけないであろう幸せの欠片をどうにか言語化したい私が自己満足で綴るお気持ち表明文です。

 

手順を決めずに書き始めると収拾が付かなくなると見たので、今回はプロローグとエピローグを設けた上で、間にセトリを並べてお喋りしていこうと思います。

 

もし、最後までご覧になってくださる物好きな方がいらっしゃいましたら、どうしようもなく手持無沙汰な日の暇潰し程度に、コイツやたらとハッピーそうで草ぐらいの気持ちで、どうぞ緩くお付き合いくださいませ。

 

それではよろしくお願いします(?)

 

 目次

 

(血汗涙が滲む思いをしてようやくデビューを掴んだ一流アイドルに与えられるのが”1万字”だというのに、初現場に浮かれた三流偶像崇拝女は”2万字”超えの限界感情を吐き出したようなので目次を設けました。タイトルをタップすると該当箇所までジャンプしますので、もし部分的にご覧になりたい方がいらっしゃいましたら是非ご活用ください。)

 

 

 

プロローグ

Summer Paradise 2021 HiHi Jets 0730 ➡ 0818

 

夏が来た。

期間にして半月以上、公演数にして28公演。

コロナで季節を奪われた数多が心待ちにしていた夏が来た。

 

私にも夏が来た。

幸福とは何たるかを徹底的に教え込まれた夏だった。 

 

もし私が全知全能であれば、目に映った景色の全てを、耳に届いた音色の全てを、いや、この際、有相無相にこだわらず私の心を躍らせたありとあらゆるものを、何もかも全部捕まえて大切に記憶の中に閉じ込めてしまいたいけれど、あいにく私は全知全能とは似ても似つかぬ凡庸な人間なので、代わりに今日この場で、私が見た夏のあれこれを洗いざらいぶちまけておきたい。

 

※参考&記録程度にお邪魔した公演を示しておきます。

My初日:2021.08.09 13:00公演

My中日:2021.08.11 13:30公演

My最終日:2021.08.15 17:30公演

普段徳を積めていない私は”バルコ専属芸人”と化していたのですが、侮ることなかれ。HiHi Jetsさん、何処に居ても愚民を救ってくれます。風の噂で3バルはクソ席と聞いていたものの、デビュー組の現場にしか入ったことのない新米お花畑Jr.担に言わせれば、TDCなんてもはや何処でも最前。期待皆無で美味しい思いをしてしまった私には、バルコ=クソ席という概念が根付かなかったという何とも可愛いお話。

(まあ人って慣れる生き物なのでその内私も一丁前にバルコ無理とか言い出しそうですが、初心忘るべからず。何だか書きながら悲しくなったのでこの新規ハイが一生続けば良いのにという気持ち。)(ちなみに猪狩蒼弥さんが奇跡的に私のカンペを見つけてくれたのは3バルの日でした。多分視力が7.0ぐらいあります。公演前に即効ブルーベリーとか飲んでる?)

 

 

(お待たせしました。いよいよ本編です。)

 

 

1.だぁ〜くねすどらごん ▷ HiHi Jets

 『ど〜も~!HiHi Jetsで〜す!』

 

期待と緊張で張り詰めきった空気を容赦無く突き破るその声が響いたのを合図に、文字通り、私の神様が頭上から降ってきた。

 

輝く王子様衣装を身に纏って、鮮やかなメンカラマントを翻して、マイクを片手に、とんでもない煌めきを放ちながら、私の神様が頭上から降ってきた。

 

想定の7億倍声がでっけえ…(髙橋優斗)

想定の7億倍お顔が小さい…(井上瑞稀)

想定の7億倍顔と色気エグい…(橋本涼)

想定の7億倍うつくしすぎる…(作間龍斗)

想定の7億倍私の神様やってる…(猪狩蒼弥)

 

開始早々、よく分からない涙が出た。

 

何とも言葉にしづらい、えも言われぬ幸福感。まだ肌に馴染まぬ新歌詞のだぁどらが何と言ってるかもよく聞き取れないのにただ只管に心地良いのである。

 

【オリジナル曲】HiHi JetsHiHi Jets 紹介ラップ」

youtu.be

(旧歌詞ですが公式から上がってる分はリンク貼っていきます)

 

 

2.$10 ▷ SMAP

地上に降り立つやいなや、5人は纏っていた白を脱ぎ捨て、赤と黒と金に色を変える。

 

あっという間にキラキラ王子様から爆イケマフィアに早変わり。どちらも抜群に似合うし抜群に映える。蝶のようにあれよあれよと姿を変える彼らから、私は片時も目を離すことが出来なかった。

 

元々あまり好きではなかったはずなのに猪狩さんが最近あまりにもよく身に付けているから謎の愛着すら湧いてきたハンチング帽、まさかここでもお目に掛かれるとは…

 

よくよく見れば

猪狩蒼弥にハンチング。

橋本涼にハット。井上瑞稀に手袋。

(上記3人と同等に衣装を着こなしていたゆとさくに上手く言及出来ないのが大変心苦しいのですがどうかここはひとつご容赦ください)

 

王子様の衣装に浮いていた黒い帽子はそういうことかと納得しつつ、更に目を凝らせば衣装に散りばめられたのは和柄。マフィアと思ったけどもしかしてヤクザ?

 

解釈一致過ぎてペンラを天高く投げようかと思った。

 

パッと見の全体のテイストは一緒で統一感があるのに、アイテムや装飾・シルエットなどで個性が引き出されている衣装が大好きな私のテンションはそれはもうハチャメチャにブチ上がった。(ちなみに同じ理由で黄色の新衣装もとても好きでした)

 

なお、衣装にフォーカスして感想を述べたものの、$10は今回のセトリでも上位を争う私的HiHiドハマり曲。「Oh,lady!」のHiHi Jetsが頭から離れないし、何と言ってもどうして愛はお金がかかるのか疑問を呈してくださる橋本涼さんがド癖。

 

 

3.Lucky Man ▷ 嵐

度々呟いている通り、嵐がドルヲタ人生の始まりだった私、イントロ1秒で否が応でも身体が反応する。猪狩蒼弥にガツンと煽られてまたひとつ沸き立つ細胞。 

 

3曲目にして「もう死んでもいい」とすら思った。

 

それにしても$10でも感じていたが、HiHi Jetsさん、選曲と歌割りが秀逸である。猪狩さんのラップを聞けただけでお客様満足度No.1なのに、サビ前の作間井上髙橋橋本の繋がりが余りにも優勝だった。「Honey,甘い汁を吸いたきゃ俺についてきな」を作間龍斗に歌わせた人と抱擁を交わしたい。現場に足を運んだだけでこんなにも素敵な世界を拝見出来るなんて流石にLuckyが過ぎる。

 

曲終わり、既にフルスロットル。煽られて更に熱を帯びる会場。3日目になっても、客席ウェーブのタイミングがイマイチ掴めなかった私だが、ステージ上を軽やかに駆け回る彼らがとても楽しそうで心底愛おしいので、そんなことはどうだっていいのである。

 

【本家】Lucky Man - YouTube

 

 

4.青にDIVE ▷ HiHi Jets

さっきまでオラオラしてたのに急に青春の権化みたいな顔してくるのヤバ。

 

何回見ても入りのフォーメンションが可愛いので切り取ってしまいたくなる。ちなみに入りのフォーメンション直後から始まる手で波をつくる振りまでもれなく可愛いのでここも切り取ってしまいたい。波をつくる振りといえば、そのタイミングで大海原をつくるペンライトのシンクロも大変綺麗で思わず見惚れてしまった。

 

爽快感溢れるメロディの中を泳ぐHiHi Jetsを見て、そういえば季節は夏だったなと家に籠りっきりだった引きこもり怠惰女子大生もじわりじわりと季節感覚を取り戻す。

 

夏の気候をあまり好まぬ性だが、こんなに幸せなら夏もさほど悪いものではない。

 

始まってからずっと夢見心地のままだった意識がやっと自分の元に帰ってくるのを感じながら、やっぱり5人の声がめちゃくちゃ好きだなあとしみじみ。

 

 

5.One and Only ▷ 木村拓哉

 青にDIVEの感傷に浸る間もなく掻き鳴らされたギターサウンド橋本涼さんのソロ。

 

ん…?????

いや……あの………

裸ジャケットにスタンドマイクて………

 

チラリと見える腹筋。その上に覗くネックレス。

マイクスタンドに添えた手。その先に光るブレスレット。

ふにゃりと破顔した時に上がる片口角。

綺麗な金髪の奥に見え隠れするピアス。

おまけにお見舞いされる無自覚な舌ペロ 。

 

(色気爆発顔面良男大炸裂)

(客席一面卒倒瀕死)

 

セトリだけ拾って橋本涼ソロ情報をロクに仕入れぬまま挑んでいた私。意表を付かれて完全に思考が停止する。

 

"目のやり場が無いからその全てをやめてくれ橋本涼"人格と

"待ってましたいいぞもっとやれ橋本涼"人格が殴り合う脳内。

 

まさに限界。

 

混乱した私は、動かぬ頭で、今確実にめちゃくちゃキモい顔してるな自分…としょうもなさ過ぎる思案に耽ってみる。

 

人間は理解出来ぬものを前にするとあらゆる感覚が死んでしまうのだなとロクに機能していない自分のことを可笑しがりつつ、ステージ上の彼から結局目が離せなかった。

 

やっと耳に届いたサビ。

彼の歌声を聞いてハッと意識が引き摺り出される。

 

開始から継続してふわふわと漂っていたあれ?橋本涼めちゃくちゃ歌のスキル上がってない?」という微かな予感が急速にはっきりと輪郭を帯び出した。

 

歌が上手い。橋本涼

 

この瞬間、「橋本涼の声好きだな」が「橋本涼の歌好きだな」に更新された。去年の夏、配信のサマパラで披露していた『Your WURLITZER』で己の弱さを否定してくれる橋本涼も最高だったが、確実にあそこからレベルアップしている。いつの間に鍛え上げたのだろうか。隠れ努力の天才。感無量。猪狩担の私ですら気付く変化に彼自身が気付かないはずがないのに、彼は何食わぬ顔して裸にジャケットを羽織り、マイクスタンドをぶん回しながら歌を歌っている。己の努力でもぎ取った実りを微塵も誇ろうとしないその姿勢にも彼の美学を感じて思わず唸った。これぞHiHi Jetsの漢橋本涼

 

余談ですが、進化した橋本さんの歌声、瑞稀くんと掛け合わせたら大爆発間違いないなとその親和性に震えたので、来るはしみずデュエット曲披露の日を心待ちにしております。雪に願いをとかしてくれないかな。(n回目)(私利私欲)

 

それから急に偏差値2の感想になりますが、曲終わりの「続きましてぇ髙橋優斗っ♡」という在り来りな曲振りですらどこか色っぺぇ橋本涼が本当に怖かった…確実に何かを分泌してて本当に怖かったです…以上…

 

【本家】木村拓哉 -「One and Only」MusicVideo short ver. - YouTube

 

 

6.FORM ▷ Kis-My-Ft2 北山宏光 

橋本涼さんの曲振り通り、続きまして髙橋優斗さんのソロ。

 

大きな衝撃を与えてきた橋本さんのソロに負けず劣らず、優斗さんのソロもめちゃくちゃに良かったです。

 

ここだけの話、圧倒的リア恋枠としての優斗さんの実力を大いに買いつつも、自分の身をもって彼の圧倒的なリア恋力を感じられる場面が少なかった私。

 

それは恐らく彼の技量云々の話ではなく、男女別学6年選手な私のリア恋センサーの弱さが招いた結果なのですが、今回のFORMでは私のような鈍感オンナでも、”圧倒的リア恋枠 髙橋優斗の概念を浴びるように感じることが出来ました。なんだ?天才か?

