どうしたって貴方に飽きぬどうしようもない秋の話を
少年たちで最後にその姿を拝んだ日はギリギリ18歳だった猪狩さんと私も、凡そ2ヶ月の時を経てお互い18歳を使い切って19歳の封を開けてしまい、晩夏から指折り数えていたその季節はあっという間にやって来ました。
2021年11月20日。国立競技場第一体育館。
HiHi Jets 初の単独アリーナ公演。
五騎当千
20日の夜公演を一発勝負で味わった私が語れることは極めて些少でありながら、思い出せなくなる前に、少しでも多くを覚えてる内に、どうしてもこの秋の話を。
そんなきもちが収まらず、はてブを開きました。
とはいえ、開いたは良いけど、正直なところ未だ消化不良を起こしているので何から語るべきかもよく分からず。
かと言って夏と同様に書き出すには、記憶が朧気で感情ばかり先走ってしまって。
もう仕方がないので今回は形式に拘らず、感情だけでもさっさと供養してしまおうかなと思っております。きっと何時にも増して、一体何を言っているのか分からない圧倒的に読めたもんではない怪文書が出来上がると思いますが、私は元気でやってるのであまり気にしないでください☆彡
(毎度但し書いている通りの自己満独白と言えど投稿した以上は読んでくださる方が居るのかもしれないということでなけなしの良心でセトリだけ貼っときます。前置きに呆れずまだ読んでくださってる物好きな皆様、宜しければ緩く暖かくお付き合いください。)
★五騎当千 11/20(土) 17:30公演 セトリ
2.Attack it! ▹ 嵐
3.Eyes of the future ▹ HiHi Jets
4.Clap-A-Holics ▹ Kis-My-Ft2 玉森裕太
5.FIRE!! ▹ Kis-My-Ft2 北山宏光 藤ヶ谷太輔
【以下5曲 ソロコーナー】
6.Fence ▹ HiHi Jets 猪狩蒼弥
7.DON'T WANNA DIE ▹ Kis-My-Ft2 北山宏光
8.Fake ▹ SexyZone 菊池風磨
9.虹 ▹ 嵐 二宮和也
10.終電を超えて~Christmas Night ▹ A.B.C-Z
11.Lucky Man ▹ 嵐
12.ウィークエンダー ▹ Hey! Say! JUMP
13.T.W.L. ▹ 関ジャニ∞
14.Make You Wonder ▹ HiHi Jets
《MCタイム》
15.だぁ〜くねすどらごん ▹ HiHi Jets
17.baby gone ▹ HiHi Jets
18.Fight back ▹ HiHi Jets
【以下4曲 V6メドレー】
19.Can do! Can go! ▹ V6
20.愛なんだ ▹ V6
21.MUSIC FOR THE PEOPLE ▹ V6
22.WAになっておどろう ▹ V6
【以下3曲 フレジュコーナー】
23.WANNA BEEEE!!! ▹ Kis-My-Ft2
24.Happiness ▹ 嵐
25.シンデレラガール ▹ King&Prince
26.$10 ▹ SMAP
27.Be COOL ▹ 少年隊
28.情熱ジャンボリー ▹ HiHi Jets
29.Complete ▹ HiHi Jets
30.FRONT LINE ▹ HiHi Jets
《挨拶》
【以下アンコール】
32.ZENSHIN ▹ HiHi Jets
(ぬるっと感想本編始めちゃいます)
センターに立つゆうぴ。両翼を固めるはしみずといがさく。
そんな五人を彷彿とさせる白青赤緑紫の五色の布が、眩い照明で燦然と照らされたメインステージ。
暗転後、早鐘を打つ心臓を宥める間も無く鳴り響いたのは、お馴染みの爆音。イントロ。そしてお馴染みの爆音ご挨拶。
五騎当千は、
『ど〜も〜❗️ HiHi Jets で〜す❗️』
3つ拍子が打たれれば、天井から吊られていた五色の布がはらりと落ちて、破裂音と共に新衣装を纏いローラーを履いた5人が華麗に姿を現す。
嗚呼、夏より明らかに遠い。
でもそれで良い。夏より明らかに遠いけど、5人の引力はちっとも変わらなくて、双眼鏡を覗かなくても誰が何処に居るかすぐに分かるし、ローラーで縦横無尽に駆け回る彼らには大きくて広い会場がよく似合う。
目新しい煌びやかな衣装の細部見たさに徐にスクリーンに目線を移した私は絶句した。
オタク キトク 、スグシネル。(電報?)