 

「君が僕に強がるなら甘えてもいいんだよ?」 

攻撃力8000

「このソファでいつ寝ちゃってもいいんだよ?」

攻撃力8500

「隣でいるこの世界を僕が守ろう」

攻撃力10000

「君から溢れる全ての感情抱きしめるよ」

攻撃力12000

「僕が横で居られるのなら世界を敵に回せるから」

攻撃力14000

 

★GAME OVER★YOU LOSE★

はい。死んだ。(死んでない)

 

こんな激重デロ甘歌詞を少し鼻にかかったような直向きな優しい声で歌われるとこちらも黙っちゃいられない。そしてそんな顔するな髙橋優斗。胸が苦しくなっちゃうだろ。

 

私は断固猪狩蒼弥担だが、この時ばかりは私の中の全女の部分が髙橋優斗に靡いてしまった気がする。

 

まさに一生の不覚。

恐るべき不動のリア恋枠。

 

それだけではない。私が何より驚かされ感動してしまったのは、優斗さんが身ひとつ、ダンスと歌のみで会場を魅了しきったことだった。

 

衣装は白シャツ・ジーンズ・スニーカーと比較的シンプル。ステージ上の舞台装置も螺旋状の照明が特徴的ではあったものの大掛かりに見える仕掛け等は全く用いていない。

 

にも関わらず白く染められた客席は、あの時間、完全に彼だけのものになっていた。

 

まだまだ知らないことの方が多い優斗さんだが、従来私の中にあった彼のイメージは、図抜けたアイドル性生まれ持った主人公属性で輝いている生粋のセンター。歌やダンスの素養に欠ける私が語れる話では無いが、スキル面での印象は些か薄く、ただ、彼自身が放つ人並み外れた存在感が人を惹き付けて離さないのだろうと思っていた。

 

しかし、今回のステージを通してそれはあくまで過去の印象となった。かつてのイメージ通り、彼にはきっとがありがある。ただし、その才や華にに凭れて慢心してしまうような人間では無かったのだ。何と頼もしいセンターあっぱれ髙橋優斗

 

 

7.Summer Breeze ▷ Kis-My-Ft2

ソロ2曲が終わり再びグループ曲へ。

本当にいつも思うけどキスマイ兄さんはどうしてこんなにも良曲揃いなのか。

 

夏らしさ全開の曲に合わせて格好もココからHigh Beat衣装に変わってる訳なんですけど、彼らの代名詞ローラーがやっとお目見えする訳なんですけど、これがまた良い。

 

最初は赤白のイメージの無さから、どんなもんかなぁとおっかなびっくりだったけれども、見れば見るほど似合ってる。何でも似合っちゃうねHiHi Jets

 

9日昼公演かな?テンションが上がったのかこの曲の間奏(?)のタイミングで「みんなで踊ろうぜ!」と無茶振りしてくる猪狩蒼弥さん本当に愛おしかった。その直前客席に向かって「俺たちを見ろ!」って叫んだ猪狩蒼弥さんも私の大好きだったな。

 

ちなみにその間奏部分、ステップ踏みまくってて死ぬほど難しそうなんだけど、このステップを踏む時、必ずローラーと床が鳴る音がはっきりと聞こえて、その度に私は今此処に居て、彼らも今此処に居るのだなァと改めて現実を噛み締めていました。エモ。

 

 

8.MANTRA ▷ Hey! Say! JUMP

 嗚呼…いやはや…こちらの曲も激アツで…

 

1度耳にしてからというもの、気付けば脳内無限再生。それぐらい印象深かった。

 

ついつい気になって調べてみると、こちらの曲は西遊記をモチーフに作成されたとのことでした。遊び心に溢れてて素敵。(JUMPさんのHPに書いてあったので貼っておきます)

Hey! Say! JUMP | Fab! -Music speaks.-

 

ライブでは、題名を裏切らぬ何だか宗教チックな演出が施されていて猪狩さんに対する偶像崇拝思考つよめの私大歓喜

 

あえて見えない、あえて見せない演出。ここでライブに緩急がついて次の曲とのコントラストも一層鮮やかに感じたし、HiHiさんがどういう作戦でこの曲と演出を盛り込んで来たのか分からないけど、私は嫌いじゃなかった。

 

暗めに落とされた照明。ステージと客席とを分かつように垂らされた薄い幕。幕に投影される曼荼羅のような幾何学模様が動くのをジッと見つめていると万華鏡を覗いている時のような感覚に陥る。

 

ステージ上の彼らは、暗がりの中で1枚の布を隔てた向こう側に居るはずなのに、目を凝らしていると、彼らが確かにそこに存在する圧を感じつつ、何故か彼らがすぐ目の前に居るように錯覚してしまっていた。

 

 

9.baby gone ▷ HiHi Jets

私と彼らとを隔てていた幕が取り払われ、再び彼らを直に認識して恍惚とすると同時に流れ出すbaby goneイントロ。

 

HiHiのオリ曲の中でもbaby goneはかなり好き曲なので再び気分は急上昇。画面の中で繰り返し見ていた映像が現実として目の前に現れているのだから興奮が止まらない。

 

耳を澄ませばバンクを滑走する音が聞こえる。生で見るとバンクの迫力ってイメージ以上にとんでもないんですね。彼らは涼しい顔してるけど、この角度をあのスピードで滑ってるなんてと彼らの技量に驚愕。止まらない震えと鳥肌。激アチぃ。

 

1番だけでこれでもかと揺さぶられまくったが私は知っている。爆弾が待っている。歯を食いしばれ私。

 

そう…私は生で聞きたかった…

 

猪狩蒼弥"逃げないでGirl ここ狙ってBurn"を…

 

と思ったら2番も聞けるの?

ご馳走様です!

 

とか言ってたらあっという間。ラップパート歯を食いしばる間もなく死没。可哀想私。

 

でもやっぱり好きだな。baby gone。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「baby gone」

youtu.be

 

 

〈MCタイム〉

天真爛漫。明朗快活。自由奔放。時として乱暴狼藉。()

 

何処で書けばいいのかわかんないから一旦ここに書いとくけど生浴衣Jetsさん和服ラヴヲタクには刺激強過ぎる。浴衣越しのアクセサリーという新たなる性癖。

 

MCの内容全部は書けないので日程で分けて印象的だったパーツを以下にピックアップします。前後端折ってる部分などあるのであくまで大意として汲んでください。

 

  • 8/09 (月) 13:00

繰り広げられる究極の2択トーク

(ちょうど前夜にはいつべが投稿されてた)

youtu.be

①自担の好みを知って慌てて断髪や育毛に勤しみ出したヲタクを気遣って改めて「マジどっちでもいい」「似合ってればOK」「いきなりエクステとか付けなくても全然大丈夫」「青色のエクステ付けちゃってもいいけど」などと各方面へのフォローを入れる橋本涼さんスキ本涼でした。

②究極の2択「欲しいのは10億円or好きなメンバー」のお話で好きなメンバーが多数派となり「俺には10億の価値があるのか…本当に困ったら身を差し出して…」と思案する猪狩さんにBIG LOVE。しかし貴方は10億円じゃ足りないプライスレスな存在。困った時は身を差し出してくれなくても尽くせる限りの支援を施します。いつでも連絡ください。

③究極の2択「初デートするなら遊園地or映画館」のお話で初デート相手との関係性を深掘りして両片想いが実ったシチュエーションが設けられたことにキャッキャしちゃう猪狩さん鬼かわ。遊園地が夢の国と聞き付けてテンションぶち上がってステージの階段掛け昇って「夢を見ようじゃないかァ‼️」って叫び散らかしてる猪狩さんも超絶かわいい。この世に存在するかわいいものの中でも際立ってかわいい。かわいい。

④夢の国談議の延長戦ということで幼き日のいがさく夢の国エピソードを語ってくれた作間龍斗さん。作ちゃんが行ったの小5?小6?ってなった時に即座に小6!って答える猪狩さんにキュンとしてしまうなどしていた。静かないがさく被爆。合掌の心。

  • 8/11 (水) 13:30

www.ntv.co.jp

①野郎組告知タイム。そや「Season one」ゆと「しーずんわぁん」さく「Lesson one」という英語の発音を巡る小競り合い。猪狩さんの悪ノリに乗っかって珍しくゆうぴに頭はたかれる作ちゃん。懲りずに2人に膝カックン仕掛ける猪狩さん。猪狩さんを締めようとする優斗さん。平和だね。ところで五島律くん元気?

②コロナが落ち着いたらどこに行ってみたい談義。幽玄なものに惹かれる気持ちから海外の観光名所を観に行ってみたいと語った猪狩さん。フランスのエッフェル塔・エジプトのピラミッド・アラスカのオーロラ等々に派生して会話が弾む中、じわじわ暴かれる、事の理解度は4割程度の橋本涼。北極に行きたい談義で遂に決定打。「北極をずっと進んで行ったら南極に繋がるのかなァ」発言。会場中の人間が揃ってドン引きした雰囲気を察知してオロオロし出すも発言の何処が問題か分からず余計テンパってこんがらがっちゃう橋本さん。ピュアでキュートだし流石にオモロすぎ。

③そんな海外談義に終止符を打ったのはスパリゾートハワイアンズに行きたい作ちゃん。自称ハワイアンズ上級者のそやゆと&初心者のはしみずさくま。通の楽しみ方を教える教えないの押し問答を繰り広げた後、結論としていつかYouTube企画で行けたらいいよなというお話に。この日の公演をYouTubeスタッフさんがご覧になってたたみたいなのでみんなで必死にアピール。ハワイアンズではしゃぐ5人なんてそんなん絶対かわいいやん。叶うといいねHiHi Jets

  • 8/15 (日) 17:30

hiraite-movie.com

①ひらいて告知タイム。3回の中で1番がっつりひらいて告知してくれた作ちゃん。一生懸命あらすじを伝えてくれる様子を見ながら嗚呼西村たとえ〜(T_T)ってなった。公開前に原作もう1回読んで映画館行きたいなという気持ちになった。

 

www.ktv.jp

②かのきれ告知タイム。里中にキレ出す猪狩さん。里中と髙橋優斗が別人格であることを猪狩さんに説明する優斗さん。優斗さんに里中叱っとけと言付ける猪狩さん。里中紹介時のトラブルメーカーというワードに反応してTroublemakerイントロを1人で踊り出す橋本さん。すかさず咎める瑞稀くん。騒ぎを聞き付けて着替えずにとんぼ返りして来るそやゆと。きょとん顔の猪狩さんがスクリーンに抜かれててかわいかった。瑞稀くんの「早く着替えろ」の言葉に従って舞台上で着替えようとするそやゆと。咎め役は再び瑞稀くん。あっちもこっちも大暴れでお世話に忙しそうなリーダーだけど、よく見たらめちゃくちゃ楽しそうな顔してて何より。

③ガキの頃どんな遊びしてた談義から飛び火して持ち上がったプリキュア何の略か問題。答えが判明して一区切り着いたところで漫画談義へ移行。東京リベンジャーズを早い段階から追ってたそやみず。漫画が完結してから一気に読みたい派の猪狩さん。呪術廻戦をずっと読んでた橋本さん。家庭教師ヒットマンREBORNを激推しする優斗さん。優斗さんが一生懸命語る中、ボンゴレという単語に反応してあさりの話に持ってこうとふざけちゃう4人。アイシールド21が人生初漫画な猪狩さん。テニスの王子様にハマってテニスを始めるも1回2回でやらなくなったゆとみず。男子高校生の空気感に好きが零れそう。

④みんなの給水タイムでゆうぴ警察に見つかる作ちゃん。優斗さんに見つめられて今日のビジュが瑞稀くん仕様になってることを白状する作ちゃん。何故かアイメイクを落としたがる優斗さん。髪の毛ふわふわセット(猫っ毛だからほとんど跡形ない)&薄赤っぽいアイメイク(ちゃんと色付いてて余計に美人)で今日は一層素敵な作ちゃん。瑞稀くんにしてもらったと語りつつ「ちょっと色気出てま〜す」ってニヤニヤな作ちゃん。やはり何故かアイメイクを取りたがる優斗さん。わらわら戻ってくるはしみずいがり。橋本さんにロックオンされる作ちゃん。瞳が茶色なことを褒められて拍子抜けする作ちゃん。みんなに瞳褒められてへなへなしちゃう作ちゃん。どさくさに紛れて「かわいぃ~」って囃し立てるギャル人格の猪狩さんを私は見逃しませんでした。いがさくForever。その後すかさず「瑞稀くんも目の色茶色いよね」と話を振る猪狩さんと「おい‼️お前MCあと15分やろうとしてるだろ‼️後半行くっつってんだよ‼️」って止めに入る優斗さん。の努力も虚しく瑞稀くんの顔覗き込んで「綺麗な目してんねぇ」って呟いてる橋本さん。唐突なはしみず。止まらない瞳が茶色いトークに「この後少年たちのリハあるからって遅らそうとするなよ‼️」って釘打つ優斗さん。慌てて否定しつつ無理矢理告知に持ってってどうにか話続けようとするメンバー。相変わらず可愛いけどアイドル多忙過ぎて泣く。2公演こなしてリハとか私なら死んでる。いつもお疲れ様。いつも有難う。