最近の新衣装、良過ぎてて言葉にならない。布の量が多い衣装好きだし、統一感あるのにメンバー毎に細部で個性が出ている衣装が好きだし、猪狩蒼弥と橋本涼の頭に帽子が乗せられている衣装が好き。有難う衣装さん。
本当に1曲目から1秒も余さず最高だったけど1曲目から特攻で落下物飛んだの最高にアリーナ公演って感じられてガチで骨の髄まで痺れました。
はい次。間髪を入れずに差し込まれるAttack it!
私は島フェスのAttack itが一生忘れられなかった嵐出のジャニオタなので、セトリに食い込んだのが嬉し過ぎて帰りの電車でママに泣きながら感想LINEした。
「外野の言葉はシカトする」って歌う猪狩蒼弥の口元に浮かんだ余裕そうな笑みを私の眼が捉えた時、人類の勝利が確定する音が聞こえたような気がする。
そして作ちゃんが挨拶でも言及してたけど、花道を走るローラーマジで速い。びっくりするぐらい速い。自担を追うオタクが猫じゃらしを追う猫みたいになっちゃう景色かわいい。猫は本来自担の方なのに(?)
そんなこんなですっかり温まった観客を前に待ってましたと言わんばかりに流れ出すEyes of the future is 最高。
希望を歌ってくれるこの曲のイントロで、自らのその素敵なお名前を名乗るや否や「5人全員、誰ひとり置いていかねぇからな」って叫んでくれた猪狩蒼弥が私の神様で当然のように泣いた。
気の所為や勘違いかもしれないけど、最近こういう言葉をかけてくれる時の猪狩蒼弥の主語が"俺"から"俺ら"や"五人"に移り変わっていることが多いような気がして、何だか胸の奥がぎゅっとなった。
去年の配信のEotf。今年のサマパラのEotf。夏を終えた彼らが意志を語った生配信の後に公開したMVのEotf。
そして代々木のEotf。
どんどん表情を変えていく全てのEotfが愛おしくて、きっとこの曲はこれからも大切なものとして、彼らと共に育っていくんだろうなとしみじみ感じ入ってしまうし、それと同時に彼らの未来に大きな期待を募らせてしまう。
な〜んて浸ろうとしても許してくれないんですよ。
すかさずぶち込まれたのはClap-A-HolicsとFIRE!!
鬼畜か。
ただただ鬼畜なのにサラッと始めちゃうんだもん。音楽番組だったら「2曲続けてどうぞ!」って言われる感じの流れでした(?)
どちらも配信で披露されていた曲だったので、16:9の手の平の上の画面で動いていた彼らが、すぐそこで生きている事実ににかなり興奮していた覚えはあるし、私はクラホリでぶち上がる猪狩蒼弥さんが本当に好きなのでセンステで踊る彼を見てずっと震えてた感覚も残ってる。
でもまともな記憶が無い。何故か。答えは簡単で。
次に投下されたのが猪狩蒼弥のFenceだったから。
あの刹那、猪狩蒼弥が世界の創造主で、
今もずっと、猪狩蒼弥が私の神様で。
大袈裟で馬鹿みたいだって分かっててもあの緑の海に溺れるとそういうことを言いたくなってしまう。
私は猪狩蒼弥に全てを掌握された。
同い年なのが嘘みたいに相変わらずよく似合うスーツも、澄んだ瞳を奥に隠してしまうサングラスも、チェーンの垂れる厳つい拡声器も、その両の足で踏み締めたステージも、意志と共に放たれる鋭い言葉も、蠢く緑の光の海も、何もかも全部纏めて貴方の物なのだと、この空間に存在する有象無象が少なくともこの瞬間だけは紛れも無く貴方の物になっているのだと強く大きく叫びたかった。