 

 

10.日替わりシャッフル曲

着席のまま聞きます。ちょっとしっとりしちゃったりして。ファンサ来たりしちゃって。意識が飛んじゃったりして。黄泉の国が見えたりもする。

 

8/09 (月) 13:00 ドラゴンフライ ▷ HiHi Jets

 

拝啓 受験期にも関わらずオートリバースに狂って日々塾帰りの電車で悶えて死んでいた半年と少し前の私へ

 

聞けましたよ。オートリバース。生で。(倒置法)

 

いがさく厨な私は言わずもがドラゴンフライ信者なんですけど、いがさく以前にオートリバースっていう作品が好きなのでドラゴンフライに寄せる感情が特大。

 

曲振りされた瞬間ガチで心が叫びたがってた。

 

特に落ちサビから曲終わりまでのところが好きで好きで堪らない。”オレらの光・いがさく”っていう気持ち。いがさくと共にこの世に生を受けた02世代であることぐらいしか自分の取り柄が見つからない人生。これもまた一興。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「ドラゴンフライ」

youtu.be

 

8/11 (水) 13:30 無邪気な時間は過ぎやすく ▷ SexyZone

 

恥ずかしながら初めましてだったこちらの曲。初日公演終了後に一緒にセトリ確認してくれたマイメン勝利担が散々警告してくれてたのに完全に舐めてた。

 

入りの作間猪狩パートでボロボロに泣いちゃったし猪狩さんはそんなにやさしい顔をしないで欲しい。恋だった。その後の髙橋橋本井上の流れも本当に胸がギュッてなっちゃいまして、本当になんて曲をファンサ曲として採用しているんだという気持ち。軽率に墓を立てた。

 

ガチャ曲コンプ成功した後に振り返ってみると、無邪気が1番突き刺さったかもしれない。どの曲も本当にしんどかったけど無邪気は本当に駄目だった。会いたくなっちゃったし切なくなっちゃったし君の声を聞きたくなっちゃったんだよ…

 

8/15 (日) 17:30 らいおんハート ▷ SMAP

ガチャ曲にらいおんハートあるって知った時からセコいという気持ちで胸いっぱい。

作ちゃんソロパート後、5人で歌うサビがまぁしんどいこと。

 

失ったものはみんなみんな埋めてくれるHiHi Jets

君を守るため そのために生まれてきたHiHi Jets...

あきれるほどに そばに居てくれるHiHi Jets

 

何かただでさえしんどいオンパレードなのに、猪狩さんの挨拶の言葉なんかと重ね合わせてしまって余計しんどくなってた。今考えたら頭が悪過ぎる。でもHiHi Jetsさんって本当に失ったものみんな埋めてくれるし、私を守ってくれるし、あきれるほどそばに居てくれるので五体投地HiHi Jets最高過ぎて草。(泣いてる)

 

 

11.High Beat ▷ HiHi Jets・美少年

夏だ!浴衣だ!!Hi美曲だ!!!

 

突然ですが、20年春落ちのド新規女は定期的にもっと早く猪狩さんやHiHi Jetsさんに出会えていればと己を酷く呪うことがあるんです。(新規あるある)

 

それ故に彼らの過去に対する羨望の念って私の中では結構大きなもので、特に夏のHi美曲って衣装・ビジュ・曲の全部が毎年更新されていたりして、時を刻む指標感が強いので、みなみなサマーやおいシャンには他のオリ曲とはまた少し違った少し屈折した好きの気持ちを抱いています。”届かない”や”遡れない”や”自分のものに出来ない”からこその好きみたいな。

 

でも、繰り返しHigh Beat聞いてたら、確かに過去はきらきらと眩しいけど今年の夏も悪かねぇよなという気持ちになれてしまうんですよね。

 

過去の彼らと彼らを応援する人たちが尽くしたお陰の結果として今日のHiHiがあって、その輪に私が交われていなかった事実は残念ながら不変。でも、こうやってご縁を頂けている今、私は現在の彼らと彼らを応援する人たちの輪の中に組み込まれ、明日のHiHiを形作る一端を担えている訳で。

 

きっとまだまだ己を呪いたくなる日は尽きないけれど、それでも、出会いというのは巡り合わせで、今は今で至極幸せだなぁと。曲や演出の感想というより長々胸中吐露な文章になっちゃったけどそんな気持ち。

 

 

12.りあらぶ ▷ Kis-My-Ft2

りあらぶにびっくらぶの感情で最敬礼したい。本当にいつも思うけどキスマイ兄さんってどうしてこんなにも良曲揃いなのか。普通にアルバム欲しくなる。(本日2回目)

 

ラップパート何回聞いても 𝙄 𝙬𝙖𝙣𝙣𝙖 𝙝𝙤𝙡𝙙 𝙮𝙤𝙪 𝙩𝙞𝙜𝙝𝙩 ❓ってなるし曲自体も超好きだしコチラもやはり歌割り秀逸曲。

 

そしてりあらぶの何がヤバいって

シンメ厨を殺すデカハート。

(童貞を殺すセーターと同義語)(やめて)

 

どの公演か忘れちゃったけど、いがさくが繋いだ手で手遊びしてるところをスクリーンに抜く演出サイド共犯だし確信犯。マジで下手したら訴訟もん。

 

スクリーンに抜かれたいがさくの手を見つめつつ、ふとはしみずどうしてるのかなと視線を移したら特に何も無くそっと手を結んでいて良~趣深〜ってなった。

 

9日昼公演で脱げちゃった作ちゃんの下駄の方にてくてく歩いてスパァーンって蹴り飛ばしたクソガキ猪狩さんも好きないがさく。これは余談。

 

【無音ダンスカバー動画】HiHi Jets「サマパラのネタバレ!?」

j-island.net

 

 

13.Black Cinderella ▷ SexyZone 中島健人

お待たせしました。作間龍斗さんソロ。

 

覚悟はしてたつもりだけど終始、「アッー!!お客様ーッ!!!アッー!!!困りますお客様ーッ!!!!」ってなってた。何これ。作間龍斗っておもしれー男。

 

まず何が怖いってややルーズシルエットな衣装なのにスタイルの良さを全面的に押し出せているのが怖い。

 

推定だけど多分股下が3mぐらいある。文字通り世界を股に掛けられそう。大英博物館に行った時こういうスタイルの彫刻像居た気がする。知らんけど。

 

とりあえず緩めの衣装にヒールブーツを合わせるのは不意打ち反則だし、何度見てもドキがムネムネするのでパールネックレスはどうかやめて欲しい。背高くて健康的な彼の身体は圧倒的に男性なはずなのに、ヒールブーツやパールネックレスを身につけるとその端正な顔立ちも相まってどこか中性的に見えてしまうから不思議なものだ。

 

そんな彼が動く度に、緩めの黒衣装が舞う身体に合わせて絶えず揺らめいていて、それがまた何処と無く妖艶な雰囲気を醸していて、揺れる衣装と嫋やかな髪の黒は肌の白さと対照的で、何処を取っても目によく映えた。

 

そして次に何が怖いって計り知れぬ色気が怖い。

 

橋本さんのソロでも色っぽい色っぽいと頻りに騒ぎ立てていたが、コチラはまたタイプの違う色気。

 

橋本涼さんが着いて行っちゃダメって本能的に理解しつつも好奇心に打ち勝てず結局絆されちゃうタイプなら、作間龍斗さんはこちら側が危機を察知する間もなく気が付いたら既に手遅れになってるタイプですよね。(伝わって欲しい)

 

りあらぶで下駄蹴り飛ばされてもニコニコしてた先刻までの彼は何処に行ったの?

天井から吊られた黒い布と戯れるだけで観客が思わず息を呑むのは何の現象なの?

パフォーマンス中に視線を外したかと思えば時たま表情を緩めて微笑したりシャツをひらりと捲ってみせるのは一体何故なの?

 

もう何も分からない…私の手には負えない…

 

でもひとつ忘れてはならないのは、ここまで彼自身に没入してパフォーマンスそれ自体を楽しめたのが、彼の抜群の器用さ安定した技術が確約されているからということ。

 

作ちゃんのパフォーマンスって良い意味でこちらが無駄に緊張し過ぎずに見れるんですよね。自担の猪狩さんを引き合いに出してみると、私は彼のパフォーマンスを半ば崇拝しているぐらいの感覚で愛しているけど、例えばMake you wonderの最後のフェイクなんかはほんの少しだけ緊張する。声出るかな息足りるかな音合うかなと要らぬ世話でも少し心配をしてしまう。でも作ちゃんについて考えてみると、どの曲のどのパートでも大丈夫かな?と身体を強ばらせて彼の所作を見守ったことがない。今回含め毎度感服です。安心と信頼の最強オールラウンドプレーヤー 作間龍斗

 

 

14.ペットショップラブモーション▷ Hey! Say! JUMP 知念侑李 中島裕翔 髙木雄也 伊野尾慧

終始カオス空間。ペトラってペトラで合ってる?()

詳細を思い出そうとすると頭痛がするのでめちゃくちゃ雑な要約で乗り切ります。

  • 8/09 (月) 13:00

トラ型ペットロボット 髙橋優斗 がドSモードで大暴走回。

ドSのトラさんが大好きなカマキリさん 橋本涼 のヒューマンの部分を露出させるトラさん。

毎朝トラさんのドSな姿に元気をもらっている木 猪狩蒼弥 を労ったかと思いきや突如葉を毟り出すトラさん。

トラさんがドSモードしてくれないのが悲しくて耳まで折れちゃってたウサギさん 作間龍斗 に野球大好きモードで応戦させられるトラさん。

アピールに選ばれたのは野球大好きモードで元気になって耳も元に戻ったウサギさん。謎のステップを踏んだ後「I'm Rabbit!」と自己紹介を行うも、再び凹んで耳が折れる。狂気の沙汰。

  • 8/11 (水) 13:30

トラ型ペットロボット 髙橋優斗 が引き続き大活躍中。かわい子ちゃんモードを起動させられて無事迷走。「いちご食べたいしお祭りに行ったらリンゴ飴食べたいし金魚掬いたいし君も掬いたい」(?)

ツンデレカマキリさん 橋本涼 と何故か恋仲っぽくなるトラさん。告白されてドキドキするツンデレカマキリさんにりあらぶのはしゆとイチャイチャの続きを持ちかけるトラさん。

「観葉植物はペット」と声高に主張するめちゃくちゃ喋る木 猪狩蒼弥。お客様 井上瑞稀 の小さな頭に思いっきりのしかかってハリーポッター組み分け帽ネタを敢行。グリフィンドーーール。

ジャクソンと名乗るハットを被った謎キャラ 作間龍斗が登場。狂ったテンションのまま、何とも言えないダンスと滑らかなムーンウォーク披露。アクロ披露の為にハットを脱げば、さながら日本代表の体操選手。アクロは華麗だったが状況は悲惨。

アピールに選ばれたのはトラさん。ランダムボタンを設けてしまった結果、ジャクソンモードの無茶振りに遭い、ジャクソンのハットがトラさんの手に渡る。トラさんが必死にジャクソンに徹するが、360°どこから見ても地獄。

  • 8/15 (日) 17:30

トラ型ペットロボット 髙橋優斗 続投。トラではなくタイガーという呼び名にやたら拘る。ミラクルボタンを押されて困るトラさん。何かもうやめてあげてくれ。

俯き気味のカマキリさん 顔を上げれば 猪狩蒼弥総合格闘技を嗜むフットワーク軽めのカマキリさんの必殺技はジャンピング二ー。RIZINとか出てるらしい。弱そう。

大木の幹かと思ったら逞しい腕でした。鍛え過ぎで人間の部分が表出しちゃった木 橋本涼。カマキリさんが木を威嚇。木の得意分野は絞め技。負け戦には臨まぬカマキリさん、木に対してめちゃくちゃ腰低いと見せかけ、意表を突いてジャンピング二ー。