円盤で初めてFenceを見た日から私はずっとずっと緑の海の1滴になりたくて。
でも、これはFenceに限らずだけど、幾ら私が縋るように取り憑かれたように繰り返し映像を再生しても、時間を遡ることは出来なくて。どんなに願えど足掻けど記憶と記録の壁は越えられなくて。私が彼に出会ったのは20年の春で。19年の夏には行けなくて。
そんな私が、この代々木で遂に緑の海の1滴になれたのである。記録の中で、この世の全てが敵みたいな覇気を纏って武装していた彼は、代々木のセンステで、年に不相応な悟りを漂わせて世界を誰より楽しんでいた。
私はあの景色をきっと一生忘れないだろうし、死ぬ前の走馬灯には、この日の記憶が食い込んでくるのかもしれない。
(私に五騎Fenceの話をさせると本当に止まらなくなるので今日はこの辺で。どうしても書き足りなかった分は気が向いた時にふせったーかなんかで消化します。)
そんなこんなでFenceを乗り越え、
朦朧とした意識で見ていたDON'T WANNA DIE。
作間龍斗ソロ。
サマパラとはまた違った魅力が存分に発揮されていた気がする。路線的には、ブラシンよりもVの時に近いのかな。
でもごめん。本当に情けないけどFence前後の記憶がマジで散り散り。
ただ、私度々申し上げてるんですけど作間龍斗の歌声がめちゃくちゃ好きで、あの綺麗な声だけは鼓膜に届いていた。
何でしょうね。あの音を上げる時に真っ直ぐに上がらない音を引く感じというか、綺麗に透き通って染み込んでくるような声もそうだし、あとは母音とか破裂音の発音の仕方も好き。(キモ猪狩担)
こう考えると、「人が死ぬ時に最後に残る感覚は聴覚」という言説あながち間違ってないのかもしれないですね。
そしてFence前後の曲でありながらショック療法の要領でここに関しては記憶が戻って来てる橋本涼のFake 。
布と戯れる男の悲劇再び―。
HiHi担って該当担以外も含めて橋本涼の前ではオンナになると思ってるんですけど、視線を移すと案の定見渡す限りの屍の海。そして私も屍と化す。
顔面良色気男と大きめの布の組み合わせは危険とあれほど言ったのに、布と戯れるだけでは飽き足らずベット動かし始めちゃうんだもん。(ベットでは無いですステージです)
そして夏で散々感動したつもりだったけど、橋本さんやっぱ歌に磨きがかかりまくってて素敵なお声が更に際立ってますよね。持てる武器をがっつり使いこなせる男は最強。
そんな橋本涼が会場を抱き潰したメンステと反対側。
すっと動いたスポットに引き付けられてバクステの方に佇む瑞稀くんに集まる視線。
やさしいピアノの音色と衣装や髪型やその出で立ちが、私の脳裏からいつかの夏の記憶を引きずり出した。虹だ。
2020年の配信のサマパラで見た虹だ。
やっぱり井上瑞稀ってHiHiの中でいちばんアイドルらしいアイドルで、でもアイドルらしいアイドルって凡庸の代名詞じゃなくて特別の代名詞で。そんなふうに思っていたら涙が出てきて、今日何回泣かされるのかなと半分笑いながらガッツリ泣いてしまった。感傷に浸っているところに胸の柔いところを撫でてくるような井上瑞稀の声は狡い。
ラスサビをアカペラで歌ってたところも歌で魅せることにプライドを持っている瑞稀くんらしくて綺麗でした。
涙と共に掛かった虹を塗り替えてメリークリスマス!!!
メンカラ白がやはり誰より似合う髙橋優斗大先生の終電を超えて~Christmas Night スタートです。
同じ色の服着た大量のバックJr.が付いてても私の視線をかっさらっていくのは優斗さん。やっぱ彼は生粋の主人公ですよね。(もちろん後ろのフレジュの皆さんも可憐でキラキラなのは大前提ですが髙橋優斗さん本人がイルミネーションぐらい発光してて…)
冬の髙橋優斗、髙橋優斗の女が三度の飯より好きそうだなと失礼なことを考えつつ、呑気にニタニタしてたら急に4人が出てくるのでびっくり。
私、メンバーが登場してくるソロ演出が大好きなので爆湧きしてた。かわいいね猪狩蒼弥。終電を超えよう猪狩蒼弥。(結局)
その直後。
「こっ…この音は…!?!??」
☆ ☆ ☆ Lucky Man ☆ ☆ ☆
おかえり俺の夏。 もうこれ以上の言葉は無い。ここに言葉は要らない。至福。
欲しいモノなら全部奪い尽くせってやっぱHiHiに似合うよ。奪ってくれよHiHi Jets。
はい!ところで!!!本日は!!!土曜日の夜公演!!!
♪ 土曜日の夜はハイビート胸騒ぎ~~~
待ってました。ウィークエンダー。
鳥頭なのでここら辺の曲マジで楽しかった以外に覚えてない。あとどの先輩グループの曲が流れても一定数踊れるオタクが居るのオモロい。HAFはオタクの坩堝集団。HAFはオタクのサラダボウル集団。
更にダメ押しのT.W.L.で優勝。
親和性高過ぎてノリノリで あい⁉️あい⁉️あい⁉️あい⁉️あい⁉️ってしちゃったじゃん何コレ。
そして「言論の自由って画面の上で炎上?」って歌ってる猪狩蒼弥、あーしはアンタが本当に好きだ。
落ちサビの瑞稀さんも解釈一致でいいねボタン連打だし、こういうノリノリわちゃわちゃ曲でちょっかい掛け合っちゃうHiHi 男子高校生 Jetsは、現実世界で起きたまま見れる唯一の夢。ACジャパンはこの活動を支援しています。(いません)
いや…
ココでMake You Wonderはエグ。
まあ言うて何処で来られてもエグいんですけどね。本当にサマパラ以降、すっかりMake You Wonderの背中合わせ蒼龍とラストの蒼弥フェイクが無いと生きられない身体になってしまった。悔し過ぎる。
悔し過ぎるけどそんな身体になってしまった今、背中にデカデカと$を背負った猪狩蒼弥が広い会場でローラー履いて披露するMake You Wonderは、万事の病に効く薬でした。あのメンカラ衣装も本当にらヴ。合掌。
さて、あっという間に《MCタイム》です。
レポもだいぶ出てたかと思いますので眠たい私は少しでも早く書き終えるべく少しおサボりします。すみません。今度推敲する機会あればMC内容も書き付けときたいです。何にせよHiHi お喋り Jetsは秋も可愛かったです。
MC明け。当然盛り上がるだぁ〜くねすどらごん。
井上「上の方〜!下の方〜!楽しもうぜ!!!」
猪狩「皆さ〜ん?ぶちかませっ♡」
高橋「ちょっとみんなすごいよ!?!」
橋本「楽しくあそぼうぜぇ〜」
作間「おい!!旗がちっちゃいよ!の割に持ってる滝本くんでっかいよ!!!」
猪狩蒼弥のぶちかませは確実に語尾にheart付いてて心臓持ってかれた。かわいい。あとバックのジュニアの皆さんが掲げてくれてた名前ののぼり旗みたいなやつ私も欲しい。
生Beastお初にお目にかかりますだったから興奮した。
興奮したから記憶無い。死にたい。円盤はやく見せて。もどかしい。喉元掻き切りそう。助けて。(病状は深刻)
baby gone担みたいなとこあるのにベビゴンですら必殺奥義"逃げないでgirl ここ狙ってburn"以外の記憶が無い。