ロックバージョンウサギさん 作間龍斗。小型送風機みたいなヤツ持って入場。どよめく会場。ウサギさんが満を持してロックパフォーマンス披露しようと足を広げた瞬間、そこそこの音を立てて衣装の何処かが破れる。一旦股辺りを手で抑えて最悪の事態を回避しようとするウサギさん。最悪の事態が起きているか確認しようとウサギさんに群がる4人。会場至る所から漏れる堪え切れぬ笑い。安全の確保を確認し、再度パフォーマンスに臨むウサギさん、突如送風機の電源をONにして顔に当てる。ウサギさんの奇行に再び失笑する会場。今年の夏はここで1番笑った。

アピールに選ばれたのはカマキリさん。ウサギさんに勝負を挑むカマキリさん。睨み合いの後、何故か送風機を顔に当てられるカマキリさん。髪で風で靡くようフードも外してサービス精神旺盛。送風機にハマるHiHi Jets

 

 

15.Prince Princesses ▷ Prince

 混沌世界をなかったことにしてくれる、井上瑞稀さんソロ。

 

丁寧に歌う彼から、丁寧に踊る彼から、絶えず放たれる輝きが眩し過ぎて思わず目を細めたくなった。

 

アイドルのイロハ全部詰め込みましたみたいな姿。

 

驚くほど愛らしい。この上なく愛らしいのだけど何処か高潔でもある立ち居振る舞い。幾ら手を伸ばせど決して届かぬ歯痒さを孕んでいて、でも相手がこちら側に最大限歩み寄ってくれるからこそ、届かないと分かっていてもこの光に近付きたいと人を藻掻かせてしまう存在。

 

言葉にするのが難しい感覚だけど、「彼は確かにアイドルだ」とこのソロ曲を通してよく実感した。

 

ここまでノンストップで語っている通り、私は今回のサマパラで五者五様に魅せてくるメンバー、それぞれに心を動かされ、熱い想いを抱かされた訳だが、中でも瑞稀くんは私の中での印象が1番大きく変わった。

 

私はどうやら彼を勘違いしていたようで、彼は想像の何倍も温かみのある人間だった。私は何処かで彼のことをもっと淡白な人間だと思い込んでいたのである。 

 

井上瑞稀といえば歌もダンスもグループ屈指の実力者。

それに加えてアイドル歴も中々の物。

 

個性の殴り合いが起きそうなHiHi Jetsの中でこそ、真ん中の男などと揶揄されているが、やはり確実に隅には置けぬ人材であり、自分の手で培ってきた高いスキル酸いも甘いも嚙み分けた長い時間が育んだ芯の部分は誰にも手が出せない神聖なモノだろうと信じてやまなかった。

 

実際、恐らくその見解自体は間違っていなかったのだが、だからといって彼がただ真っ白なだけの穢れなきお手本堅物アイドルだったのかと聞かれれば答えはNoだ。

 

確かに職業アイドル10年選手、人生の凡そ半分をアイドル活動に捧げ、アイドルに徹してきた彼が放つ神聖さは伊達なものではなかったし、胸中に秘めたる熱い想いが生半可なものでは無いことも節々から汲み取ることが出来た。

 

しかし、ファンやメンバーに注ぐ視線の柔らかさや、心底楽しそうに笑い声を響かせている時の溌剌さを通して、彼の見る世界が、彼の中に広がる世界が、私の想像していたソレよりずっと色彩豊かだと気付かされたのである。

 

ソロ歌唱中も絶えず会場中に微笑みかけ、揺れる赤のペンライトを愛おしそうに見つめ、最後キャンバスにサインを残す時は、メンバーのおふざけ見つけて嬉しそうに声を上げ、必ず、「有難う。また会おうね。」と伝えてくれた彼の輝き。

 

あの柔らかさや溌剌さは色彩豊かな世界が見えている者だけに許された特権だ。瑞稀くんは私の想像よりずっと愛情深く、遊び心を忘れることのない、無垢で暖かな少年

 

HiHi Jets リーダー 井上瑞稀

その選択が誤っていないことをもう一度深く悟ると共に穏やかな気持ちに満たされた。

 

 

16.Klaxon ▷ HiHi Jets 猪狩蒼弥

大本命。猪狩蒼弥さんのソロ。

 

今、この瞬間はここが世界の中心になっているんだなと幾度も本気で思った。

 

そのぐらい蒼と白の光に照らされ、緑の光に囲まれた彼のテリトリーが静謐で神秘的に見えたのだ。

 

自分でも書きながら「気色悪いなコイツ…」と思うが、私は猪狩さんの外見は勿論のこと、彼の哲学や言葉や概念を含む内面的な部分が大好きな女なので、猪狩蒼弥の世界に溺れられる彼のソロ曲を本当に狂おしいほどに愛している。

 

彼の創造する世界が分かりそうで分からないギリギリの境界線にあっても、全く理解出来ない範疇にあっても、想いを巡らせば巡らすほど脳が滾って仕方無いし、彼の聖域を守らせて欲しいと誠に勝手ながら意気込んでしまう。

 

早いものでKlaxon初披露からおよそ1年。

 

Klaxonといえば、いよいよ猪狩蒼弥から抜け出せなくなって焦っていた私が容赦無く突き付けられた至極の一曲。

 

猪狩蒼弥=『Fence』”という通念は、当然私の中にも植え付けられているが、リアルタイムで初めて突き付けられたという点において、Klaxonは私の中でFenceと同等に脳裏に強く焼き付いている作品である。

 

作詞作曲から映像構成のディレクションまで手掛けた同い年 当時17歳の猪狩蒼弥

 

そんな彼のパフォーマンスそのものに殺された後、伝記で作品語りをされたり、自筆小説の伏線回収をされたりと、念入りに殺し直されたのだからまあ無理もない。意図せず猪狩蒼弥の洗礼を受けてしまったという訳である。

 

しかし、だからこそ、スクリーンの映像が恐らく去年のそれと同じものであろうことが、かつての画面越しの夢が1年越しに現実となってくれたことが純粋に嬉しかった。ただ、猪狩さんにひとつ伝えておきたいのは、EXシアターだろうがTDCホールだろうが、Klaxonが恐らく客の寝かしつけには向く曲ではないということだ。微睡みと共に浪費する音楽としては些か高尚過ぎる。特に貴方を愛する者にとっては。

 

そして、平然とKlaxon語りから始めた私だが、Klaxonの前に

猪狩蒼弥ピアノリサイタル

という特大イベが開催されたことを人類は忘れてはならない。

 

何と言ってもグランドピアノに激弱過ぎる私。

 

レポを見た時点で泣いて悶えて取り乱していたというのに、選曲が久石譲ジブリを愛した全私がスタンディングオベーション。私の人生史上1番泣いた『Summer』だった。というか『Summer』で泣く日が来ると思っていなかった。自分の葬式のBGMを選べるなら、彼が奏でたこの曲を選びたい。

 

嗚呼、猪狩蒼弥

 

白基調の衣装、パーカーを羽織ってふらりと現れた猪狩蒼弥は、こちらの緊張を他所に飄々としていて、極めて自然な動きでピアノの前に腰掛ける。耽美だ。

 

躊躇うことなく動いた手が奏でた音を聞いた私は、直感的に思った。

 

「ピアノの音まで猪狩蒼弥だ。」

 

至って真剣。コイツ何を言い出したんだと笑わないで欲しい。というかあの音を聞いて同じ感想を抱いた観客が、あの場に少なからず居たのではなかろうか。

 

私は、楽器を嗜んだことがない人間なのでピアノ演奏の巧拙が分からないが、彼の演奏は彼らしさに溢れていて良いなと思った。別に超絶技巧とかそういう話ではない。むしろ素人でも乱れを感じる瞬間が何度かあったりした。でも、彼の演奏は彼らしさに溢れていてとてもいいなと思った。音が立っているというか、特に冒頭部分、1音1音がはっきりと鮮明に聞こえる。その後、音の数が増えるに連れて、音の粒は調和を持つようになるのだけど、決して埋もれたりはしない。全部の音が耳に届く彼のピアノの奏で方は、優しさ強さを兼ね備えた彼や、自分を持ち続ける事他を尊重する事の両者を決して怠らない彼を象徴しているようでとても美しかった。

 

これまた紡ぎ難い感覚だが、兎にも角にも私は猪狩蒼弥に勝てないのである。

 

頼む。天下を統べろ猪狩蒼弥

私の全てを掌握しろ猪狩蒼弥

 

 

17.Make you wonder ▷ HiHi Jets

 Klaxonを抒情的に歌い上げた猪狩さんが再び鍵盤に手をかけて音楽に合わせて音色を奏で始める。空を漂った音が吸い込まれて消える。

 

と同時にスクリーンにデカデカと映し出される

"Take to the top"の文字。

 

スクリーンの前に浮かび上がるゆとさくのシルエット。

 

頂点まで上り詰めて欲しい。頂点まで連れて行って欲しい。

脳が痺れてそれ以外の全ての感情が無に帰す。

 

暗闇を引き裂いて颯爽と赤い光を連れてくる橋本涼。その対角の位置に青い光を灯す井上瑞稀。華麗に舞う2人を皮切りに各々のスタイルで美しく滑走しながら、所狭しと観客を魅了する5人。

 

全員がステージ中央に集結し直し、瑞稀くんのフェイクが響き、ライブもいよいよクライマックスに突入。

 

『未知なる道 突き進もうか』でいがさくが背中を合わせたその景色が脳裏にこびりついて、どうにかして2人に、否、どうにかしてこの5人に「ただただ幸せになって欲しい。」と祈らずには居られなくなる。

 

今を貪欲に生き尽くす彼らが全身全霊でパフォーマンスしてくれるからこそ、歌詞の一語一語が加減無しに私の胸の奥底まで突き刺さしてくる。息が苦しい。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「Make You Wonder」

youtu.be

(なんと9月12日にMake You Wonderのステージパフォーマンス動画が公開されてしまいました。曲の繋ぎ部分から贅沢に収録されている超優良動画。興奮しつつ慌ててリンクを掲載。噂によると8月11日夜公演とのことです。私の拙い言葉では語り切れなかった尊い瞬間をどうか本物の映像でどうか皆様奮ってご覧くださいませ。)

 

18.HiHi JetsHiHi Jets

忘れちゃいけない。心酔しきったヲタクたちをおセンチ気分のままではおうちに返してくれないのが我らがHiHi Jets

 

何度聞いたか分からないお馴染みのイントロ。

 

瑞稀くんが、猪狩さんが、立て続けに「ラストスパートだ」「騒げ」「上がれ」「着いてこい」と会場丸ごと引っ括めて煽り立てる。

 

歌詞を見れば相変わらず「君とJETなDOするLIFEなう」などと意味の分からぬことを宣っているのだが、ここまで来ると、意味が分からずとも、彼らが歌うその全てが愛おしいと思う。全部纏めて軋むほどに抱き締めてしまいたいと思う。

 

曲終盤、優斗さんに力一杯煽られて、HiHi Jetsのその名を力の限り叫べないこの世界を、この日初めて、心底悔しく心底憎く思った。

 

逆に言えば18曲目まで声が出せないもどかしさすら感じさせぬほど圧巻のライブ。

 

いつか彼らの名を全身全霊で呼べる日が来たなら、私はきっとまた泣いてしまうのだろう。その日を迎える為にも、私は愛ある限り5人の為に力を尽くしたいと強くただ強く思い直すのである。

 

【オリジナル曲】HiHi JetsHiHi Jets

youtu.be

(9月19日、猪狩さん18歳最後の日にHiHiJetsの映像も公開されてしまいました。えげつない勢いでライブ動画が配信されるので心底感謝しつつ少し引いています。こちらも是非ご覧くださいませ。)

 

 

〈挨拶〉

ここまで終始泣いた泣いたと綴っていた私だが、本当に1番泣いていたのは間違いなく挨拶。

 

この挨拶の欄、空白のまま進むかかなり悩みましたが、大した取り柄も持たぬ私に出来る数少ない営みのひとつが、彼らの生き様や伝説までの道のりを、拙い語り部として此処に残しておくことではないかなという結論に達したので、但し書いた上で、今回は私の心に留まった部分を抜粋して書き付けます。

 

彼らの哲学を捻じ曲げたくない一心でTwitterのレポ等と照らし合わせて大きな取り違えが無いか確認しましたが、追い付かない部分も多々あったのでニュアンスは各々で汲んでくださると助かります。

 

というか叶うのならばどうか是非、彼ら言葉は、彼らの口から、いつか直接聞いて欲しい。

 