心に棲む銭婆が「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで。」って名台詞で語り掛けてくるけどやっぱり思い出せる状態で覚えておきたかった。首吊りそう。円盤はやく。私を救って。(病状はやはり深刻)
Fight back 、こちらも生はお初にお目にかかりますだったけど、Beastよりは記憶ある。
字面じゃ伝わらないと思うけど電飾で逆上がりしてた。
私は最終的に二重跳びは克服出来たけど逆上がりは最後まで出来なかった小学生だったので、心の女子小学生人格が逆上がり出来る自担に大興奮してて、冷静になった後とても恥ずかしくなった。
それにしても配信期間もそうでしたけど、HiHi Jetsさん限られた範囲と条件でセルフプロデュースして観客に強い印象植え付ける能力に長けてて最高ENTERTAINERで好(ハオ)。
激熱V6メドレーのラインナップは以下。
Can do! Can go! → 愛なんだ → MUSIC FOR THE PEOPLE → WAになっておどろう
V6兄さん最後の夜、強く優しい生き様と潔く美しい去り際を僅かながら拝見して物思いに耽ってしまったので色々思うところがあってじ〜んとしてしまいました。
贅沢なお願いだけど貴方たちがアイドルで居てくれる限り私はアイドレーターだから、これからも5人で私の神様しておくれよHiHi Jets。
4曲ともそれぞれ良かったけど特に記憶に焼き付いてるのはCDCGのイントロ。
擦り切れるほど見た8.8円盤とか画質が平成初期でお馴染みのMステ円盤の一幕がフラバして脳の神経がビリビリした。
8.8もMステもHiHi Jetsとしてステージに立ってることは変わりないけどどちらもHiHi Jetsの為だけに用意されたステージは無かった訳じゃないですか。
それが今目の前に居るHiHi JetsはHiHi Jetsの為だけに用意された代々木のステージに立ってるんだなあって。
ほら、こんなこと言ってたらまたすぐ泣いちゃう。
きらきらフレジュコーナー✨
ラインナップは以下。
WANNA BEEEE!!! → Happiness → シンデレラガール
ワナビーは猪狩蒼弥振り付けらしいんですけどフレジュに振り入れする猪狩蒼弥殿見た過ぎるでしょ。五騎メイキング期待してます。宜しくお願いします。
パフォーマンスは3曲とも素敵でした。私はHiHiを見に来たけどHiHiの後ろに居る彼らも本当に立派なアイドルで、この大好きな空間はアイドルで敷き詰められてるんだなあって。ジャニーズが好きです。私。(?)
そして私忘れないよ。大東立樹 ソロコンサート 2021 一騎当千 のこと。顔が綺麗な大東くん見ながらPrecious oneはアンタでしょってツッコミそうになった。
$10のイントロでどよめく会場。←すき
私もどよめいた。本日二回目だけどおかえり俺の夏。
その衣装でこの曲はもう俺の夏でしかないのよ。代々木に参戦することでようやっと夏の亡霊を脱せるかと思っていたのに余計沼ってしまって血汗涙止まらん。もういいや。愛はお金が掛かるけど私はあんたを愛すよ猪狩蒼弥。
少年隊さんのBe COOLで色気が止まらない猪狩蒼弥さん←すき
ジュニア2人ずつ侍らせて華麗に踊る5人色気と余裕が凄くてどエレぇぇぇぇ!!!!(訳:どエロい)
遠くから拝んでるだけで目眩動悸耳鳴りが止まらなくて卒倒するかと思ったのでこの時の猪狩さんめちゃくちゃ見える位置じゃなくて本当に良かった。
そして新参者の私は存じ上げなかったのですが、こちらの曲も昔々のHiHiちゃんとご縁があったそうで。それ聞いて粋なことするなあって感嘆の溜息零しちゃった。 時の経過や育ちの軌跡が見える形で懐かしい曲を披露してくれるって当時を知ってるオタクにとってめちゃくちゃ嬉しいことじゃないですか。来たる者のみならず連れ添った者まで、本当に誰も置いていきませんねHiHi Jets。
YouTubeで親の顔より見た情熱ジャンボリー。
やっとやっとやっと生で聞けてまたも血汗涙を流した。流石に可愛すぎだろ情熱ジャンボリー。そしてペンラの動きがめちゃくちゃ綺麗なのよ情熱ジャンボリー。
思い出したから変なタイミングで書き付けとくけどここまで勢いだけで語って触れられてなかったけど、五騎のバクステに設置されたバンクが凄いんですわ。本当に。
終演後、バンクに残った滑走痕を見つめてたの思い出して急に泣きそうになってるから夜に懐古するのやめたい。眠いし。
あんな良いステージ見せてもらったのに圧倒的雑感でガチでごめんね。
そして今セトリの中で唯一と言っても過言ではないバラード系統の全員曲。Complete。
これに関しても私はリアルタイムでは3人時代を知らないから多くは語れない。
でも5色に光るスタンドマイクが、5分割された大画面が、この曲をこの初アリーナ公演の大舞台で5人で歌い直す意味を示唆してるようで勝手にグッときた。
人間はどうしても弱い生き物だけど、過去・現在・未来の全ての時間と目を逸らさずちゃんと向き合えることはきっと強さだからその強さを信じていたいと思うなど。
初披露。新曲。
FRONT LINE。
HiHi Jetsが世界に宣戦布告する瞬間を目撃してしまった。
日本語が足りないけどこの並びのセトリのこの位置でこの曲を披露したの本当に考え抜かれ過ぎてて怖い。
イントロからぶち上げで会場中のペンラが荒れ狂ってたし、あちらこちらで上がる火柱の暑さにクラクラした。あと衣装天才。メリケンサックって何。殴ってくれ。衣装のみならず、新世界とか最前線とか最先端とか歌唱部分もゴリゴリ武装で好きだしラップは流石に猪狩節効き過ぎてたから早く全歌詞欲しい。
ラップ詞痺れまくった感覚は残ってるけど「五に拘るのは大前提 」で脳味噌殴られた瞬間、目の前に火花が散って思考がショートしたので肝心の歌詞を全然思い出せない。嗚呼猪狩蒼弥だって思った四字熟語何だっけ。獅子搏兎だっけ。何か違うな。とりあえず派手に美しく3秒で堕とされました。
ヤバい。円盤欲しい。ガチで欲しい。何度でも見たい。手震えてる。
FRONT LINEは麻薬。
麻薬を頭から浴びせられた後の挨拶。
死ぬほど泣いた。嗚咽を零さないよう必死で噛み締めた歯が砕けるかと思った。
円盤で全公演の挨拶をノーカットで収録して欲しい。彼らの生きた言葉を残して欲しい。夏もずっと声高に主張してたけど彼らには、”言葉で他者の心の琴線に触れる力”みたいなのが備わってるから彼らの生きた言葉を残して欲しい。
とりあえず記録として各メンバー挨拶の個人的にグッときた部分の大意を活字として打ち込んでおくけど正直これじゃ意味が無い。
拙い語り部の私からじゃなくて、彼らの声と間合いとトーンと言葉と、その全てから受け取って欲しい。そのぐらい本当に素敵なメッセージなんです。
橋本「HiHiJetsのライブは楽しかったでしょうか。このクラスの大きさの会場を、俺たちHiHi Jetsがライブをやらせていただくとジャニーさんに言ったら、ジャニーさんなんて言うんだろうなって思って。”Youたち頑張りなさい”って言うか、”Youたちまだ代々木なの?”って言うか、ジャニーさんのことですから何て言うかは予想付かないんですけど、でも少なくとも、今ジャニーさん、俺の予想だと多分どっかで隠れて見てると思うんですよ。いつも隠れてますから。そんなジャニーさんに愛を貰い、色々な方の愛を頂いて、こうして僕たちはこの代々木のステージに立っています。」