正直なところ、私がこんなところで中途半端に零してしまうのが勿体無いと感じるぐらい彼らの言葉には価値がありました。

 

  • 8/09 (月) 13:00

 橋本「ジャニーズでこうやって活動していく中でたまに聞かれるんですが、君はどんなお仕事がやりたいの?とか君は何が好きなの?とか。俺いつも困ってしまうんですよね。何でかって、全部好きなんですよね。こういうライブも、お芝居させてもらうことも、バラエティ出させてもらうことも、全部大好きだから俺はジャニーズに居て楽しいと思うし、ジャニーズが1番好きだし合ってるんだなって思ってます。」

 

猪狩「皆さんは本当にどんな時も俺たちが、どんなにつまんない人生になったとしても俺たちが楽しませるので、そのつもりで皆さんも人生を楽しんでいただければなとそういう風に思っています。」

 

作間「伝えたいことは沢山あるんですけど、どうしても上手く伝えられない。4人の助けが無いと中々上手く短時間で伝えられないんですけど、やっぱりこうして生でLIVEが出来ると言葉じゃなくても何か熱とかそういうもので、何かが皆さんに伝わっていればいいなって思ってます。だからこの生で何か共有出来る時間というのはすごく貴重な時間で僕にとっては本当に大切な大切な時間です。」

 

井上「一緒に頑張ってた人がいつ居なくなってもおかしくないような世界でこうして、まだ僕ら5人の歴史っていうのは本当にまだ浅いものですけど、こうして毎日同じ時間を過ごせていること、凄く嬉しいなって心から思っています。だからこそ、もっともっと僕らの歴史、これからも僕らがもっと5人で居てもっと未来で振り返られるような、未来で振り返った時にこんなことあったよねこんなこともしてたよねって沢山笑えるような時間を思い出せるような時間を皆さんと共に今後も作っていければいいなと思います。」

 

髙橋「今は5人で前を向いて進んでいけている姿、というのは凄く毎日充実していて、当たり前じゃないですから恵まれてるなと思いながら、そしてこんな僕たちに着いてきてくださるファンの皆さんがいらっしゃって、そしてこんな僕たちに仕事をくださる皆様、ひとつひとつを感謝して噛み締めながら、これからも全力で皆さんが応援したいと応援していきたいと思えるようなグループに、これから僕たち5人でどんどんどんどんもっと力を合わせてなっていきたいと思います。これからも僕たち5人をよろしくお願いします。」

  • 8/11 (水) 13:30

橋本「今こうして普通に世の中生きてるだけで辛いことやムカつくこと、嫌いな奴とか沢山出てきたり、嫌なことがいっぱいあったりすると思うんですけど、それは正直しょうがないと俺は思ってるんですけど、そういう時に自分がどういう考え方をすればもっと楽しく人生過ごせるかなって思った時に、割とどんなことも気楽に考えて、まぁこういう奴もいるよなとか、これも人生経験だって笑っていけば結構何事も乗り越えられるんですよね。」

 

猪狩「このライブに来てくれてる皆さんと所謂ファンって呼ばれてる皆さんはちょっと違うなと思ってて、お客さんはやっぱり向き合わなきゃいけない、ステージからしてお客さんたちが向き合ってる体制にあると思うんですけど、ファンの方々はどっちかと言うと向き合うというかは、皆さんは僕たちの追い風。俺たちがステージに立ってる時間は皆さんを勿論見つめてますけど、ファンって呼ばれてる方々はきっと俺たちと同じ方向を見つめているのが良い事なのかなってそういう風に思ってるんですよ。なので皆さんが俺たちが見ている景色に共感して皆さんもそこを目指してくれるようなそういう世界に俺たちが出来たらなと思っています。」

 

作間「僕、座右の銘が元気がいちばんなんですけど、ふざけてる訳ではなくて、本当に元気って大事なことなんですね。だから今日も僕たちがこうしてステージに立って皆さんが元気になってくれればいいなって。何か色々ありますからね、人生って人それぞれ。そんな時に何でもいいからとりあえず元気が欲しいと思ったら僕たちを見たいって思ってくれるようなそんな風になりたいなって思ったりもします。なのでこれからも、何かこいつら見たら元気になれるわみたいな、そんな風に思える人がどんどんどんどん増えていったらいいなって思ってます。だからこれからも、座右の銘は元気がいちばん。これで進んでいきたいと思います。」

 

井上「朝とか僕は本当に弱くて、でもそういう時にやっぱり作ちゃんの元気には実は励まされているというか、本当に支えられてるなって思いますし、他の3人もそうですけど、そして何より僕は皆さんの笑顔に支えられております。このライブ会場、ここで僕が何かした事によって皆さんから貰えるリアクション、そのスピード感と言いますか、自分が今この場でした事に対してこの場で何かを受け取ってもらえるというのは本当に有観客ならではというか。やっぱりこの中々ライブが出来なかった2年間というのはやっぱり少し寂しいなという思いはありました。けどこうして今また皆さんと会うことが出来て自分が伝えたいことを少しでも受け取って貰えたら嬉しいなと思います。」

 

髙橋「毎回毎回伝えてるんですけどやっぱり皆さんが居てくださるから、僕たちはこうやってステージに立つことが出来ますし、これからまだまだ僕たちのグループとしての道は始まったばかりで、本当に他を喰ってくつもりでガンガン攻めて、それが僕たちの戦い方なのかなと思いながら日々過ごしています。という中でこうやって皆さんが集まってくださることの大切さというか。人生って割とあっという間だなと僕は思っていて、どうなるか分からないというところがあると思うんですけど、皆さんの限られた時間の中で、こうやって皆さんの大切なお時間をこうやって頂戴して、僕たちがパフォーマンスさせて頂く、目の前で僕たちの5人の空気感を皆さんに楽しんでいただくというこの環境というのは本当に当たり前じゃないですし本当に幸せなことだなと思っています。」

  • 8/15 (月) 17:30

橋本「JUMPさんが主役でやっていたこのTDCを、何年か後にこうしてメインのグループの一員として立ててることが、何かまだ実感が湧かないというか凄い幸せなことなんだなってすげぇ思います。あの頃Hey! Say! JUMPさんが立っていた場所にこうして立てていることを、すげぇ喜んで嬉しいって思って今こうやってライブしてます。逆にこれからもっとでっかい男になるためにもっともっと頑張っていくのでこれからも俺たちHiHi Jets5人に着いてきてください。」

 

猪狩「勿論好きです。大好きです。この5人が。でもそれだけじゃなくて、この5人が好きだからとか、この5人と一緒に居たいからお友達だからってことじゃなくて、ある種、俺は俺の為に、この5人で居ないと俺の行きたいところには行けないなって思ってるんですよ。俺が行きたいところに行くにはこの5人じゃないと絶対達成出来ないし、だったらこの5人じゃなくなっちゃうんだったらどうせそこには行けないんだからやめる。そういう意味合いで僕はずっとこの5に拘っているんです。だから何て言うんですかね、本当に俺はこの4人を信頼してるし、この4人をビジネス的な意味でも愛してるし、人としても愛してるし、俺は本当にこの5人でずっと居たいなとそう思ってるんです。その為には、やっぱり皆さんにとってこの5人が掛け替えのないものじゃないといけないというか、皆さんが求めていただいて初めて成立する職業だと思います。皆さんが俺たち5人であることに意味を見出してくれる。それぞれ 猪狩が好き 井上が好き 髙橋が好き 作間が好き 橋本が好き。別に個人でひとりでやっても着いてきてくれる方いっぱい居ると思うんですよ。ただ、この5人で居ることに対する付加価値というか、そういうのを皆さんに永久的に提示していければと、僕は本当にそういう風に思っています。なので俺はこれからもずっとこの5人で居たいなとそういう風に思っています。」

 

作間「毎公演毎公演やっぱり思い入れというか記憶にしっかりと残っています。見てびっくりした団扇だったりえげつない勢いで振るペンライトがあったり本当に毎公演毎公演違う方が来てくださって僕たちのことを見てくれてるんだなという風に実感が沸いてきました。皆さんの顔を見てライブするっていうのは本当に楽しいことだなと。」

 

井上「この2年間とか中々ライブが出来ない時間っていう間に色んなお仕事をさせていただいたんですけど、やっぱりこうしてステージに立つ時間って言うのは僕にとって何より特別で何より好きで、本当に皆さんとつくっていく時間というのは本当に掛け替えのない、今日もその掛け替えのない時間になりました。本当に1公演1公演、しっかりと胸に刻んでこれからまた1歩1歩着実に進んでいきたいと思っています。」

 

髙橋「先輩のコンサートを見に行かせていただいたりする時に、俺たちだったらどうするかなとかよく5人で話してたんですけど、いよいよ初めてのアリーナクラスのコンサートということで、それが徐々に徐々に現実に近付いていってる感じ、凄く毎日ワクワクしてますし、でもやっぱり絶対に成功させなければならないというそういう気持ちもあります。なのでもっともっとHiHi Jetsの全体の熱量というのを上げていって、頂いたお仕事全てをもっと求められた以上にお返ししたいですし、ファンの皆さんが応援しなきゃじゃなくて、HiHi Jets応援したいわ盛り上げたいわ盛り上げてあげたいわって思って貰えるような活動をして、僕達もそんな5人で居たいなと思います。」

 

切り取った部分を活字に纏めて伝わるのか分からないけど、先述の通り、5人の言葉には、確かに価値があったのです。

 

本当に凄いなぁとただただ感動してしまったのは、5人が5人とも、”言葉で他者の心の琴線に触れる力”みたいなのを持ってたこと。歩く国語辞典こと猪狩蒼弥だけじゃなくて、5人それぞれがそれぞれの言葉で、それぞれの伝え方で人を動かせるというのは、この上なく素敵なことだと思う。

 

これはあくまで持論だけど、語彙力って本を読むとか辞書を引くとかそういう小さな積み重ねが苦にならない限り意外と地道に培える力で、でも逆に”言葉で他者の心の琴線に触れる力”っていうのは、選ばれた人にだけ授けられた魔法みたいな力だと思うから、知ってか知らずか分からないけど、そんな魔法みたいな力を持ち合わせた5人が同じグループで同じ未来を目指していることに胸を強く打たれた。

 

 

19.駆ける ▷ HiHi Jets

 そんなことを考えつつ毎回グズグズになったまま臨むことになる最後の曲。

 

必死に涙止めようとしてもHiHiの5人の手と同じように空を切るペンラが綺麗で、落ちサビを歌う5人が凛々しく前だけを見据えているのが胸熱で、ライブが終わろうとしてるのが寂しくて、塞き止められない量の水がまた目から流れ出る。

 

面白いのは、この後アンコールあるって頭で分かってても、HiHiがはける時、毎回この世の終わりみたいな気持ちになってしまうこと。かわいいねヲタク。

 

最後に流れるオルゴール部分でサマパラ期間のオフショかな(?)写真のスライドショーがあるんですけど、猪狩さんがキーボードでピアノ練習してるらしき写真とか、いがさくが並んでる写真とか、5人揃って笑ってる写真とか、色々思いを馳せたライブ後だからこそ凄くグッと来ちゃうものが多くて最後までちゃんと苦C超えて苦D。

 

愛が募って仕方ない写真しかなかったから伝記とかで小出しにしてくれたりしないかなと淡い期待を寄せたくなる。というか写真として売り出してくれたらめちゃくちゃ買います。マジで。ちなみに全日挨拶を収録した教典も売り出してくれたらめちゃくちゃ買います。彼らの言葉を携帯したい。これもマジで。

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「駆ける」(セトリ位置に秒数指定済み)

[http://:title]

 

 

20.Telephone ▷ SixTONES (アンコール)

アンコール1曲目。10秒カウントダウンさせといて『Four』で登場するのめちゃくちゃ性格悪くて大好き。

 

キラキラの吹雪と一緒に再登場するHiHi Jetsです。Telephoneも歌割りが天才。特にラップパートの猪狩さんからサビ前の橋本さんで好きが爆発しました。

 

個人的にラップにおける声質かなり重要だと思っている私は、田中樹さんの声をマジでラップ映えする声だよなとつくづく感じていて、あの昂っても上擦らない声を相手に、若干声高めの猪狩さんはどう太刀打ちするのだろうかと密かに楽しみにしていたのですが、変に小細工せず、正面切って自分のスタイルで挑んだ猪狩蒼弥さんに全私が熱狂。そしてその後、ジェシーさんから京本さんに繋がれるパートをしれっとひとりで歌いきった橋本涼さんにも拍手喝采

 

先輩グループの曲を披露する時って明確な比較対象が最初から出来ちゃってる訳だし、そもそも勝つためのカバーではないはずなんだけどどうしてもって本家には勝てないっていう評価を下されがちだし、よくよく考えたら超難しいことやってますよね。それでも腐ったり驕ったりせず、自分たちの総力上げて真っ直ぐ戦おうとするHiHi Jets、マジで愛してる。

 

【本家】SixTONES「Telephone」from LIVE DVD/Blu-ray 「TrackONE -IMPACT-」(2020.01.07 YOKOHAMA ARENA) - YouTube

 

 

21.Eyes of the future ▷ HiHi Jets (アンコール)

 アンコール2曲目。本当の本当に最後の曲。

 

High Beatでちらっとお話した通り、普段ふとした瞬間にもっと早く猪狩蒼弥に出会えていれば云々のたられば話にひとり耽ってひとり沈むこともある私ですが、アイズオブで彼らを目の前にしている間だけは、猪狩蒼弥に出会えた自分のことを無条件に手放しに心の底から肯定したくなる。

 

だってこの曲は希望を、希望だけを歌ってくれる曲だから。

 

曲終わりに猪狩さんが必ず叫ぶ「皆さん本日は有難うございました。毎回言ってるんですけど、皆さんが着いてきてくれれば、俺たちずーっと5人で居ることが出来ます。なので皆さん、最後まで俺たちに着いてきてください。今日はどうも有難うございました。 」っていう言葉。何度聞いても胸に突き刺さって抜けなくなる。

 

これは尾を引く現場の熱に浮かされた私の戯言だけど、猪狩さんに出会ってからずっと、彼が紡ぐ言葉は〈呪い〉=〈まじない / のろい〉だなぁと思ってて。

 

彼が紡ぐ言葉って〈まじない〉と呼ぶには痛々し過ぎて、〈のろい〉と呼ぶには愛に塗れすぎた〈呪い〉の塊だなと思ってて。

 

そんな私が初めて生身の彼に対峙して、「嗚呼今この瞬間に私は彼に〈呪い〉を掛けられたんだな」と強く感じた瞬間は本当に沢山あったけど、どの公演を回顧してもこの最後の瞬間はいつも1番色濃くその感覚に襲われていて。

 

絶えず彼に生かされている私と、彼に生かされることで部分的に彼を生かしている私。

 

偶像と崇拝者な彼と私の関係は少なからず歪な側面を孕んでいるに違いないけど、たとえ、この関係が盲信や崇拝と愚弄される類の物であったとしても、私はそれでも彼を愛したいし彼に愛されたい。

 

もはや今綴っている気持ちは感想でも何でも無いし自分が何を言っているのかもよく分からなくなってきたからもう難しいことは何も言えないけど、

 

Gonna be a Legend, HiHi Jets.

伝説になってくれ、HiHi Jets.

 

【オリジナル曲】HiHi Jets「Eyes of the future」

youtu.be

(こちらのブログを投稿した翌日、8月18日22時、彼らの初MVが公開されました。地球が滅亡するまで伸び続けて欲しいと思っている最高コンテンツなのでURLをそちらに差し替えておきます。彼らなりの決意表明の形を、是非一人でも多くの方に。)


 

 

 

エピローグ

な~んかアイズオブの締め括りが想像以上に終わり感つよくなっちゃって、これエピローグ要る?ってなったけど、情緒も語り口も話題も支離滅裂な文章を、もし本当にここまで読み進めてくれた方がいらっしゃるのなら、激重限界感情だけを投げつけて終わるのは酷な気がしたのでまとめを。

 

急にラフな言葉になるけど、ここまで長々と言葉を紡いで結局何が言いたかったかというと、HiHi Jets猪狩蒼弥が贈ってくれる幸せが何より好きだってことを初めての夏現場を通して深く深く再認識出来たよということです。有難うHiHi Jets

 

引き続き親愛なる彼らに最大限の愛と感謝と敬意を。

心の底から。

 

最後になりましたが、猪狩蒼弥さんをはじめとするHiHi Jetsの5人、それから下らぬ2万字インタビューにお付き合いくださいました心優しき皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2021.08.17.

 

(精神力だけで書ききったのでまた時間作ってゆっくり推敲します。誤字脱字等々たくさん転がってるかと思いますがどうぞお手柔らかに。)

 

youtu.be

(11月になってダイジェスト動画まで公開されてしまいましてもうどこに貼るべきか分からなくなったので末尾にしれっと失礼します。)

 

猪狩蒼弥沼落ち回顧録

 

生まれてすぐ七歩歩まれ、

右手で天を、左手で地を指差し、

天上天下唯我独尊と高らかに宣言。

花が咲き乱れ、日が差し、雨が降り注ぐ。

 

むかしむかしのそのまた昔。

お釈迦様が誕生なさった際の有名なエピソード。

 

この常軌を逸したお話が、語り継がれてきた伝説に過ぎないと理解していながらも、初めて聞いたときは思わず笑ってしまいました。世界三大宗教のひとつ・仏教の祖ともなれば、ここまで神格化されるのかと。

 

しかし、

もし仮にこれが猪狩蒼弥のエピソードであれば?

 

猪狩蒼弥のこととなれば、勿論話は別です。

 

私はきっと、仏教を信ずる人々がお釈迦様のエピソードを何の違和も無く受け入れたのと同様、「あぁそうなのか。やっぱすげぇや猪狩蒼弥。」と何ら疑うことなくその内容を受け入れ、流れるように五体投地してしまうような気がします。

 

その程度には、猪狩蒼弥という存在そのものを無条件に信じ、

そして崇めているという訳です。

 

さて、本日。

2020年9月20日。日曜日。

記念すべき 猪狩蒼弥さん18歳のお誕生日。

 

弱冠17歳にして、止まってくれない時間の残酷さに溜息をつき、近付く自分の誕生日に何処か鬱々としてしまう。そんなモラトリアム人間予備軍な私ですが、大好きな人の誕生日というのは、やはりこの上なく幸せな瞬間であり、彼がこの世に生を受けて6,575日目の今日の日に、同じ世界線で生きているという事実をしみじみと噛み締めています。

 

何と言っても18歳になれば結婚が合法です。

ちなみにゼクシィの最新号の付録は、JILLSTUART レザー調バック&ミニポーチ2点セットだそうです。付録に複数の綴じ込みに婚姻届は2枚!あれこれ付いて300円ってお得ですね!プロポーズされたらゼクシィ!!!

 

記念すべき今日この佳き日。

 

盛大にお祝いしたかったのですが、高校三年生の私は現在受験生真っ盛り。余裕は皆無。この状態で大々的にお祝いなんてあまりにも後ろめたくて、私の中の無けなしの道徳心が手放しに楽しむことを許してはくれませんでした。

 

しかし、そうは言ってみたものの、何もせずに終わるのも何だか癪。そんな私に残された最後の選択肢、はてブ

 

必要なものは、機械ひとつに身ひとつ。それから少しばかりの時間。言ってしまえば文字を打つだけですから、クオリティに目をつぶってしまえば、割くべき労働力や伴う罪悪感が他に比べて圧倒的に少なく済む上、言語化してアップロードしてしまえば文章の巧拙は置いておいてひとまず形に残ります。

 

昨日までは、はてブすらも受験生だし…と自制していましたが、今日は再三述べている通り猪狩さんの誕生日。限界受験生の私だって謳歌したい。いや、謳歌すべき。

 

元々言葉を紡ぐというアウトプットの行為で自分を取り巻くあれこれをインプットする人種だったので、文字起こしへの意欲は嫌という程有り余っていました。何ならiPhoneのメモにダイイング・メッセージみたいなのものも数件。

 

そうして私は遂に憧れのはてブに手を出したという訳です。

(はてブかnoteか迷い、デザイン等に拘りがない上にスマホでの操作がより容易ということでnoteに傾きかけたものの、ヲタクのはてブは長年の夢だったのでひとまずはてブを開いた次第)

 

善は急げ。鉄は熱いうちに打て。

沼落ちブログは早いうちに書け。(?)

 

何はともあれ、私はこの機会に猪狩蒼弥さん18歳のお誕生日を祝し、憧れの沼落ちブログを綴りたい。

 

 

題して、

猪狩蒼弥沼落ち回顧録

(あまりにもそのまま)

 

 

沼落ちブログ、受験生であるが為に躊躇していたことも、書くまでに時間を要した大きな理由ですが、細々した理由は他にもありまして、例えば、”果たして沼落ちの終わりってどこなんだ?”という素朴な疑問の答えが見つからない。

 

言い換えるなら沼落ちの過程における沼の底をどこと定義するのか。非常に難しいところです。

 

電車で6つ目の沼の底という駅…(釜爺)(?)

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『間違えるなよ。昔は戻りの電車があったんだが近頃は行きっぱなしだ。それでも行くかだ。』

という釜爺の台詞、沼落ちヲタクに置き換えると絶妙な重みがありますね(?)

 

過去の彼らに戻りの電車があったか否かは存じませんが、近頃の彼らに戻りの電車が無いというのは身をもって体感しております。

 

結論から言うと、私はそれでも行ってしまいました。

 

というか気が付いたら沼の底に着いていました。線路を歩いて帰るつもりも無ければ、連れ戻しに来る龍も居ません。作間龍斗なら居ますが、彼は連れ戻すどころか引き込んでくるので話になりません。

 ※伝わらなかった方はぜひ『千と千尋の神隠し』をご覧下さい

 

そんな訳の分からぬことを綴っている今、気が付いてみれば沼落ちの始まりから早半年。私の生活はすっかり、猪狩蒼弥HiHi Jetsと共にあるものとなりました。

 

無論、彼らの底無し沼感は否めませんが、沼落ちという過程における底に到達しきった感はありますし、このタイミングを逃したら一生書かないような気もしているので、この機会を利用して忘れないうちにあれこれ綴っておきます。

 

※ここから始まる沼落ちブログは、むしゃくしゃした私が河●塾帰りの電車の中で思い立ち、手の動くままにキーボードを叩いて出来た即席ブログです。巷で話題のウィットに富んだ沼落ちブログとは違い、だらだらずるずると続いて参ります。また、お話を進める都合上、省略したり誇張したりといじられている部分がございます。更に字数を確認したところ、1万字を超えてしまっているようです。ごめんなさい。

 

それではスタートです。

 

 (前置き時点で原稿用紙4枚を越えてしまう女、話のまとまらなさの権化)

 

 

遡ることおよそ半年…

2020年2月末。

 

時は戦国(ではない)。突如発生した得体の知れぬ疫病が我々の社会をあっという間に蝕み、日本、そして世界が混沌を極めていた(これはマジ)。

 

その頃の私は、春待つ高校2年生。

 

今をトキメクJKの端くれとして、それなりに充実した毎日を過ごしていました。

 

しかし、そのささやかながらも幸せな日々は、得体の知れぬ圧倒的な脅威によって突如断たれることとなります。

 

日本国内全国一斉の休校措置。WHOからのパンデミック宣言。東京オリンピック開催延期の発表。追い討ちを掛けるように出された政府の緊急事態宣言。

 

同年1月からじわりじわりと忍び寄っていたコロナウイルスが、2月末を過ぎた頃から突然、何の前触れもなく私たちの当たり前の日常に影を落としました。

 

(そういえばですが、何となく決まりが悪く、未だ友人の殆どにジュニア落ちしたと伝えられていません。世間は狭いので身バレしないかビクビクしています。知り合いの皆さん。私は元気です。見かけてもそっとしてください。よろしくお願いします。)

 

当時の私、拙いなりに高校生活の全てを懸けて打ち込んできた活動が遂に実を結ぶ日まであと僅かというところだったのですが、ゴール直前にして全く予期していなかった形で終わりを迎えることとなります。

 

有難いことに人には本当に恵まれ、根気よく気遣ってくれる友人・家族・先生等々、やさしい周囲の人が数多く居たものの、掴みかけた夢が跡形も無く消えたことに酷く動揺した私は、冗談抜きで文字通り毎日号泣。あたたかい言葉に泣き、遣る瀬無さに泣き、不甲斐なさに泣き、泣いても変わらない現実に泣き尽くしました。

 