作間「こうやって右を向けばメンバーが居て、こうやって周りを見渡せば皆さんファンの皆さんが居て、でね、いつも黒い服着てますけどスタッフさんの皆さんもちゃんと見えてます。本当に色んな人にお世話になってるんだなって日々感じています。僕自身もこうして沢山の人に応援していただける身としてちゃんと出来るようにこれからも、今もですね、ずっと、頑張っていきたいと思っています。これからも是非着いてきてください。」
猪狩「改めて皆さんのおかげで、俺たち此処に立てているんだということ、もう感謝の気持ちしかないです。やっぱり。でも本来は、俺たちが皆さんの生活を豊かにするべき存在で、俺たちがステージに立つっていうことが、皆さんにとって、映画を見たりとか、サッカーをしたりとか、メイクしたりとか、それと同じように皆さんの生活があって、皆さんが守らなきゃいけないものがあって、守ってくれてる人が居て、そういう生活があった上に、俺たち、なんでしょう、エンターテイナーというか、ステージに立つ、立たせて頂いている、俺たちの娯楽っていうのを皆さんに届けられていたらいいなって、今日改めて思いました。」
井上「僕たちのことを考えて、団扇を作ってくれたりであったりとか、髪をちょっと変えてみたりだとか、ネイルをしに行ったりだとか、そういう僕たちへの思い、ちゃんと僕らに届いてます。これから、僕たちはもっともっと色んなところ、大きなところ、そして皆さんの近くに行けるように、頑張っていきたいと思っております。会場が広くなるにつれて、”あぁHiHi Jets遠いな”、そんな距離感、僕らは感じさせません。これからも、どんなに離れてても、皆さんの近くに居ることを心掛けながら、皆さんが幸せだったなと思えるようなコンサートを作っていけたらなと思っています。」
高橋「ずっと本当に僕はひとりで生きられない人間というか、皆さんに”嗚呼こいつバカだなアホだな助けてやらないとな”って思ってもらいながら、生きてる人間なんじゃないかなって。まあ自分なりにはしっかりしようと思ってやってるんですけど、でもやっぱ赤羽と赤羽橋間違っちゃうんですけど。でもなんかそんな僕なんですけど、こういう、ここに来てくれてるHAFの皆さんだけじゃなくって、本当に日本中のHAFの皆さんに支えられているから僕は生きてられるな思っています。」
挨拶終わり。2度目のHiHi Jets。
ガチずっと泣いてた。彼らの名前を必死に呼ぶ声が、代々木中に反響して共鳴するのを聞こえるはずが無いのに聞いた気がする。
「俺たちが伝説になるって夢を持つ限り俺たちは一生挑戦者です。だから俺たちは誰よりも早く。誰よりも自由に。誰よりも派手に。このステージから伝説作っていくぞ。」っていう猪狩蒼弥の言葉を聞いて、もう何より見たいはずの猪狩蒼弥でさえ見えなくなるぐらい視界がぐちゃぐちゃになっていた。
落ちサビを歌う瑞稀くんを茶化す優斗さんと、それを止める猪狩さん。
ただの茶番の一幕のはずなのに、「頑張ってるんだから邪魔すんなよ」みたいなことを叫んでる猪狩蒼弥を見ていたら、どうかこれから先の未来で5人の頑張りが虐げられませんようにって祈らずにはいられなくて。
アンコールはZENSHIN。
ZENSHIN堕ちオタクが遂に満を持して生ZENSHINフルver.に謁見する神回。
気付けばさっきまでの涙は止まっていて。
笑顔でおうちに返してれるHiHi Jetsを深く愛した。
「だって男の子だも〜〜〜ん」でスクリーンにデカデカと抜かれた猪狩蒼弥さん、全然男の子じゃなくて草。女児もしくは女子ドルかと思いました。
最後ステージから見えなくなるその瞬間まで口々に「愛してる」を叫ぶHiHi Jets本当に愛してるよ。有難う。
(終)(?)