そんなことをしているうちにいよいよ涙も枯れ果て、心が凪いでもぬけの殻となり、そのまま休校期間に突入。

 

 

それからしばらく。

 

どうしても捨てきれなかった希望に反して悪化の一途を辿り出すコロナ情勢と、それにつられて露呈し始める人間の愚鈍さ。自分という生き物は想定していたよりもずっと脆く、生活の支柱を失った私は、面白いほどに機能しなくなりました。

 

極限まで狭まった行動範囲。失われてしまった日付感覚。

 

1日の大半を自室のベットの上で費やし、思い出したように病み、これといった何かをする訳でもなく、ただただ無感情に虚空を見つめる姿はまるで屍です。

 

元々、精神的に脆弱な部分があると自覚していた私、これ以上落ちたら戻ってこれなくなる、こんなところで犬死するわけにはいかない、と必死になって悪足掻き。家族や友人らに甲斐甲斐しく世話を焼かれながら無事どうにか退廃的な生活を脱し、QOL激低ながらもギリ人間認定が下るぐらいの生活を送れるようになりました。

 

 

ある日の夜。

そんな私に転機が訪れます。

 

きっかけは、アイドル界隈外の元推し経由で仲良くなった友人が掛けてくれた一本の電話でした。電話すべき要件があるわけではない、所謂「暇電」です。

 

実は彼女、元推しを愛でる傍らで、ジュニアに推しを持つヲタク姐さん。間接的ではありますが、猪狩さんと私を繋いだ立役者に当たります。(圧倒的感謝)

 

面倒見が良い姐さん。電話の途中でヘラってる私に近況を尋ねてくれました。

 

ほぼ愚痴な近況報告をただただうんうんと聞いてくれるその優しさに甘え、半分泣きながらまとまらぬ言葉を吐き続け、最後に不意に口をついて出た一言。

 

"新しい推しが欲しい"

 

意図せず零した言葉でしたが、紛れもない本音。それもそのはず。その頃の私、オタクとしてあまりにも不安定。

 

(生まれてはじめて好きになったアイドルが年末に活動休止を控え、その次に好きになったアイドルは数年前から疎遠になってずるずると茶の間。以前アイドル界隈外にも推しが居たものの、俄かに気持ちが冷めて突然の担降り。)

 

基本的に自分の中の宗教的立ち位置を占めるものとして推しを捉えている私は、居るだけで世界の全てを許せてしまうような、圧倒的且つ絶対的な救済(=推しの存在)を渇望していました。コロナで荒みきった末法の世を生き抜く中では尚更です。

 

そんな私に、ヲタク姐さんは問い掛けました。

 

「最近気になってる人居ないの?」

 

問われた私。

少し考えて、投げられた質問に答えます。

 松村北斗さんの顔バカ好き。」

 

夢…恋…桜…(?)

JAPONICA STYLE…(?)

ソース画像を表示

 

※Hiレベルな女、切り口が斜め

※ご覧のはてブロは猪狩蒼弥の沼落ちブログです

※お使いの端末は正常です

 

(ちなみに松村北斗さんは、俳優・松坂桃李さん目当てで見ていたドラマで初めまして。その後、デビューを機にテレビ等で見かける機会が増えたことでその存在をはっきりと認識するようになりました。)

 

「じゃあとりあえずリンク送るから。余裕ある時で良いから。ストのYouTube見て。早くこっちおいで。」

 

そう。全てはこの“ヲタクの一声”からはじまりました。

 

実はかなり前から度々ジュニアを布教をされていた私。しかし、それまでの私が推しに困るということは特段無く、また、何かとしんどそうなジュニア方面には死んでも行かないと心に決めていた為、適当に流し続けていたのです。

 

(今となってはもっと早く踏み出していればもっと早く猪狩蒼弥に出会えていたかもしれなかったのにどうして…と悔恨の念にしばしば押し潰されそうになります。) 

 

 

さて、ここで一度、私のジャニオタ遍歴を確認しましょう(?)

 

沼落ちブログ、まだ序盤も序盤なのでジャニオタ遍歴の確認に時間を割いている余裕は無いのですが、沼落ちの軌跡を語り散らかす上で抑えるべき点を少しだけ。

 

めちゃくちゃ簡潔に記載すると、大野智神山智洋

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この2人が私のドルヲタ人生の軸になります。

 

まずは嵐・大野智

大野さんは、母親の影響を色濃く受け、幼少から深くお慕い申し上げてきました。やや誇張っぽくなるものの、物心ついた時には既にぞっこんといった感じで、何に惹かれ何処で心を奪われたのか全く記憶が無いのですが、年端もいかぬ私にアイドルという存在の価値を教え込んだのは、紛れもないこの人。はじめてのライブ、はじめての団扇、はじめてのCD、などなど、アイドルに纏わるはじめての殆どを彼に捧げたと思います。今日までのドルヲタ人生や今日の私に息づくアイドル哲学はここを原点に育まれたといっても過言ではなく、私が生まれてはじめて出会った"アイドル"そのものでした。

 

それからジャニーズWEST神山智洋

神山さんは、幼き日の私に痛みを植え付け、その後のドルヲタ拗らせに大きく貢献してくれた人物です。私がアイドルに溺れゆく過程で偶然出会い、ぼんやり見つめる内に強く惹き付けられ、いつの間にか心に棲み付いてしまっていました。先述の通り、アイドルに纏わるはじめての多くを、大野さんに捧げてきた私ですが、ジュニア時代を遠巻きに仰ぎ見たこと、波乱のデビューを前に固唾を飲んで涙したこと、デビューしてやっと会いに行けるようになったこと、眇眇たるヲタクなりに全身全霊尽くして彼に愛を伝えようとしたこと、手放す選択をしても綺麗には消せないこと、その記憶の全てが神山さんだけのものでした。

 

ちなみに現在は、嵐活動休止までヲタクを全うする他の選択肢は無いよなあと腹を括って目一杯の愛と感謝を抱き締めながら大野さんを推し推しする傍ら、現場を離れた茶の間から好き勝手に神山さんを見守っております。

 

出会いから時が流れ、大野さんにはリミットが付き、神山さんとは少し距離が離れましたが、今でも2人は私の大好きなアイドルで、私の特別なアイドルで、私はいつ何時も2人の幸せを願ってやみません。

 

ジャニーズタレントできちんと応援した経験があると自信を持って言えるのはこの2人に限られますが、大前提として、【ジャニーズアイドル】という【概念】が好きなので、人に誘われれば他グルの現場に赴くこともしばしば。

 

ただし、それはデビュー組に限った話で、ジュニアとなると現場はおろか映像ですら怖いから嫌だの一点張り。

 

というのも神山さんを推すに至るまでの過程で、ジュニアという存在は幼かった私に圧倒的なトラウマを植え付けており、それを長らく引きずっていたのです。(まあ大体お察しの通りですが、この話は長くなるのでまたいつか別の機会に。)

 

ただ、リビングで気まぐれに垂れ流される少クラを横目で眺め、ドル誌をぱらぱらと捲るのは日常茶飯事で、記憶力が悪いほうでもないため、人やグループの名前なんかはうっすら認識していました。しかし、それ以上踏み込むことは一切なく、自分が今世でジュニアのオタクになることは断じて無いと長年信じて疑わなかったのです。

 

 

 (話に戻りましょう)

 

 

何時間喋っていたのでしょうか。

他愛の無い話も尽きてきて、そろそろお開きにしようかとなった電話の切り際。

 

「あ!リンク!送っとくから!!見てね!!!」

 

しっかりと念押し。

ヲタク姐さん、抜かりのない女です。

 

う~ん困ったなぁなんて思いつつ、これといってやることがあるわけでもない私。誘いを断る適当な理由も無く、届いたリンクを大人しく踏みました。

 

(ささやかな感謝の気持ちを込めてリンク失礼致します) 

SixTONES - YouTube

 

 

およそ1週間後…

 

最悪の状況に陥る前に踏みとどまったとは言えど、決して褒められたものではない生活。立派なヒキニートと化した私は、薦められたまま、ストチューブをひたすら視聴。

 

日が昇ろうと沈もうとお構いなしに、手当り次第に動画を漁った結果、Jrチャンネル・SixTONESチャンネルに上がっていたおよそ150本もの動画をあっという間に総覧。

 

結果として冗談抜きでめちゃくちゃ面白かったし、今までジュニアという雑な括り方で過剰に敬遠してきたことに罪悪感を抱くほどに魅力的で、こんな彼らがデビューして世に放たれたのかと考えると震えそうなほどに刺激的でしたが、余計なことをあれこれ考えて尻込み。あとひとつ踏み込むことが出来ませんでした。

 

 

それから更に数日後…

 

携帯に一件の通知。SixTONESきっかけから通知を取るようになっていたジャニーズJr.チャンネルからです。

www.youtube.com

 

通知を開いて出てきたのが、

ZENSHIN ダンス動画でした。

 

(実はZENSHINの前日には美少年のダンス動画も上がっていたのですが、その通知は他のものに埋もれたまま消してしまったのか、私の記憶には残っていません。つまるところ、HiHiのZENSHINの通知に気付いたのは偶然の産物。この1本の動画との邂逅は、何かの巡り合わせだったのだと思います。)

 

HiHi Jets 【ダンス動画】 ZENSHIN (dance ver.)

youtu.be

https://youtu.be/g2Ab5EuY6MM

 

 SixTONESのパフォーマンスを見て、踏み込む勇気は出なかったものの、ステージに立つJr.に俄然興味が沸いていた私。深入りしなければいいだろうと何の気無しにその通知をプッシュしてしまいます。

 

しゅうっ❕ぽっ❕

ZENSHIN~🎶前進~🎶ZENSHIN~🎶前進~🎶

駆けぇっ出っすっ夢ぇ〜🎶🎶🎶

せーのっ(👏🏻👏🏻👏🏻 👏🏻👏🏻👏🏻 👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻)

よっ(👏🏻👏🏻👏🏻 👏🏻👏🏻👏🏻 👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻)

 

開始20秒の私「…ちょっと待って?」

 

虚ろな目で追っていた画面の中に、駆け出す🎶の時とよっ🎶の時、よく分からんけどめちゃくちゃ可愛い人を見つけてしまいます。

 

黒色の上下に、黄色のラインが入った上着を羽織った髪の毛がほわほわの彼。

 

紛れも無い猪狩蒼弥でした。

 

推し選びに慎重だった私が、一目惚れなんてしないはずの私が、ジュニアには手を出さないと誓ったはずの私が、理屈では説明出来ない感覚に襲われたあの瞬間。

 

本能あるいは運命。

 

脳から出された司令に従って一時停止ボタンを押した私は、一旦YouTubeを閉じて、念入りに深呼吸をして、Google先生に教えを請う事にします。

 

はいはいじぇっつ [検索] 

 

HiHi Jets プロフィール

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j-island.net

 

 

心の声:

ん〜。あっこの子かな???

というかこの子、1周年動画居たよね?

飄々とした雰囲気のドルガバの子か!!!

 

(繋がる記憶)(スト出演動画全履修が役立つ瞬間)

 

 

猪狩蒼弥 プロフィール

f:id:U_R_the_Law:20210110190403p:plain
j-island.net

https://j-island.net/artist/person/id/26

 

HiHi Jets 猪狩蒼弥

生年月日 2002年9月20日

血液型 A型

出身地 東京

 

ふーん、スト動画以外でも何処かで見かけたことあるかも。

忘れられない独特の顔立ちしてるなぁ、

かなり嫌いじゃないなぁ、、ん?

 

?!???!(開眼)

2002年って私の知ってる平成14年の2002年(?)(錯乱)

同い年(?)同い年のアイドル(?)どういうこと(?)