何か今日興奮のせいなのか何なのか、本当に文章の組み立てが上手くいかなくてどうしようもないので、ここからは書き足りなかった考え事の一部をちょっとだけ吐き出そうのコーナーです。
引き続き毒にも薬にもなりません。
さて、早速話が逸れるようですが、皆様は"守破離"という日本語をご存知でしょうか。
武道や芸道の道を極める人々の在るべき姿として度々語られるアレです。
私は普段からHiHi Jetsのことを"守破離"が上手なグループだなと思っていて、もっと言えば"守破離"の後に『立』を添加出来る"守破離立"が上手なグループだなと思っています。(付け加えた『立』 は"確立する"の『立』や"立ち返る"の意味を込めた『立』です。)
守る。破る。離れる。そして 確立する 傍らで 立ち返る。
今回の五騎当千は、そんな私の大好きな"守破離立"が上手なHiHi Jetsを全部まとめて詰め込んだみたいなライブだったなあというのが実は1番大きな感想。
そう評した上で、どうすれば何より尊かった幸せなあの時間の欠片を繋ぎ止められるのか分かりませんが、久々の有観客公演だったサマパラが、圧倒的に"今"と"未来"志向の空間だったとするなら、初のアリーナ公演だった五騎当千は、"過去"から"未来"までを何もかも引っ括めて丸ごと抱き締めてくれる空間だったなと思います。
HiHiが全身全霊で生きていることを証明しながら、 HiHiがこれまで歩んできた過去を辿り、HiHiが道すがらで失った時間を取り戻し、HiHiが目指す未来を示すための2日間。
道すがらで失った時間を取り戻す という観点においては、特にコロナに塗り潰された時間を取り返すみたいな意味合いが強かった側面があるんじゃないかなぁと、一時TLを賑わせていた代々木が本来は去年開催される予定のだったみたいな話題を思い出しながらぼんやり考えていました。
無観客配信で披露されていた曲が多くセトリ入りしていた点とか、配信サマパラを彷彿とさせる瑞稀くんの金メッシュとか、もしかしたらそういうことなのかなって。あくまで根拠の無い私の体感だから言ってしまえば妄想ですが。
もう少し要らぬ話を続けると、猪狩さんと同世代の私は、所謂"高校生活最後の"という枕詞が付いた諸々が跡形も無く奪われてしまった世代で、もうすっかり日常に溶けてしまった未曾有のコロナ禍だけど、日常に溶ける前は嫌というほど泣かされたし、奪われた瞬間のことを思い返すと、やっぱり記憶と共に心がじんわり痛みます。為政や医療の現場を中心に、国や世界が丸ごと揺らいだことが1番大きかったと分かりつつも、目に見える全体の大きな揺らぎの下で、傷付いた個の痛みを忘れたくはなくて。
私にとってのその個の痛みのひとつはアイドルなんです。
自粛が叫ばれ続けたコロナ禍において、アイドルの公演の中止や配信への切り替えなんて世間から見れば取るに足りない当たり前の成り行きだったのかもしれないけど、今現在私を生かしてくれている娯楽の是非が問われたことを、そして是非が問われ在り方が揺らいだ中でも娯楽を止めなかった彼らのことを、簡単に過去に埋没させて蔑ろにしてしまいたくは無いなと強く感じています。
あとはあれです。
ライブ内容と関係あるかも分からない時代柄についてまだお気持ち表明するの?って感じかもしれないけど、自粛落ちオタクである私は、あの異質な期間がただの抑圧された息苦しい過去として封印されたら、たとえそれが事実だったとしても、そのタイミングで猪狩さんに出会って救われた私まで暗闇に放られるようで悲しいなと思っていて。
だから今回のセトリで、「失った過去だって未来で取り返すから大丈夫。全部纏めて抱き締めて愛せる。」みたいな姿勢を示されたようで、都合の良い曲解に過ぎないけど私の心の穴は凄く満たされた。失ったものを数えるよりもじゃないけど、何かそんな生き様がEotfのラップみたいだなって勝手ながらに思ったり。
こちらは時代柄とは関係無い話になるし、先述の通り、私はその時代ををリアルタイムでオタクとして過ごしていなかったけど、Completeの5人歌唱も、ある種そういう道すがらで失った時間を取り戻す意味合いがあったのかなって。
そうやってひとつひとつ清算して、自分たちが自分たちを肯定できる現在を作れるよう一心不乱に足掻いて藻掻いて、最善のリスタート地点として設けられたのがFRONT LINEだったのかななんて。やっぱり考えすぎでしょうか。
いずれにせよ、今回の五騎当千を通して大好きな五人に世界で一番幸せになって欲しい、あわよくば世界丸ごと幸せにして欲しいっていう思いが一層深くなりました。
是非伝説になるその日まで五人で世界を魅了し世界を愛し抜いてください。
素敵な秋を有難う。
最後になりましたが、HiHi Jets、そしてこんな殴り書きの感情供養に最後までお付き合いくださいました心優しき皆様にも幸多からんことを。
乱文乱筆失礼致しました。
2021.11.23 (のつもりが日付超えちゃったから11.24)
(毎度お馴染みのロジック壊滅パッション全振り脳死作品に仕上がったので次のお休みの日辺りにぼちぼち推敲します。誤字脱字から伝わらん日本語までよりどりみどりかと思いますがどうかお手柔らかに。)