えっ(?)意味わからなくない(?)ヤバくない(?)(冷汗)

 

えっと…とりあえず続き読まなきゃ……

 

趣味 間食

特技 「痛い」っていわない

将来の夢 「猪狩家」を名家にすること(笑)

ファンの皆さんへ一言 みんなのアイドル猪狩です♡いつでもどこでも、どこかから君を見てるよ!これからもずっと一緒だね?♡

 

「いや趣味特技夢一言の4連のクセがスゴい!!!」

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文面からも推察いただけるように圧倒的混沌ですが、脳内のノブの人格を宥めつつ、ひとまずYouTubeに戻り、途中で止めた動画を最後まで見ることに。

 

参考資料1⃣:

覚えている限りのZENSHIN動画初見印象

  • 猪狩さん→逃げないと大変なことになりそう
  • ゆうぴ→醸し出す謎の主人公属性せこい
  • 作ちゃん→フィギュアスケーター
  • 瑞稀くん→ファンに可愛がられてそう
  • 橋本さん→何この白シャツに合う美男

 

 ヲタクの本能、あながち間違っていなかったようです。

 

動画の最後、迫り来る猪狩さんに対して発せられた

「ア゙〜!やめて来ないで!」

という作ちゃんの言葉、今考えれば私が一番叫びたかった。

 

可愛い上に格好良いし、大人っぽいのに子どもみたいだし、キラキラなのに親しみを感じてしまう。相反しているはずの事象がグループ全体に乱立している。

 

なにこのハズレ無し百味ビーンズみたいな人達。(比喩下手か)

 

当然、こちらのダンス動画視聴後に私の中の乱れが鎮まることは無く、むしろ余計にとっ散らかり、収拾が付かなくなってしまうわけです。

 

おっ早くも沼落ちか?と思われますが、私には懸念事項が。

 

気になった彼は同い年。しかもジュニア。

 

私がこれまで推してきた人はアイドルに限らず例外なく年上で、1番近くても恐らく6歳上から。ジュニアに対しては、SixTONESさんの動画履修をきっかけに向き合う姿勢を多少を改めたつもりでしたが、過去の記憶がそう簡単に癒えるはずもなく、また、本能的に沼の深さを感じて居たのか、無条件に敬遠する癖が抜けませんでした。

 

参考資料2⃣:

猪狩蒼弥のココがスゴい!

「私の中にあった複数のハードルを超えてきたというかなぎ倒してきた」

▼ハードル例

①ジュニアは怖いし嫌

②推しは年上じゃなきゃ嫌

③今更途中参加で推すのは嫌

④休校期間に衝動的に推し作るのは嫌 etc...

 

ダンス動画を数回視聴した私が総力を挙げ、悶々とした気持ちで猪狩蒼弥HiHi Jetsについて検索を掛けること数時間。

 

運命の神様は無慈悲です。最低限の情報を装備したぐらいのタイミングで、何とも都合良く2本目の動画の通知が来ます。

 

HiHi Jets 【バンジーのご褒美】なぜ…茨城で沖縄料理?

youtu.be

https://youtu.be/U6kz39qJYMg

 

迷うことなく通知を開いた、やけに冷静な私。視聴中に気付いてしまいます。猪狩蒼弥さん多分大変だし、HiHi Jetsさん自体が多分大変。(脳死語彙)

 

猪狩さん切り返しの機転が効くなぁ…頭の回転速いのかなあ…1人だけ食べれなかったのね…私がお腹いっぱい食べさせてあげるからね…てか左利きじゃん…あゝ死のう…(?)

 

面白かったで終われば良かったものの、知性の匂いを嗅ぎ取り、庇護欲を掻き立てられ、左利き性癖をぶち抜かれ、イケメン5人のお戯れを余すことなく見せつけられ、まんまと罠に掛かった私。

 

あろうことか、沖縄料理から辿って、引っ張ってブラザーズに引っ張られるがまま、バンジー動画にも手を出します。

 

沼落ちヲタク vs 引っ張ってブラザーズ

レディファイッ!!!!!

 

勝者:引っ張ってブラザーズ

 

さぁ、全ての準備は整いました。

ZENSHINで灯された小さな火に並々のガソリンを注いでしまった愚女の運命や如何に。

 

 

バンジー動画視聴後…

 

生き物が酸素を吸って二酸化炭素を吐くように、太陽が東から昇って西へ沈むように、月が満ち欠けを繰り返すように、潮が満ちては引いていくように、ごくごく当たり前な自然な営みとして、Hiつべを漁り散らかす日々が始まります。

 

ストチューブの時も中々の勢いでしたが、Hiつべはそれをも上回る有り得ないスピードでコンプリート。更にそれだけでは飽き足らずISLAND TVもしっかりチェック開始。堕落しきった休校期間だから出来たことでした。

 

そんなこんなで勢い付いてしまった落下運動。当然止まるはずもなく、このまま更にギアを入れて沼っていくことに。

 

正直な話、沖縄料理動画の下りまでは、衝撃的過ぎて事細かにに記憶しているのですが、その後、ノリノリで華麗なる転げ落ち芸をキメまくっている期間に関しては、記憶が散り散り。夢か現か幻か。

 

 

気付けば3月も終盤…

 

未視聴のHiつべが底をついた直後。

示し合わせたかのようにHLWYの配信日到来

私は前世で、運命の神様の親を殺してしまったのかもしれません。あまりにも無慈悲。 

 

HiHi Jetsのステージ。たかが15分、されど15分。

 

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(呆気無く救急搬送)

 

うかうかと無防備なまま配信を視聴した私は、15分で披露された5曲にボッコボコにやられます。抵抗する術も無く集団リンチ状態。一瞬でノックアウト。ファイティングポーズなんて取れたもんじゃないのに、一生殴られる。

 

そんな中、脳内の菊池風磨の人格が「あなたはAEDを持って来て下さい!」と必死に叫んでくれていました。有難う菊池風磨さん。(人格マンションな脳内)

 

HLWYでバチボコアイドルやってるHiHi Jetsを享受し、その美味しさを知ってしまった私。まるで禁断の果実です。HLWYのアーカイブYouTubeに上がっているパフォーマンス動画だけでは到底その飢えを凌げなくなりました。

 

その晩、耐え難い飢えに突き動かされるがまま、再びあれこれと調べ回していた私は、素顔4 Jr.盤の存在を認識します。

 

わたし「いや、まだ全然推しじゃないけど、とりあえず買おうかな?」

 

嘘つきは泥棒の始まりとよく言ったものですが、まだ推しじゃないまだ好きじゃないはどう考えても沼落ちのはじまりです。(この時点はもはや"はじまり"でもありませんがご愛嬌)

 

ひとまず素顔4を入手すべく、翌朝起きるや否や、近隣の店舗へ手当たり次第に電話を掛けまくります。ダメ元でしたが、複数ヶ所に掛け合っていると運良く在庫有りの店舗を発見。もはや運命。

 

空っぽの頭で久しぶりに外に繰り出し、即座にお店を目指しました。素顔4Jr.盤、無事滑り込み購入。足早に家路に着き、震える手で開封。噛り付くように見入りました。

 

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(2度目の救急搬送)
 

在り来たりな表現ですが筆舌に尽くしがたい。

 

私のような新参者が拙い言葉で表現してしまうには、あまりに色々なものが詰まり過ぎた尊い尊い1枚。

 

アイドルってやっぱり綺麗だ。アイドルってやっぱり残酷だ。アイドルってやっぱり最高だ。そんな胸の奥底から湧き出づるどうしようもない昂ぶり。

 

「皆さん盛り上がれてますか。楽しめてますか。まだまだ俺たちの伝説始まったばっかなんでこれを最後にしないでください。」

 

ライブ終盤。ラブソーのイントロ。

 

微笑みを携えてマイクを握り締め、優しい声で優しい言葉を紡いだ猪狩蒼弥。その一言一句が痛くて苦しくて愛おしくて、何とも言い難いごちゃまぜの感情に心臓の真ん中がぎゅっとなりました。ジュニアに落ちまいと必死に足掻いていた私が、ここにきて初めて、偶然出会って何となく惹かれてしまっているけどこのアイドルなら愛したいなと素直に思いました。

 

右も左も分からぬ沼落ちヲタクがこの円盤について語れることは些少ながらも、沼落ちの過程で注ぎ込まれたコンテンツとして、この円盤は間違いなく決定打として作用したような気がしています。

 

素顔4履修後から、私の中の何かが明らかに吹っ切れたのです。

 

 

それからというもの…

 

気付けばアクスタやエロハンや写真をぽちり。あくる日は恋の病と野郎組DVDを、そのまたあくる日は裸の少年A盤を、何も考えずにぽちりぽちり。

 

休校期間は当初の予定から更に1ヵ月ほど延び、相変わらず何も無い生活。

 

まさに僕の部屋だけバグってる。夜も昼も上手く来ない。君を太陽にして無理矢理起きてる。そんな日々。(大森靖子節)

 

猪狩蒼弥の引力は日を追う毎に強まるばかりでした。

 

兎にも角にも、何を見ても惹かれ要素のオンパレード。探せど探せど嫌いになるに足る要素が無いのです。精一杯の抵抗も空しく、彼の一挙手一投足の全てに狂わされる私。

 

静かに着実に脳味噌を侵食されている感覚はありましたが、もうそこにかつて感じたような、誰かを推し始めることへの恐怖心はほとんど存在しませんでした。

 

そこにあるのは、私を取り巻くこの状況は、なるべくしてなった御縁なのだなという穏やかな受容。彼のもとでなら見たくない景色を見ることになってしまっても良い、許される限り彼を信じたいという静かな覚悟。

 

しかし、おかしなことに、この時点ではまだ、私は猪狩蒼弥のヲタクではないという謎の自信を持っています。(何故)

 

現実を直視できていないド新規ヲタク、Jr.ヲタとして生きる友人らのストーリーに頻繁に登場していた白いダンボール箱と初めて直に対峙し、青い星が散ったテープを剥がし、箱の中からこちらを覗いていた上裸の猪狩さんと目が合ってやっと気が付きます。

 

あれ?私もしかして沼ってる?(激遅)

 

やっと自分を俯瞰し、本当に取り返しのつかない地点まで来てしまったことを理解しますが、それでもなお、ラストスパートと言わんばかりに手加減なくぶつけられる数々のコンテンツ。野郎組を一気見したり、Hiつべを周回したりしているうちに、長かった休校期間にも終止符が打たれました。

 

今まで通りとはいかずとも、久しぶりに思い出す、人間らしさのある生活。

 

もしかして再開された生活に戻ればすべては無かったことに?的なコロナマジックをこの期に及んで主張しましたが、日常の忙しさに揉まれても、私の脳内の中央には、澄まし顔の猪狩蒼弥が鎮座しているのでした。

 

真っ当な人間としての生活を精一杯こなす傍らで、一向に緩む気配の無い断続的なコンテンツ供給。HLWY Jr.公演。裸の少年円盤。そしてトドメの一撃、Hiパラ。

 

Hiパラに関しては開かないはずの受験生スケジュールを無理矢理こじ開け、夏期講習の授業が終わり次第、塾からタクシーをぶち飛ばす3日間を送りました。KAT-TUNも驚くギリギリの生き様。走れメロスに次ぐ名作、走れヲタクでした。

 

「最後の死力を尽くして、ヲタクは走った。ヲタクの頭は空っぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけの分からぬ大きな力に引きずられて走った」

 

ほら。ぴったり。(太宰先生ごめんなさい)

 

止まらない供給にもう猪狩蒼弥無しでは生きられない女になる以外の術を失った私。

 

ふと気が付けばいつの間にか日曜日のHiTube投稿を心待ちにするようになり、金曜日の少クラを自ら録画するようになり、次々と出版される雑誌を手に取るようになり、ISLAND TVの更新を待つようになり、毎晩欠かさず伝記を読むようになっていました。

 

猪狩蒼弥HiHi Jetsは知らぬ間に、私の幸せを形作る、生活の一部として息づくようになったのです。

 

そんなこんなで辿り着いた今日、2020年9月20日

 

改めて親愛なる猪狩蒼弥様、

18歳のお誕生日おめでとうございます。

 

伝えたいことは尽きませんが、最大限の愛と感謝と敬意を込めて、時間が許す限りアイドル・猪狩蒼弥として生き抜いて欲しいと綴り、お祝いの言葉と代えさせていただきます。どうかこれからも好きに自由に我儘に、貴方らしく生きていてください。

 

最後になりましたが、18歳の猪狩さんは勿論、こんなところまでお付き合いくださった皆様にも幸多からんことを。

 

 

乱文乱筆失礼致しました。

2020.09.20

 

 

今回は突然思い立ち、23:59までに書き上げるべく、タイムアタック的に短時間で作成してしまったので、ポップに(?)起きた出来事を表面的に羅列する形で、比較的私個人の気持ちを含まないブログ仕上がったような気がしますが、受験が終わって時間が出来れば、猪狩蒼弥に対する激重感情・激重愛情みたいなものも綴っていきたいです。例えば猪狩蒼弥宗教論とか。(滲み出る危険思想)